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2017年3月21日 (火)

ナンヤン理工学院の学生とエンゼルケアの演習をしました

こんにちは。日差しに暖かさを感じられるようになりましたね。

2月末から3月にかけて、ナンヤン理工学院の学生が来学されました。

様々なプログラムがありますが、日本の病院での看護ケアの実際を学ぶプログラムとして、今回エンゼルケアの演習を担当させていただきました。

『病院での』と謳っていますが、実際は看護学部の教員2名で担当し、本学の学生(看護学部・リハ学部)がサポートしてくれました。

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今回研修に来ているナンヤン理工学院の学生さんは、夏にナンヤン理工学院に研修に行った本学の学生のホストファミリーをされていたそうで、お互いに関係を築いていて、積極的に関わってくれました!

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 英語での講義の一場面です。

講義の後はデモンストレーション!!国際交流センターの職員が通訳をしてくださいました。

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シンガポールでは看護師がエンゼルケアを行うことはないそうで、どのようなことをするのか真剣に見学されていました。本学の学生も、学内演習では実施しない内容でしたのでいつも以上に(?)真剣に見学していました。

デモンストレーションの後は、学生同士での演習です。

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本学の学生がサポートしながら実施しました。

日本は寒いのでジャケットを着ていましたが、メイクをするのに脱いでもらうのを忘れてしまい、途中で脱いでもらったりしました。このときも本学の学生とナンヤンの学生がお互いにコミュニケーションをとっていました。

 文化の違いについてもお話を聞きながら、死後のケアであるため怖くはないかなど、ナンヤン理工学院の学生からもいくつか質問をいただきました。

亡くなられても生きているときと同じように話しかけながらケアすること、ご家族と一緒にエンゼルメイクをすることで亡くなられた患者さまに触れ、向き合い、ともに患者さまのことをお話ししながら、闘病中には話す間がなかった元気だったころのお話などを聴かせていただいたりすることで、グリーフケアとして行うこと、また、自分の看護を振り返る機会にもなることなどをお話ししました。本学の学生にも感想を求められ(ナンヤンの学生さんは積極的です!)、実体験をもとに語ってくれた学生もいましたし、初めてのエンゼルケアの率直な感想、家族とのコミュニケーションが重要だと思ったことなどを語ってくれました。

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 最後はみんなで記念撮影をしました。その後も、学生は学生同士で交流するために一緒にランチをしにカフェテリア(学生ホール)に行っていました。研修プログラムは過密ですが、その合間に少しでも交流を深めようとしている学生同士の絆の深さを感じました。

 今回、研修プログラムの一部に参加させていただき、これまで臨床で行ってきたエンゼルケアを振り返る機会をいただきました。また、文化の違いからケアや教育について振り返る機会となりました。学生の意外な一面を見ることもでき、楽しい時間を過ごすことができました。

本学には一年に何度か提携校の教員や学生が研修に訪れます。海外にはなかなか飛び立てませんが、こちらに来てくださったときには積極的に関わっていきたいと思いました。

基礎看護学 水野