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2019/07/23

2018年度海外研修(中国)参加学生の声④

~中国(重慶)について~

重慶市は中国の直轄都市でもっとも大きい都市です。暑さで有名で、冬も低くても4~5℃ほどまでしか下がらないそうです。

重慶市の食文化は、四川省の流れを汲むため、辛いものが多いです。とはいえ、家庭料理は辛いものが多いということもなく、毎日辛いものを食べる人たちばかりではないそうです。

火鍋は重慶市の名物で、周囲のお肉やホルモンなどを真ん中の鍋につけて火を通し、薬味の入った油につけていただきます。鍋のスープは飲むものではないので、物凄く辛いです。

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麻婆豆腐はどこのお店に行っても必ずあり、毎日食べました。

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小籠包は、今回案内をしてくれた現地ガイドの厳さんが、希望を聞いて取り寄せてくださいました。ネットで注文して、食事をしていたお店に届けてもらい、届いたお店の料理ではないのに出していただけて、中国ではそんなことができるのかと、とても驚きました。

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夜は地下鉄に乗って厳さんオススメの夜景のスポットに向かいました。

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千と千尋の神隠しの舞台とも言われるスポットです。実際の場所は、写真よりずっと活気がありつつも幻想的で、みんなで橋を渡って観光したこともあり、印象に残っています。

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街中の散策と、重慶市の有名な観光名所の解放碑にも行きました。

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最後に三峡ダムの博物館に行きました。

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中の展示はこのように様々な展示がありました。特に、中国は多民族の国なので、各々の民族衣装や装飾品が飾られているコーナーが、印象に残りました。それぞれ民族の文化に合った装いになっていて面白かったです。

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日本にいると、中国について情報を得る機会があまりないと思いますし、プラスなイメージを持っている人だけではないと思います。実際、私も中国について調べても良くわからない部分もあり、そんなまま研修に参加しました。

しかし、実際に行ってみると、現地の人たちは優しく、ホテルも空港も綺麗で、異国情緒な風景を楽しんだり観光する時間もあり、日本とはまた違う、素敵な国だと感じることができました。

他学部、他学年の学生との交流もできて、案内をしてくれた厳さんに重慶市の人々の生活について伺う機会もあり、実際に現地の人たちと接して話を聞けて、異文化を知ることができた大変有意義な良い機会でした。参加して良かったと思っています。

看護学部3年 長屋佑季

2018年度海外研修(中国)参加学生の声③

~中国(北京・上海)について~

研修で最初に訪れたのが中国の首都である北京です。空港到着後、現地ガイドの李さんが出迎えてくれました。空港を出て、まず驚いたのが自動車の多さでした。道路も片道5車線程あり、国土のスケールの違いを感じました。

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1日目は天安門広場と故宮博物館、2日目には万里の長城を訪れました。天安門には毛沢東の巨大な絵があり、中国人にとってとても大切な存在であることを感じました。

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故宮博物館では、大きな門がいくつもあり、その大きさや緻密な造りに圧倒され、長い歴史があったことを感じました。

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どちらも数え切れない程の観光客がおり、驚きました。

万里の長城は言うまでもなく大きかったです。こんなにも壮大な建造物を人の手で作り上げたのかと思うと、衝撃的でした。入り口からは、2つのコースがあり、みんなで男坂という斜度の急な方を選び登りました。とてもきつかったけれど、頂上に着いたときの達成感は素晴らしいものでした。

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有名なペキンダックもいただきました。このときの食事が中国での初めての食事だったので、回転テーブルでほかの学生と会話しながら親睦を深められたひとときでした。

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上海では、現地ガイドの劉さんの案内のもと、高さ492mの上海ワールドフィナンシェルセンターに行きました。この高層ビルは日本の森ビルグループが手がけたものだそうで、日本との関わりがあることを知りました。地上474mの100階の部分は展望台になっており、上海の町並みを一望することができました。

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次に豫園(ユィーユエン)に行きました。豫園は江南式庭園で建物と自然が調和し、中国の古典的な雰囲気を味わいました。食べ物やお土産のお店もあり、買い物をしてみたり、写真を撮ったりして楽しむことができました。

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その他に、上海の窓口とも言われる外灘(ワイタン)で、各国の金融機関や商社の建物と記念撮影をしたり、新天地という場所にも行ったりしました。新天地は再開発が続いているエリアらしく、若者で賑わっており活気がありました。

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上海の食事は、その前に滞在していた重慶と打って変わって甘みのあるものが多く、食べやすかったです。上海料理が一番日本の味付けに近い印象を受けました。

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研修では、日本と中国の同じところや違うところをいろいろ発見することができ、知見を広げることができました。

中国の土地や建物のスケールの大きさに圧倒されつつも、現地の人々の細やかな気遣いや親切なところにとても心が温かくなりました。価値観や文化や習慣の違いがあることに肌で触れて、これらは医療の現場でも壁となってしまうこともあるかもしれないが、お互いに違いを受け入れて尊重しあっていけるようになりたいと思いました。今回の研修で知り得たことをこれからの大学生活や将来に生かしていけたらと感じました。

また、今回共に研修に参加した学生は、学年や学部を飛び越えて親睦を深めることができ、とても良かったと思いました。日本にいるだけでは体験できないことが沢山あった中国での研修に是非多くの学生に参加してほしいと思いました。

看護学部3年 柘植万里奈

2018年度海外研修(中国)参加学生の声②

~施設・病院見学について~

研修中は、大学附属病院や地域健康センター、高齢者介護センターの見学をしました。

西南病院(第一病院)は、外科中心に高いライセンス取得者数を誇り、重症・火傷・消毒などの分野で中心的役割を果たしています。特に火傷への技術がとても高く、兵として最高の名誉と言われる賞を賞をとっています。

看護師であり戦士でもあることを掲げ、どんな場所でも綺麗に美しく咲くようにと蓮の花をあしらったユニフォームを着用し、総合的・多方面に優秀に在ることを目指しています。

また、火傷センターでは、火傷治療の講義をきき、ボランティア活動や福祉についての話を伺いました。心身共にケアを行っており、リハビリや音楽療法、退院支援など多岐に渡った支援をしています。

新橋病院(第二病院)は、歴史の長さや学科の豊富さ、治療技術や軍事的な側面が強いことが特徴で、呼吸器内科や心臓血管外科などの分野で国内で初の実績もあり、重慶市の看護マニュアルも制作しています。

患者さんからの手書きのメッセージを掲示しており、患者さんと医療者とのコミュニケーションを重要視しています。湖があり緑が多く、自然の中という患者さんが良い環境で生活できるようになっています。

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大坪病院(第三病院)は、病院内のみで難しい病気や重症に対応できる設備を備え、働くスタッフメンバーの団結力を高めるための活動も行っています。特権階級の人が利用するVIP病室もあります。

また、運動のできるセンターや、屋上庭園、教育センターといった施設も備えています。教育センターでは、学生が利用できる図書館から本格的な訓練施設まであり、年齢性別様々な幅広い対象を想定したトレーニングができます。

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↑屋上庭園からの景色

病院見学では、国からの賞についての話がどこでもあり、表彰された実績が掲示もされていました。スタッフもそれを誇りに思っていて、意欲や向上心が育ちやすい環境ができているように思いました。

また、専門的な認定看護師のような存在が充実していました。知識や経験、技術を磨くことで資格を取得できて、実施できることが増えていく仕組みです。各病棟の団結力も強く、看護師の行えること・専門性がとても広く高いように感じ、キャリアアップを促進する制度がとても充実していて驚きました。

中国では、患者の世話は家族が行っていることがあります。そのため、家族の誰かが病気になると、家族全員への影響がとても大きいと話している人が多くいました。実際に家族にかかる負担が、心身ともにとても大きいように感じました。

患者さんに対して傍にいて優しく愛情をもって接することを大切にするなど、看護においての姿勢は日本でも中国でも共通していることを学びました。他にも災害派遣やボランティアなど、人と人の繋がりの重要性を改めて感じられました。

今回の研修では、社会福祉関係の話も聞くことができ、中国のボランティア活動や支援制度について学ぶことができました。交流を広げ見識を深めるため各国との交流を積極的に行っていて、機会があれば私も海外交流活動に参加できるといいなと思いました。

また、地域保健も担う地域病院である、重庆市沙坪坝区童家桥社区卫生服务中心(Community Health Center od Tongjiaqiao in Shapingba)の見学もしました。

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このセンターのように、無料で実施されている公衆衛生分野のサービスについて、行う治療と公衆衛生の役割のセンターが各地に存在しています。センターでは、年齢・性別・慢性病など様々なデータをファイリングして対応しています。各地にあるセンターで、国で決められている6歳までの子どもの健康管理、妊産婦や慢性病・精神病などの患者さんへの対応を行っています。

中国には保健師という職種がなく、地域保健の実際が気になっていたのですが、このようなセンターの医療スタッフが行っているとわかりました。ただ、中国は人口も多く対応が大変で、地域に赴くことは特別な場合の治療が中心で、実際に足を運ぶことはほぼないため、あまり周知されていない部分もあるとのことだったので、そういったところは社会の違いなのかと感じました。

重庆医科大学附属第一医院青杠老年护养中心という、高齢者介護センターの見学もしました。

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こちらは主に、治療と養老のための施設です。畑や果実の木もあり、自分達で育てたり採ったりできます。1階にはスーパーがあり、レストランやプレイルームの設備もあります。

自力で生活ができる老年期の方向けのマンションもあります。様々な疾病の利用者さんの治療や、介護、終末期医療なども行っています。大部屋、シングルルームの他に、夫婦で利用するための部屋もあります。転倒防止+ケガをしにくい床になっています。リハビリも行っており、少しずつでも次のステップに上がれるようにサポートしています。

終末期の支援もしているという施設で、最期は本人の希望に沿って、満足して逝くことができるように支援するという形は日本と同じで、看取りの支援は本人の望みに合うように本人の意志を尊重することが大切であると改めて感じました。この施設では、最期の日々を生活するための部屋が用意されていて、そういった終末期の支援もあるのだと学びました。

老年期の制度では、日本とは違うところもあり、社会や文化の違いによって多様な在り方が見られました。

なかなか海外の病院や制度について丁寧に説明をきく機会なんてなく、今回の研修では看護と社会福祉の学生に合わせたプログラムを組んでもらえて、大学の授業と会わせてとても勉強になりました。また、軍医大学系統なので、先生たちが軍人であり、日本では滅多に接することのないような方々と交流をすることができて、貴重で新鮮な体験になりました。

看護学部3年 長屋佑季

2018年度海外研修(中国)参加学生の声①

~AMUについて~

研修先の陸軍軍医大学(AMU)に到着後、キャンパスツアーと学生交流会に参加しました。

キャンパスツアーでは、AMUの施設内の様々なところを見せていただきました。その中でも、人体標本の資料館の見学が印象に残っています。現在は日本でも中国でも人体標本の作製はなかなかできないので、本物の標本を見ることができたのは貴重な経験だったと感じました。

その後も、高度なシミュレーション機能の備わった人型の機械があり、実際に脈に触れることができたり、聴診器で心音や呼吸音を聞いたりすることができ、急性期の患者を想定した演習を授業で行っていることを知りました。

また、心理療法の一種である箱庭療法のための教室や、ストレス緩和や感情表出に関する器具のある部屋などがあり、様々な勉強を現地の学生が行っていることを知りました。

キャンパスツアーの後に、AMUの先生方と会食がありました。先生との食事ということで緊張しましたが、料理の食べ方であったり、どんな味かだったりを教えてくださり、楽しくいただくことができました。

会食が延長してしまい、その後の学生交流会に30分遅刻してしまったのですが、AMUの学生は盛大におもてなしをしてくれました。「銀の竜の背に乗って」という日本の歌を中国語で歌ってくれたり、ダンスを踊ってくれたりといろんな出し物を用意してくれました。

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それから、ジェスチャーゲームなどのレクリエーションも企画してくれて、一緒になって楽しみました。

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私たちは出し物としてけん玉を披露しました。失敗もありましたが、とても盛り上がってもらえてうれしかったです。最後にお礼としてけん玉をプレゼントしました。

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出し物が全部終わったあとは、英語で会話したり、連絡先を交換したりしました。短い時間でしたが、とても有意義な時間で、別れるのを惜しく感じました。

看護学部3年 柘植万里奈

2019/04/12

ナンヤン理工学院および陸軍軍医大学の研修生がプログラムを無事に修了しました。②

今回は3月8日(金)~3月9日(土)の研修を振り返ってご紹介します。

This article is sharing about days from Tuesday, March 8 to Thursday, March 9.

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3月8日(金)Friday, March 8

AMUの学生と引率教員は、午前中におおぞら療育センターに施設見学へ行きました。午後には、エンゼルケア演習を行いました。患者さんの死後もケアをする日本独特の看護を学びました。

In the morning, AMU student and faculty members visited “Ozora Ryoiku Center”.  They performed “angel care” in the afternoon.  They learned uniqueness of nursing in Japan caring patients after they passed away.

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3月9日(土)

午前中は、第2回国際シンポジウムに参加しました。シンポジスト4名(本学教員、AMUの引率者、アメリカ・テキサスA&M国際大学の副学長)から高齢者の栄養に関するプレゼンテーションがあり、各国の現状や課題について議論をし、理解を深めました。

They participated in the 2nd international symposium in the morning.  Four presenters (SCU faculty member, AMU faculty members, vice president from Texas A&M international University in the US) gave presentations about nutritional care for the elderly.  They understood and discussed about current problems in each countries.

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お昼には、本学学生主催の学生交流会を行いました。全員でゲームをしたり、パフォーマンスをして、言葉や文化の壁を越えて楽しい時間を過ごしました。NYPの学生はホストファミリーと合流し、週末をホームステイ先で過ごしました。

There was a Student Interaction Event hosted by SCU students at lunch time.  They played games and performed dances. Even though there were language and cultural brriers, they had a great time.  NYP students met up with their host family and spent the weekend with homestay families.

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ナンヤン理工学院および陸軍軍医大学の研修生がプログラムを無事に修了しました。①

3月5日(土)から9日(土)の6日間、交流協定締結校のシンガポール・ナンヤン理工学院(NYP)より、研修生12名(ヘルスサンエンス学部看護学科生)と引率教員1名、陸軍軍医大学(AMU)より、研修生1名(看護学部)と引率教員2名が本学へ来学しました。

12 nursing students and 1 faculty member from Nanyang Polytechnic (NYP) in Singapore and one nursing student and two faculty members from Army Medical University (AMU) in China participated in the study program from Tuesday, March 5 to Saturday, March 9.

今回は3月5日(火)~3月7日(木)の研修を振り返ってご紹介します。

This article is sharing about days from Tuesday, March 5 to Thursday, March 7.

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3月5日(火)Tuesday, March 5

初日は、全体でオリエンテーションを行いました。日本の保健医療制度や看護教育についての講義を受け、資料館やシュミレーションルームなどの看護学部の施設をキャンパスツアーで見学をしました。

On the first day, all students and faculty members attended an orientation on SCU campus.  They attended a lecture about healthcare system/nursing education system and curriculum in Japan.  After that, they toured Seirei history museum and facilities for nursing students like the simulation room on campus.

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3月6日(水) Wednesday, March 6

午前中、浜松市リハビリテーション病院を訪問し、嚥下検査の見学や食事介助の方法を学びました。午後は本学で沐浴演習を行いました。新生児が安心するよう体に沐浴布(ガーゼ)をかけることなどシンガポールや中国の沐浴のやり方との違いを見つけ、日本式の沐浴を体験しました。

In the morning, they visited “Hamamatsu City Rehabilitation Hospital”.  They observed dysphagia examination and learned the way to meal assist patients with dysphagia.  In the afternoon, they had baby bathing exercise on SCU Campus.  They experienced baby bathing and found differences between the way in Japan and the ways in Singapore or China.  One thing, they found was that nurses put a gauze to make baby feel relieved.

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3月7日(木)Thursday, March 7

午前中、浜松ゆうゆうの里を訪問し、日本の高齢者向け施設とその取り組みについて学びました。特に高齢者への細やかなサービス、また入居者の皆さんが自立して生活されていることに感銘を受けたとともに、入居者との交流会を楽しんだという声が多く寄せられました。

 In the morning, all students and faculty members visited Hamamatsu Yuyu no Sato, a welfare facility for the elderly located close to the university.  They observed the elderly support system in Japan and were impressed that the elderly were well taken care of and were independent to enjoy their daily life. They spent a good time to interact with elderly residents.

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午後は聖隷三方原病院で、ヘリポート、ホスピスと院内助産所「たんぽぽ」を訪問しました。間近で見るドクターヘリに大興奮の様子でした。

In the afternoon, they visited a helipad, a hopice and a maternity home "Tanpopo" at “Seirei Mikatahara General Hospital”.  Everyone was really excited to see a helicopter very close on the helipad.

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その②に続きます。

2017/03/06

中国より看護研修者2名が来学しました。Two Nursing Trainees from China arrived at SCU

2017年2月9日(木)~2月22日(水)の14日間、第三軍医大学より看護教員1名、第三軍医大学附属西南医院より看護師1名が来学しました。学内での講義、聖隷関連施設(三方原病院、和合せいれいの里、おおぞら療育センター等)や浜松市保健所の見学を通して、日本の看護や感染症対策について学びました。

From January 9th to 22th, for two weeks, one nursing faculty from Third Miritary Medical University(TMMU) and one nurse from TMMU affiliated South West Hospital arrived at our university.
They have learned about Nursing and infection control measures in Japan through the lecture and facility visit (Seirei Mikatahara General Hospital, Wago-Seirei-nosato, Ozora Ryoiku Center, Health center, etc.).

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3月に中国研修に行く学生とトークセッションをしました。

This is the scene in which trainees are having a round-table discussion with SCU students who are going to visit TMMU next March.

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最後の修了式では藤本学部長より記念品を手渡されました。

At the closing ceremony, They are handed a souvenir from the dean of Nursing School Ms. Fujimoto.

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最後に全員で記念写真を撮りました。

Lastly, we took a commemorative photo.

今後ますます両大学の交流が活発になることを期待しています。

We hope that the exchange between our two universities will become more active in the future.

2016/07/20

テキサスA&M大学よりの言語聴覚学科生が来学しました。 ST Students from Texas A&M University arrived at SCU

7月19日、アメリカ・テキサスA&M大学より、言語聴覚学科の学生5名と引率教員2名が来学しました。
1日だけの短い期間でしたが、講義や施設見学(大学、三方原病院、十字の園)を通して日本の言語聴覚について学びました。
On July 19th, five ST students and two chaperones from Texas A&M University arrived at our university.
Even though they only spent one day studying in our University, they have learned about ST in Japan through the lecture and facility visit (University, Seirei Mikatahara General Hospital and Jujino-sono).

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到着後、5号館の前で本学言語聴覚学科の学生及び教員と写真を撮りました。
When they arrived, we took a commemorative photo with our ST students and faculty members in front of Building No. 5.

2オリエンテーションを行った後、テキサスA&M大学のスマライ先生より、言語聴覚学科の学生を対象に「アメリカの言語病理学と聴覚学」について講義をして頂きました。
After orientation, our ST students were given the lecture on “Speech pathology and Audiology in the USA” by Dr. Sumalai.

3同じ時間、テキサスA&Mの学生は、本学の柴本言語聴覚学科長より、「日本のST制度及び教育制度」について講義を受けました。
During the same time, Texas A&M students were given the lecture on ST care and education systems in Japan by the chair of the ST department, Dr. Shibamoto.

4お昼を挟んで、午後からのキャンパスツアーでは、聖隷歴史資料館を訪れ、聖隷の精神について学んでもらいました。
In the afternoon, during the campus tour, we visited the Seirei historical museum and learned the philosophy of Seirei.

5その後、聖隷三方原病院の見学です。
まず、リハビリテーション病棟の見学、ドクターヘリの見学、最後にホスピスの見学を行いました。
Then we visited Seirei Mikatahara General Hospital.
At first, we visited rehabilitation ward, then we went on the roof top and see the air ambulance. Lastly, we visited the hospice.

1日の最後の修了式では1人1人が柴本言語聴覚学科長より修了証を手渡されました。
At the closing ceremony; the last program of the day, everyone was handed a certificate of completion one by one from the chair of ST department Dr. Shibamoto.

6テキサスA&Mからは、記念にTシャツを2枚もらいました。
In return we were given the two university T-shirts as a keepsake.

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この後、皆さんはタイや中国を訪れた後、8月11日にテキサスへ帰国するとのことです。
After leaving Japan, they are going to visit Thailand and China and return to Texas on August 11th.

無事に研修旅行を続けて欲しいと思います。
We do hope that the rest of their trip will continue safely.

 

2015/08/07

8月4日(火)・5日(水)、Texas A&M International University学生受け入れ


8月4日(火)・8/5(水)に、テキサス A&M 国際大学(アメリカ)から、言語聴覚学科の学生11名・教員2名が来学しました。
研修生たちは、約1ヶ月かけて、中国・タイなどのアジア各国を訪問しており、日本が最後の訪問国です。

Img_0761研修1日目は、本学に到着後、オリエンテーションを受け、日本の言語聴覚療法の現状に関する講義を受講しました。

本学学生との交流会を兼ねた昼食の後は、テキサス A&M インターナショナル大学教員による講義などが行われました。

研修2日目は、キャンパスツアーからスタートです。

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Img00228歴史資料館、図書館をはじめ、本学各学部(看護・リハビリテーション・社会福祉)関連教室や実習室などを見学しました。

Img00237午後は、大学近隣医療施設の見学です。
まずは、聖隷三方原病院のリハビリテーション病棟とヘリポートに向かいました。

Img_0753ヘリポートでは、間近で見るドクターヘリに非常に興味を示していました。

続いての聖隷ホスピスでは、日本のスタッフの手厚い対応や病室からの眺めに感心していました。

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Img_0806その後、聖隷おおぞら療育センターを見学し、本学で閉会式を行いました。
リハビリテーション学部 学部長より修了証を手渡します。
本学での研修は2日間でしたが、学生との交流、教員との交流を通し、両国の言語聴覚療法の現状を共有することができました。

Img_0816研修生たちは、本学見学後、東京観光をしたのち、8月8日(土)にアメリカ・テキサスに帰国します。

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