2015 聖灯祭 初出店報告!
今年も11月7日(土)に、2015年度の聖灯祭が行われました。当日の2つの模擬店の初出店報告をさせていただきます。
「周」の店
ウエルドニッヒ・ホフマン病(筋肉が萎縮していく難病)の中村周平君のお店です。もう大人なので「周平君」などと呼んでは失礼なのですが、小さいときから知っているためついそう呼んでしまいます。難病のイメージで彼に会うと驚くかと思いますが、いたって明るく楽しい、恐竜&特撮オタクです。寝たきりですが、左足の指先でパソコンのトラックボールを操り、とても味のある温かい絵を描く「画伯」です(たびたびメディアにも登場しています。今年の24時間テレビにも出ました)。
周平君とお母さん&周平画伯のポストカード
彼の描いたイラストの入ったタオル、Tシャツ、トートバッグ
大学祭では、足だけで描いた彼のポストカード、Tシャツ、トートバッグ、カレンダーなどを売りました。皆さん興味を持って下さり、たくさんの人にお買い上げいただきました。ポストカードの売り上げの一部は個展開催の資金とさせていただきます。ご協力ありがとうございました(そう、実はこのときは鴨江アートセンターでの個展を次週に控えていました。またの機会には皆さん個展にも来て下さいね)。
「えほん文庫」
大学から程近いところのご自宅で「えほん文庫」を開催し、多くの親子に親しまれている大村由実さんのお店です。ご自身はダウン症を持つお子様のお母様でもあり、今年は大学の助産学専攻科の授業のゲストスピーカーにも来てくださいました。大学祭ではミッフィーちゃんのバリアフリーグッズを中心に、何と11月8日発売の著書『うちの子育てはっけよい! ダウン症がなんのその!? 』も一足早くお目見えしました(大村さんもたびたびメディアに登場する有名人です。「えほん文庫」のブログをぜひ見てください。実はえほん文庫は今年で8周年を迎え、この日はその記念イベントを翌日に控えていたのでした)。この著書は大学図書館にも寄贈していただきました!(読みやすいコンパクトな本なので、皆さんぜひ読んで下さいね)
写真右が大村さん
(ダウン症を持つ息子さんのごうちゃんと、お姉ちゃん、お父さんも当日来てくれました)
かわいいミッフィーちゃんグッズはお客さんにも大好評で、本も売れていました。両方のお店とも足を止めて見てくださった方、お買い上げいただいた方、本当にありがとうございました。多くの方に障害やバリアフリーを知っていただくきっかけになったと思います。次年度も大学祭での出店を目指しますので、応援よろしくお願いします!
(サポーター&レポーター 小児看護学 宮谷 恵)