2019年度国際看護実習参加学生の声②
~ホームステイと実習2週目~
8月31日(土)から9月13日(金)までの2週間、シンガポールへ実習に行ってきました。
最初の2日間はホームステイでナンヤン理工学院(NYP)の学生の家に泊まらせてもらいました。年も近いのでとても仲良くなれます。この2日間だけでなく、滞在中は一緒にご飯を食べに行ったり観光したりして、いろいろなことを教えてくれました。
↑ホストファミリーのカルーナ・リー
続いて国際看護実習の2週目について紹介します!
まず、土日は観光に行きました。実習の息抜きにもなってとてもよかったです。生活にも慣れるので、電車で色々な所に行くことができました。
↑マリーナベイサンズとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
↑ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
2週目のスケジュールです。
9/9(月)Tan Tock Seng Hospital(TTSH)→病院見学
9/10(火)Dover Park Hospice→施設見学
9/11(水)Nursing Home Foundation→施設見学、訪問の同行
9/12(木)St.Hilda’s Community Services→施設見学、参加
9/13(金)Punggol Poly Clinic→施設見学
TTSHは急性期の病院で、高齢者専用のフロアや救急車が到着して看護師さんが心肺蘇生をしているところを見ることができました。また、デコンタミネーションエリアという感染症者が来たときの除染エリアを見せていただきました。感染症が起きたときに最初に患者さんが来る病院だそうで、大きい病院ならではの役割やその設備を学ぶことができました。
↑TTSHの看護師さん
Dover Park Hospiceでは食事が決まっているメニューの中から、自分で好きなものを好きな量食べられることになっていて、日本では見たことがなかったので驚きました!
ポリクリニックは日本にはない施設で、総合病院の入院施設がない外来だけの機能を持ったところです。大きい病院に行くまでもない病気や、行く手段のない方などが利用しやすいような施設になっています。マンションのような建物の中に入っていて、駅と直結しているのでとても便利だと感じました。
2週間を通して・・・。
私は初めての海外だったため行く前はとても不安でしたが、シンガポールの方は親切な人ばかりで楽しいことだらけでした。今回「この国際看護実習に行く」という挑戦をしてとてもよかったと思っています。
病院を見学した全てが新鮮で学びになり、4年生で行くからこそ日本の実習で見てきたことと比較しながら学ぶことができたと思います。シンガポールの看護師さんの患者さんとの距離の近さや、宗教上の配慮に感嘆しつつ、改めて日本の看護師さんの患者さんとの丁寧な接し方や、病室環境の良さなどに気づくことができました。今後も挑戦する事を大切にし、今回学んだことを就職した際や自分の生活に生かしていきたいと思います。
ちなみに、
帰国日には、ホストファミリーとその友達が見送ってくれました!
看護学部4年 佐藤佑喜奈