2018年度海外研修(中国)参加学生の声①
~AMUについて~
研修先の陸軍軍医大学(AMU)に到着後、キャンパスツアーと学生交流会に参加しました。
キャンパスツアーでは、AMUの施設内の様々なところを見せていただきました。その中でも、人体標本の資料館の見学が印象に残っています。現在は日本でも中国でも人体標本の作製はなかなかできないので、本物の標本を見ることができたのは貴重な経験だったと感じました。
その後も、高度なシミュレーション機能の備わった人型の機械があり、実際に脈に触れることができたり、聴診器で心音や呼吸音を聞いたりすることができ、急性期の患者を想定した演習を授業で行っていることを知りました。
また、心理療法の一種である箱庭療法のための教室や、ストレス緩和や感情表出に関する器具のある部屋などがあり、様々な勉強を現地の学生が行っていることを知りました。
キャンパスツアーの後に、AMUの先生方と会食がありました。先生との食事ということで緊張しましたが、料理の食べ方であったり、どんな味かだったりを教えてくださり、楽しくいただくことができました。
会食が延長してしまい、その後の学生交流会に30分遅刻してしまったのですが、AMUの学生は盛大におもてなしをしてくれました。「銀の竜の背に乗って」という日本の歌を中国語で歌ってくれたり、ダンスを踊ってくれたりといろんな出し物を用意してくれました。
それから、ジェスチャーゲームなどのレクリエーションも企画してくれて、一緒になって楽しみました。
私たちは出し物としてけん玉を披露しました。失敗もありましたが、とても盛り上がってもらえてうれしかったです。最後にお礼としてけん玉をプレゼントしました。
出し物が全部終わったあとは、英語で会話したり、連絡先を交換したりしました。短い時間でしたが、とても有意義な時間で、別れるのを惜しく感じました。
看護学部3年 柘植万里奈