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2019年10月 2日 (水)

今年もナンヤン理工学院の看護実習生2名を受け入れました

毎年9月になると本学と大学間交流協定を結んでいるシンガポールのナンヤン理工学院(Nanyang Polytechnic)から看護学生が、日本の看護を学びにきます。

今年も2名の学生が、1か月間滞在し、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院、聖隷おおぞら療育センター、浜名湖エデンの園、訪問看護ステーションなど様々な施設で実習しました。

ナンヤン理工学院は日本でいうと高等専門学校にあたる学校で、彼女たちは卒業したら、大学に編入し、より専門的な看護を学び、研究をしたいと志が高い学生たちでした。

聖隷三方原病院での実習写真より

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将来、手術室や救急救命室の看護師になりたいという夢を持つ彼女たちは、手術室、ICU、ER、Dr.ヘリを見学しました。シンガポールでは大きな地震はありませんが、隣国のインドネシアの大地震、津波が発生していることから日本の地震訓練についても関心が高く、実習中に行われた救急外来での救護所訓練の様子も見学させていただきました。

大地震に備えて日ごろから訓練している様子に驚いていました。

入院病棟の実習では、看護師さんについてシャドーイング実習を行いました。日本語はわからない彼女たちですが、日本の看護師が担っているタスクの多さに驚きながらも、チームワークのよさ、お互い尊重をし合っていること、患者と家族の気持ちに配慮していることなど感じ取っていました。

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(カンファレンスを終えてお世話になった看護師さんたちのとの記念撮影)

 

実習も終わりに近づいてきた25日に、お別れ会も兼ねて看護学部の教員と9月に聖隷クリストファー大学からシンガポールで2週間国際看護実習を行った学生たちと一緒に食事会を開催しました。

シンガポールの看護教育の現状など、とても興味深いお話を聞けて楽しいひとときでした。

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9月27日の実習最終日は、4週間の実習の成果をパワーポイントにまとめ、看護学部の教員9名と学生2名を対象にプレゼンテーションをしてくれました。

自分たちの国との看護の違いがきちんとまとめてあり、積極的、意欲的に多くのことを吸収してくれた実習であったことがわかりました。

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最後に、4週間の実習をコンプリートした証として修了証が看護学部長より手渡されました。

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   (Amyさん)          (Jengさん)

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(実習報告会に参加してくれた人たちとの記念撮影)

*写真はすべて掲載の許可を得ております。

文責 小出扶美子