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2020年6月20日 (土)

2020年度「基礎講座」~オンライン授業風景(その2)

看護学部の1年次生対象の「基礎講座」は、4月からZoomによるオンライン授業が行われています。本日(6月10日)の基礎講座第4回目は「資料を探す・学びを記録する」がテーマでした。前回のブログ(2020年度「基礎講座」~オンライン授業風景 その1)に引き続き、後半の様子をご紹介します。

授業の後半は、養護教諭課程の津田聡子准教授による「eポートフォリオの使い方を学ぶ」でした。本学は、Web上で資料公開や試験・アンケート・レポート提出などを行える学習支援システムWebClassを授業に活用しています。
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eポートフォリオ内に成果物を蓄積する方法は第3回の授業で説明をしていましたが、ポートフォリオを活用する中で、最も重要な要素の1つである「省察」の方法について詳しく説明がありました。WebClass内では、自己評価を可視化するためのグラフを閲覧することができます。授業ごとに自己評価がどのように変化していくか、学修到達目標を達成するための自分の課題は何なのかなど、何度も振り返ることが可能です。

学生から寄せられた感想の一部を紹介します。

  • WebClassの評価分析についてはこのような機能があることに驚きました。ここで提出物や自分の評価を見ることができ、自分の直さなければならないところがグラフで分かるということを今回の授業で初めて知りました。
  • eポートフォリオでは毎回の講義で自分ができなかったことを振り返ることができるものなので、自分に不足していたものをしっかりと考え、記入するようにしたい。
  • eポートフォリオのやり方、提出物の確認の仕方についてもわかった。評価もグラフ等で表されているので、とても見やすいなと思った。後で振り返った時にもいいなと思った。
  • eポートフォリオで、これまでに提出した物がグラフ状に可視化できるので、これからは頻繁にチェックしていきたいと思いました。
  • eポートフォリオでは、今までの自己評価を確認することができ、勉強するモチベーションの向上が出来るなと思いました。eポートフォリオを有効に使って、自分の学力の向上につなげようと思います。

学生の皆さんが、自分の学びを客観的に評価し、さらに振り返ることで「学びの深化」が促進されることを願っています。