サミュエルメリット大学研修生のみなさんの 学内キャンパスツアーで・・・
6月18日(月)にサミュエルメリット大学の研修生のみなさんが、1号館3階の地域看護実習室を見学されました。
畳の和室や布団、障子など、日本の一般家庭を想定した看護実習室を、興味深く見学されていました。異文化を体感する一場面だったのではないでしょうか。この和室には、茶道の茶釜を沸かす炉があります。
ご存知でしたか・・・
6月18日(月)にサミュエルメリット大学の研修生のみなさんが、1号館3階の地域看護実習室を見学されました。
畳の和室や布団、障子など、日本の一般家庭を想定した看護実習室を、興味深く見学されていました。異文化を体感する一場面だったのではないでしょうか。この和室には、茶道の茶釜を沸かす炉があります。
ご存知でしたか・・・
小児看護学領域では、2年次の春セメスターの「小児看護学概論」において、健康な子どもと家族の看護について学習します。「基本的生活習慣の発達とその援助」の中では、小児期の育児について学びます。基本的生活習慣の援助として、学生さんたちに離乳食の試食の演習を取り入れています。学生さんたちは、市販の離乳食を試食しています。
そこで、毎年、スペシャルゲストとして、離乳食の時期のお子さんとお母様を授業にお迎えしています。
今回のスペシャルゲストは3名です。本学看護学部卒業生のお母様のネットワークで、参加していただきました。
☆くるみちゃん(通称 くるみん 5ヶ月)
☆あんちゃん(通称 あんちゃん、あんさん 7ヶ月)
☆のりひとくん(通称 のりくん 10ヶ月)
(学生さんが離乳食をあげようとしていますが、カメラ目線です)
(つかれちゃいましたか。お母様につかまり、胸に顔をうずめています)
(学生さんたちとの握手で、ごきげんです)
(学生さんたちからのタッチ!です)
(じっと、学生さんたちの顔をのぞきこんで、興味しんしん)
(それぞれの離乳食を食べて、感想を話し合います)
子どもが、「飲む」ことから「食べる」ことへの移行期間を「離乳期」といいます。そして、その間に食べるものを「離乳食」といいます。子どもの機能の成長・発達によって、不足しがちな栄養分を補充することです。そして、離乳食には「噛む」「飲み込む」といった、食事の嚥下や咀しゃく運動を促す効果があります。食品のさまざまな味や舌触りを覚えることで、食生活の基盤をつくります。
離乳食の大事な点は、子どもたちが「食べる」ことの楽しさを知ることです。離乳食とは、母乳(ミルク)以外の食品からも栄養を取り入れ、幼児食へと移行する過程の食事のことをいいます。成長・発達段階の月齢に応じ、母乳(ミルク)と離乳食の割合、食品の大きさや固さを変えていきます。子どもが、噛みつぶして飲み込むトレーニングをすることと共に、色々な食品の味と食感を覚えていくことです。
学生さんたちには、小児期の重要な離乳について考えることができる学習内容をめざしています。
授業担当教員のコメント(小児看護学 宮谷 恵)
毎年恒例の離乳食の授業でしたが、3名もの赤ちゃんゲストは久々でした。
子どもたちみんな、150人の学生さんたちがいる教室でも泣きもせず、いい子たちばかりで本当によかったです!。学生さんたちは、「きゃ~かわいい!!」「さわってもいいですか?」「握手してください!」と離乳食試食そっちのけで、アイドルに会ったかのような騒ぎでした。
学生のリアクションペーパーには「とにかく赤ちゃんがかわいかった」「みんなニコニコしていい子たちだった」「癒された」「離乳食をあげたらパクパク食べてくれて可愛すぎた」「子どもが欲しくなった」などのコメントがたくさんでした。
赤ちゃんとお母様、来校していただき授業への参加、本当にありがとうございました。
(写真の撮影と使用については赤ちゃんの保護者および学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子
本学では臨床看護職支援プログラムとして、病院や地域などで看護研究に取り組もうとお考えの看護職の皆様を対象に講座を実施しています。
開催時期は5月から9月まで毎月1回土曜日午後、各2時間で計5回です。第1回として5月12日(土)に開催された時の様子をご紹介させていただきます。
ご参加者へ配布する資料・パンフレット
「看護研究とは何か」と題して、市江和子看護学研究科長が、看護研究の基礎的知識、考え方について講義されました。特に研究プロセスでは、リサーチクエスチョン(明らかにしたいと思う疑問)から研究課題へと焦点化する過程を中心に説明されました。併せて、看護学の研究領域でよく活用される文献図書を紹介されました。
講座風景
終了後には、参加者の方々より、次のようなご感想をいただきました。
・仕事を通して疑問に感じていることを、どのようにして研究テーマにすればよいかわからなかった が、取り組んでみようと思った。
・職場で研究をするよう言われているが、きちんと学ぶ機会がなく、何から取り組めばよいかを知り たかったので、良い機会だった。
・紹介された文献がわかりやすそうだった。早速、参考にしたい。
ご参加いただいた皆様、アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。
教室前にて市江和子看護学研究科長(中央)、受付等を一緒に担当した大山末美准教授(右)と筆者(左)
今後の開催日程やテーマ、お申込み方法については、本学ホームページをご覧いただくか、本学のキャリア支援センターにお問い合わせください。
看護学研究科公開講座はこちら
出席は全回通しでも各回単独でも可です。参加費無料、駐車場無料。
土曜日午後の2時間、どうぞ、大学を学びの場としてご活用ください。
筆者は2013年の看護学部ブログ開設時から、助産学専攻科の記事をいくつか書いてきました。ブログカテゴリーでチェックして、そちらも見ていただければ嬉しいです。