2018年度海外研修(中国)参加学生の声④
~中国(重慶)について~
重慶市は中国の直轄都市でもっとも大きい都市です。暑さで有名で、冬も低くても4~5℃ほどまでしか下がらないそうです。
重慶市の食文化は、四川省の流れを汲むため、辛いものが多いです。とはいえ、家庭料理は辛いものが多いということもなく、毎日辛いものを食べる人たちばかりではないそうです。
火鍋は重慶市の名物で、周囲のお肉やホルモンなどを真ん中の鍋につけて火を通し、薬味の入った油につけていただきます。鍋のスープは飲むものではないので、物凄く辛いです。
麻婆豆腐はどこのお店に行っても必ずあり、毎日食べました。
小籠包は、今回案内をしてくれた現地ガイドの厳さんが、希望を聞いて取り寄せてくださいました。ネットで注文して、食事をしていたお店に届けてもらい、届いたお店の料理ではないのに出していただけて、中国ではそんなことができるのかと、とても驚きました。
夜は地下鉄に乗って厳さんオススメの夜景のスポットに向かいました。
千と千尋の神隠しの舞台とも言われるスポットです。実際の場所は、写真よりずっと活気がありつつも幻想的で、みんなで橋を渡って観光したこともあり、印象に残っています。
街中の散策と、重慶市の有名な観光名所の解放碑にも行きました。
最後に三峡ダムの博物館に行きました。
中の展示はこのように様々な展示がありました。特に、中国は多民族の国なので、各々の民族衣装や装飾品が飾られているコーナーが、印象に残りました。それぞれ民族の文化に合った装いになっていて面白かったです。
日本にいると、中国について情報を得る機会があまりないと思いますし、プラスなイメージを持っている人だけではないと思います。実際、私も中国について調べても良くわからない部分もあり、そんなまま研修に参加しました。
しかし、実際に行ってみると、現地の人たちは優しく、ホテルも空港も綺麗で、異国情緒な風景を楽しんだり観光する時間もあり、日本とはまた違う、素敵な国だと感じることができました。
他学部、他学年の学生との交流もできて、案内をしてくれた厳さんに重慶市の人々の生活について伺う機会もあり、実際に現地の人たちと接して話を聞けて、異文化を知ることができた大変有意義な良い機会でした。参加して良かったと思っています。
看護学部3年 長屋佑季