国際実習 Feed

2020/09/14

シンガポール・ナンヤン理工学院のバーチャル研修に参加しました。Participated in Virtual Exchange Program hosted by Nanyang Polytechnic

これは新型コロナウイルス感染症の影響で現地に行けなかった国際看護実習に変わるものです。看護学部4年次生の2名が、交流協定締結校のナンヤン理工学院(シンガポール)主催のバーチャル研修に参加し、新設される病院やシンガポールの健康推進についての講義を受け、学生交流を行いました。
参加した学生は1年次に海外研修(シンガポール)に参加しています。今回の研修では、3年間で学んだ知識や経験をもとに、さらに理解を深めることができたようです。

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参加学生の感想はこちらです。
Here are some comments from the students.

★コメント① Comment 1
2日間という期間でしたが、シンガポールの学生さんと交流したりシンガポールの医療について学んだりする機会が得られてとても良かったです。新型コロナが流行しているため、現地に行って施設の見学をしたり学生さんと直接話したりするということはできませんでしたが、オンラインでも十分理解を深めることができたと思います。中でも、今度開業される施設について看護師さんから直接説明していただけたのは、貴重な経験でした。またこのような機会があったら、是非参加したいです。

I only participated for two days, but this was great, because I had opportunities to interact with NYP students and learn more about medical care in Singapore. We were not able to visit hospitals and facilities and talk with NYP students in real life, because the practicum was cancelled due to COVID-19. However, I think it was enough to deepen my understanding online. It was especially valuable experience to listen to an explanation from a chief nurse at a new hospital which will open in the future. I would love to participate in the program again.

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2019/11/25

2019年度国際看護実習報告会を実施しました。

国際看護実習は、看護学部4年次生2名を対象とした国際実習プログラムです。2019年度も本学の交流協定締結校であるシンガポール・ナンヤン理工学院(NYP)の協力のもと、9月2日から9月13日に実施されました。

This year, two of SCU nursing students participated in the Overseas Nursing Practicum Program in Singapore with a huge support from Nanyang Polytecnic (NYP) from September 2nd to 13th.

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11月22日には、来年度対象になる看護学部3年次生に向けた実習報告会を開催し、シンガポールでの学びを発表しました。

The debriefing presentation was held on November 22nd. They shared about their experiences in Singapore to the 3rd year nursing students.

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詳しくは実習生によるブログをご覧ください。

Please see the details written by the students from the above links.

2019/10/31

2019年度国際看護実習参加学生の声②

~ホームステイと実習2週目~

8月31日(土)から9月13日(金)までの2週間、シンガポールへ実習に行ってきました。

 最初の2日間はホームステイでナンヤン理工学院(NYP)の学生の家に泊まらせてもらいました。年も近いのでとても仲良くなれます。この2日間だけでなく、滞在中は一緒にご飯を食べに行ったり観光したりして、いろいろなことを教えてくれました。

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↑ホストファミリーのカルーナ・リー

続いて国際看護実習の2週目について紹介します!

まず、土日は観光に行きました。実習の息抜きにもなってとてもよかったです。生活にも慣れるので、電車で色々な所に行くことができました。

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↑マリーナベイサンズとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

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↑ユニバーサル・スタジオ・シンガポール

2週目のスケジュールです。

9/9(月)Tan Tock Seng Hospital(TTSH)→病院見学

9/10(火)Dover Park Hospice→施設見学

9/11(水)Nursing Home Foundation→施設見学、訪問の同行

9/12(木)St.Hilda’s Community Services→施設見学、参加

9/13(金)Punggol Poly Clinic→施設見学

TTSHは急性期の病院で、高齢者専用のフロアや救急車が到着して看護師さんが心肺蘇生をしているところを見ることができました。また、デコンタミネーションエリアという感染症者が来たときの除染エリアを見せていただきました。感染症が起きたときに最初に患者さんが来る病院だそうで、大きい病院ならではの役割やその設備を学ぶことができました。

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↑TTSHの看護師さん

Dover Park Hospiceでは食事が決まっているメニューの中から、自分で好きなものを好きな量食べられることになっていて、日本では見たことがなかったので驚きました!

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ポリクリニックは日本にはない施設で、総合病院の入院施設がない外来だけの機能を持ったところです。大きい病院に行くまでもない病気や、行く手段のない方などが利用しやすいような施設になっています。マンションのような建物の中に入っていて、駅と直結しているのでとても便利だと感じました。

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2週間を通して・・・。

私は初めての海外だったため行く前はとても不安でしたが、シンガポールの方は親切な人ばかりで楽しいことだらけでした。今回「この国際看護実習に行く」という挑戦をしてとてもよかったと思っています。

病院を見学した全てが新鮮で学びになり、4年生で行くからこそ日本の実習で見てきたことと比較しながら学ぶことができたと思います。シンガポールの看護師さんの患者さんとの距離の近さや、宗教上の配慮に感嘆しつつ、改めて日本の看護師さんの患者さんとの丁寧な接し方や、病室環境の良さなどに気づくことができました。今後も挑戦する事を大切にし、今回学んだことを就職した際や自分の生活に生かしていきたいと思います。

ちなみに、

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帰国日には、ホストファミリーとその友達が見送ってくれました!

看護学部4年 佐藤佑喜奈

2019年度国際看護実習参加学生の声①

~ホームステイと実習1週目~

2019年8月31日(土)と9月1日(日)はホームステイを行いました。

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NYP(ナンヤンポリテクニック)の看護コースに通うサミラーさんが受け入れてくれました。写真左がサミラーさんのお母さん、写真右がサミラーさんです。

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マーライオンやマリーナベイサンズなどシンガポール観光に連れて行ってもらいました。観光雑誌やテレビでもよく取り上げられているので実際見ることができて感動しました。

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インスタ映えのスポットもたくさんありました!

9月2日(月)はNYPのキャンパスツアーに参加しました。手術室や集中治療室など本格的なシュミレーションルームがありました。

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キャンパスツアーの後、2週間過ごす寮に案内してもらいました。

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広くてとても快適でした。

9月3日(火)~5日(水)は、Tan Tock Seng Hospital Rehabilitation Centreで実習をしました。

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この病院は日本でいうリハビリテーション病院のようなところでした。

シンガポール人は中華系、マレー系、インド系の主に3民族で構成されており、多民族・多宗教の国家です。このことから、ベッドネームに宗教や言語を記したり、食事はそれぞれの民族の食事を選べるようになっていたりしました。

看護師と患者が違う人種だったとしても、たいていは英語でコミュ二ケーションを取っていました。同じ人種ならば母国語でコミュニケーションを取っていることもありました。

それぞれの宗教、文化に理解を示しつつ上手に共存できるように互いを認め合う姿勢を感じました。

今回国際看護実習に参加して、日本の看護の良い点にもたくさん気がつくことができました。私は英語に苦手意識があったけれど、実際に英語でコミュニケーションをとってみると自分の世界が広がったようでとても楽しかったです。英語力が未熟なため、自分の思いを思うように伝えられないことがとてももどかしく、もっと英語を話せるようになりたいと思いました。日本の病院で働いても外国人の患者さんと出会う機会は必ずあると思うので、今回の経験を活かし積極的に関わりたいと思いました。

看護学部4年 渡瀬真帆

2019/03/25

2018年度国際看護実習参加学生の声②

~ホームステイ・学生交流・観光について~

9月1日から9月15日までの実習でしたが、実習後の時間や土日には観光もたくさんしました。私は主にホームステイで世話になったホストファミリーのアズマンさんに色々な場所に連れていってもらいました。

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↑マーライオンです。

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↑シンガポール動物園です。日本では見られないような動物がたくさんいました。

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↑ユニバーサルスタジオシンガポールです。右に写っているのが、ホストファミリーのアズマンさんです。

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↑現地に着いてから最初の2日間はホームステイをしました。素敵な料理でもてなしてくれました。

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↑ホームステイのあとは、大学構内にある寮で生活しました。一人一部屋使用することができたので、思いのほかリラックスすることができました。

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↑部屋の洗濯機が壊れたため、業者にカタコトな英語で電話して修理してもらいました。でもまたすぐに壊れたため、結局2週間の間で3回くらい来てもらいました。

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↑おいしいものをたくさん食べました。定番のチキンライスは好きな味で、現地にいる間に何回も食べました。シンガポールの食べ物は癖のある味付けのものやスパイシーなものが多かったです。飲み物は予想以上に甘いものが多くて驚きました。

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↑ドリアンケーキを少しだけ食べましたが、本当に口に合わなくてトイレに駆け込んだのを覚えています。

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シンガポールでの実習は、慣れない環境ですべてが英語なので、正直体力的にも精神的にも大変なことが多かったです。しかし、現地の先生方やホストファミリーが本当に親切に支えてくださったので乗り切ることができました。 

また、シンガポールと日本の看護の違いについてもいろんな角度から考察することができ、とても勉強になりました。この経験は看護師として就職してからも大きく役に立つと思います。

この貴重な体験をぜひ後輩の皆さんにも強くおすすめしたいです。

看護学部4年 小池輝

2018年度国際看護実習参加学生の声①

~実習について~

私たちは、

①シンガポールでの急性期病院から在宅療養への移行支援について学ぶ。

②シンガポールでの糖尿病患者への看護について学ぶ。

③シンガポールでのエンドオブライフケアについて学ぶ。

という目標をたてて2週間の実習に取り組みました。今年は、目標に合わせて、ホスピスにも行かせていただきました。

1週目の流れです。

9/1~9/2:ホームステイ

9/3:ナンヤン理工学院キャンパスツアー、講義(シンガポールの医療制度について)

この時は、耳が英語に慣れておらず、ほとんど聞き取れなかったのを覚えています。

9/4~9/6:Tan Tock Seng Hospitalにて実習(リハビリテーション病院をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。)

最終日に日本で準備してきたパワーポイントの発表を行いました。病院の看護師さんたちが5人くらい来てくれました。タントクセン病院での学びを加えて発表するため、2日目の夜に日本から持参したパソコンでパワーポイントを追加しました。

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タントクセン病院の看護師、ディレクさんです。看護について多くの経験をされていて、ディレクさんの看護感について話してくれたエピソードが今でも印象に残ってます。

この写真の背景には、看護師のアイディアが詰まっています。看護師の気づきが病院をより良いものにしていると学ぶことができました。

次に2週目です。

9/8~9/9:休日

9/10~9/11:Dover Park Hospiceにて実習

9/12:Home Nursing Foundationにて実習

9/13:St. Hilda Community Servicesにて実習

9/14:Poly Clinicにて実習

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ホスピスは日本とは違い、患者さんは余命三か月が宣告されなければ、入所できないとのことでした。

実習中に患者さんの誕生日パーティーに立ち会わせていただきました。最期の誕生日であることを本人も家族もわかっていて、一見悲しい空気が流れているように思いましたが、そこはとても暖かい場所でした。

看護師さんも「ホスピスに宗教はない」とおっしゃっていて、命に対する思いはどの国も同じなのだと感じることができる貴重な体験でした。

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これらはSt. Hilda Community Servicesの写真です。日本にあるような生活機能訓練室もあれば、一見普通の公園のように見えますが、実は高齢者のための筋力トレーニングができる公園で、面白いコミュニティでした。

この公園は地面が柔らかかったりと、日本にも増えそうだと感じました。

シンガポールでの一番の学びは、命に宗教・国は関係ないということです。看護において根本の大切なことは変わらないと感じられたので、日本で外国人の患者さんに会っても、一歩引いてしまうことなく接していきたいです。

これからの看護で大切にしていきたいことは、変化を恐れず、進んでアイディア・意見を発信することです。もちろんリスクを考えることは大切ですが、看護師のアイディアが病院を変えることがあるとTan Tock Seng Hospitalで学べたので、積極的に意見を発信するように心がけたいです。

日本人は変化を恐れているというと、看護師さんは笑って共感しており、日本人のイメージになってしまっていることが感じられました。

もう一つは、当たり前に感じている気配りを大切にすることです。実習に行き、多くの刺激をもらい、学びましたが、同時に日本の看護の素晴らしさも感じました。

皆さんが今当たり前に思っている、患者に触れる前に声をかける、訪問看護時には靴をそろえる、NGチューブから引けた胃液は垂らさないなど、日本の看護は一言でいうと丁寧でいいところもたくさんあると再確認しました。

臆病とも言えてしまうけれど、この当たり前という感覚は失いたくないと感じました。当たり前を意識することで、小さなこと全てが看護にもなると思えるようになりました。

この実習には、語りつくせないほどの学びがありました。この学び・経験は私に看護について考える機会を与え、看護観を豊かにしてくれました。この先看護師になっても、この経験を糧に看護について考え続けられる人でありたいです。

この経験をさせてくださった実習に関わるすべての方々に感謝申し上げます。

看護学部4年 大竹優奈

2018/11/27

2018年度国際看護実習報告会を実施しました。

2018年度国際看護実習は、本学交流協定締結校であるシンガポール・ナンヤン理工学院(NYP)の協力のもと、9月3日から9月14日に実施されました。11月16日に実習生として派遣された2名の看護学部4年次生が、来年度対象になる看護学部3年次生に向けて、実習内容について発表をしました。

Two of SCU School of Nursing senior students reported their experiences at Nanyang Polytechnic (NYP) in Singapore from September 3rd to 14th to all the junior students in School of Nursing. The debriefing session was held on November 16th.

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2名は総合病院や地域病院での実習を通じて、シンガポールの看護の良さを発見し、さらに、日本の看護の良さを再確認できたと発表しました。また、ホームステイ体験、NYPの学生との交流,休日の観光などの現地の人々やシンガポールの文化にも触れることができる国際実習の魅力を伝えました。

They said they found strength of nursing in Singapore through the practicum at the general hospital or regional hospital. Also, they reconfirmed strength of nursing in Japan. They also shared about the attraction of this training that they communicated with local people and learned the culture in Singapore through homestay experience, student exchange and sightseeing on the weekend.

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2017/11/29

2017年度国際看護実習の報告会を実施しました

2017年度国際看護実習を、9月5日から14日まで本学交流協定締結校であるシンガポール・ナンヤン理工学院(NYP)の協力のもと実施しました。11月17日に、その内容について来年度の対象学年である看護学部3年次生に向けて報告しました。

Two of SCU School of Nursing senior students reported their attachment experience at Nanyang Polytechnic (NYP) in Singapore from September 5th to 14th to all the junior students in School of Nursing. The debriefing session was held on November 17th.

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実習生としてシンガポールに派遣された2名の4年次生は、総合病院や地域病院での実習や訪問看護師への同行を通して、シンガポールの看護を幅広く体験し、日本との様々な違いも発見することができた様子を発表しました。また、NYP学生との交流会やホームステイ体験、休日の観光などでシンガポールの文化にも触れ、国際実習ならではの醍醐味を感じる報告会となりました。

They shared about the hospitals and facilities they were placed and the differences they found between Singapore and Japan. Also, they enjoyed the student exchange, homestay experience, and weekend activities they had with NYP students and faculty members. They had a great time learning the healthcare system and experiencing the culture in Singapore!

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