« 学生レポート:基礎看護学実習Ⅰを終えて | メイン | 学生レポート:クリスマスムードに »

2017年12月15日 (金)

~国際交流の紹介~ 国際看護実習生が実習の学びを報告しました!

本学は、シンガポールにあるナンヤン理工学院(NYP)と国際交流協定を結んでいます。

毎年、海外の看護に関心をもつ看護学部の学生が、NYPで開講される国際看護実習に参加しています。

今年度も4年生2名が、9月に2週間にわたる実習に参加しました。

とはいっても、実は実習生は、実習の半年前から、語学のトレーニングや実習事前学習に取り組んでいました。

この期間は、ちょうど臨地実習にあたり忙しい時期のはずでしたが、実習指導担当教員や英語教員、グローバル教育推進センターの職員による温かで熱心な支援を受けて乗り越えてきました。

 その成果をもって、実習生は現地に飛び、ホームステイ、一般病院・高齢者施設・訪問看護ステーション・健診センター等で実習し、シンガポールに特徴的な健康問題や、健康に関わる政策、看護実践について学び、その学びをまとめてプレゼンテーションしました。もちろん英語で、です。英語版の資料もしっかり準備しました。

 プレゼンテーションでは、NYPの先生方から指導をいただいて修正しました。NYPの先生方から、よいしあがりであったことや、率直な学習態度に対するお褒めの言葉をいただきました。

 写真は、帰国後、後輩に実習の学びを報告している様子です。

 実習生はそれぞれ、自分の関心のある看護について学ぶための実習目標を自分で設定していたので、その目標に沿って学んだこと、気づいたことを、考察を加えて伝えていました。

実習生の成長ぶりがよく伝わる報告でした。

Photo -国際看護実習 学びの報告会① -

Photo_3    -国際看護実習 学びの報告会② -
実習生の木下美穂さん(向かって左)、森 恵美菜さん(右)です。

実習生は、2月の国家試験受験を経て、来春、看護師としてデビューします。
国際看護実習で得た自信や学びの可能性を大切に、活躍してほしいと願っています。


                                                     国際看護実習 科目責任者
                                                                 樺澤三奈子