4年生 統合実習(慢性看護学領域)の風景
今回は、4年生の統合実習(慢性看護学領域)の様子をご紹介します。
統合実習は、学生最後の実習として、4年間学んできた知識・技術を統合しながら、
現場の専門職とともに看護の実際を経験する実習です。
学生は7つの看護学領域から自分が実習したい領域を希望して、
2週間の実習を行います。
慢性看護学領域では、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院の内科系病棟で、
1病棟2~3名で実習を行います。これまでの実習では患者様1名を受持ち
看護を学んできましたが、統合実習では、複数(2名)の患者様を受け持ち、
優先順位を考えながら看護を行うことを経験します。
実習前に、患者様に行う可能性のある援助を患者役・看護師役に分かれて疑似体験。
そして、いよいよ病棟実習。事前に行動計画を立てても、
実際には計画した時間通りに進まないことも多いです。
そんな時は、実習指導担当看護師さんに相談。的確なアドバイスを得て、
行動を修正できました。
看護チームの一員として、自分から積極的にスタッフに相談・報告できましたね。
看護師さんの見守りのもと、緊張しながら、点滴静脈内注射薬の準備。
安全な看護技術を行うためには、
一つ一つの行為の根拠をしっかりと理解することが、必要だと学べました。
病棟での実習を終えて、学びの報告会も行いました。
病棟ごとの学びを共有しあい、さらなる気づきが得られました。
実習病棟からも多くの病棟実習指導者様がご参加くださり、
暖かな講評をいただけました。
統合実習を通して、看護の実際を経験し、将来看護師として働くことに向けての
自分の課題や目標を見つめることができましたね。
2週間前より、それぞれ成長してますよ。
みなさん、お疲れ様でした!
看護師になって活躍してくれることを楽しみにしてます。