教員情報 Feed

2016年8月26日 (金)

【493】アメリカで開催された国際学会で発表してきました

こんにちは、教員の鈴木です
蝉の音が落ち着いてきましたね

今回は国際学会参加の報告です
7月末にアメリカのコロラド州にあるコロラド州立大学で行われた
2016International Occupation-centered CIOTS Sympoiumに参加、発表してきました


コロラド州はアメリカのど真ん中に位置してます



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成田空港から直行便で11時間のロングフライトでした


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空港の入り口には世界各国の言語で
ようこそ!と書かれていました
ウェルカム感が満載ですねhappy01

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空港を出ると周りの景色の真っ平らさにびっくり
コロラド州のほとんどはGrait Planesと呼ばれる大平原が広がっていて
西側のロッキー山脈以外は地平線が広がる場所になっていましたcoldsweats02


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平均的な高度も1700mと高く乾燥していて
現地の人には「どんどん水を飲んでね」とアドバイスをもらいました





学会の会場はコロラド州立大学(Colorado States University)という歴史ある大学
大学内にはCSUの文字で咲いた植え込みがありましたtulip

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会場も歴史ある建物でとても素敵でした


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こちらは作業療法学科の校舎
聖隷もきれいですがこういう趣ある校舎も素敵ですねshine

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学会参加者は世界各国から約100名
アメリカ、日本、韓国、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、ノルウェー、アルゼンチン、などなど
世界各国からの参加者が集まり、基調講演や

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ワークショップをしてアイデアを出し合ったり、、、

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そしてポスターセッションで発表が行われました

私は3年生で行っている学内での演習について
Effects of on-campus practical learning exercises based on the Occupational Therapy Intervention Process Model
と言うタイトルで報告しましたkaraoke

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英語だったので説明に努力が必要でしたがスマートフォンも活用して
ディスカッションを行うことができ、意見や今後の助言を頂くことができました


記念に英文作成を援助してくれたAnne G Fisher先生と記念写真cameraflair
Anne先生は本学でも何度か講習会を行っているAMPSという評価法の開発者です

貴重な経験を得ることができました、ありがとうございましたsign01

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ここからは学会以外のお話、、、
滞在中はアメリカらしい肉肉しいボリューミーなハンバーガーを食べたり

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iPhoneと同じサイズのアメリカンなクリームブリュレを食べたりbomb

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日本では入手できないLINEスタンプをみてちょっといらっとしたり、、、coldsweats01

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どこまでも続く夕焼けの地平線を眺めたりと、いろいろ楽しめることもありました

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コロラドは緯度が高いのでこんなきれいな夕日が見えてますが実は夜の8時くらいですmoon3
とても平和で安全な地域なのでみんな犬の散歩をしたりジョギングをして楽しんでました

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学会での知的な刺激とアメリカの文化に触れることができ
貴重な経験となりました。今後の研究実践に役立てていこうと思います


13765683_524995084374170_8727770219(CIOTSのページより転載)




最後まで読んで下さりありがとうございました


2016年7月15日 (金)

【483】卒業生と運営する研修会~高齢期作業療法を考える会5周年記念~

こんにちは教員の鈴木ですaries

作業療法学科の教員は学内での授業だけでなく
卒業生や地域で働いている作業療法士や他職種の方々と
共同研究をしたり研究会や学会の運営をしています


そんな中で私が卒業生等と運営している高齢期作業療法を考える会
設立から5周年を迎えたので7月9日に5周年記念講演会を行いました



今回は浜松駅近くにある地域情報センターで開催しました


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当日は、3つのテーマで4人の先生方をお招きし講義を行って頂きました


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テーマ①:認知症とOTについて
講師:小川真寛先生(京都大学)


テーマ②:医療経済と実践について
講師:長山洋史先生,小河原格也先生(神奈川県立保健福祉大学)


テーマ③:施設でのOT実践について
講師:上江洲聖先生(日赤安謝複合福祉施設)



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どのお話もとても興味深く翌日からの臨床実践に役立てる内容ばかりでした





卒業したばかりの9期生も大勢参加してましたsign03
それぞれの臨床実践の話で盛り上がっていたようですhappy01

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講師の先生方ありがとうございましたsign01
最後はスタッフと一緒に記念写真cameraflair

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高齢期作業療法を考える会
普段は2ヶ月に1回のペースで大学内で行っているので
在学生のみなさんもご参加くださいね、大歓迎ですsign01



最後まで読んで下さりありがとうございました




2016年6月17日 (金)

【475】2016年度OT学科パンフレット完成!

こんにちは、教員の鈴木ですaries


6月のオープンキャンパスに先立ち
2016年度の作業療法学科のパンフレットが完成しましたnote


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どーーーんsign03





中身をちらっとお見せしますねeye


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在学生、卒業生、カメラマンのご協力があって
すてきな今年もパンフレットが完成しましたshine


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本物は手にとってご確認下さいね




こちらのOTのウェブパンフレット「OT」も引き続きご覧下さいsign01

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*クリックすると開きます

こちらの「OT?」パンフレットは
作業療法の仕事を紹介しているのですが
現場の作業療法士の方々にも好評ですnote





最後まで読んで下さりありがとうございました



2016年5月16日 (月)

【465】第29回静岡県作業療法学会のお知らせ!

こんにちは教員の鈴木です

静岡県内の作業療法士が所属する静岡県作業療法士会では
年に1回県内のOTが集まる静岡県作業療法学会が開催されます

学会では静岡県内にいる作業療法士が大勢集まり
演題発表を行ったり、講演を聞いて日頃の臨床実践に役立てていきます



今年は5月28、29日にアクトシティー浜松コングレスセンターで
第29回静岡県作業療法学会が開催されますbuilding



先日はその準備会議で学会運営委員が全員集まりました

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当日の学会をより良いものにするため
全員で協力して学会運営を行って行きます




今回の学会のホームページはこちらです


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今回、私は学術局長として演題の審査や抄録作成など係を務めています
学術部員のメンバーと作成した抄録集がこちら!

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講演の内容や演題内容は学会ホームページから見ることが出来ます

さらにの演題一覧から見ることが出来ますが
50演題中10演題が聖隷の卒業生です


高校新卒者の福祉事業所通所と一人暮らしの両立の支援~-就労に向けた生活の基盤作りの重要性-
鈴木麻美(7期生):ワークセンターふたば

行動を引き起こす背景に焦点を当てた関わりにより作業参加が可能となった一事例~BPSDが著名な認知症高齢者に対する関わり~
小幡沙希(6期生):聖陵リハビリテーション病院


農業に結びつくことで家族の介護負担感が軽減した事例~CMCEに基づいた作業の可能化の視点から~
栗田洋平(6期生):浜松十字の園デイサービスセンターみをつくし


動画でのフィードバックにて調理動作の再獲得に至った左同名半盲,左半側空間無視を呈した症例
小椋沙季(3期生):北柏リハビリ総合病院


作業の聞き取りと実動作を用いた介入により自宅での役割再獲得につながった症例
野村侑加(5期生):菊川市立総合病院


・不全頸髄損傷患者に対する作業療法介入ー家族と食卓を囲むことを目指してー
山元めい(7期生):市立御前崎総合病院


・頸髄損傷者への自立支援~食事動作とリモコン操作から見えてきた作業の意味~
橋本実紗(7期生):市立御前崎総合病院


・自動車運転への挑戦・成功体験が自信の獲得や就労意欲の向上につながった症例を通して
鵜原瑠奈(3期生):ワークセンター大きな木


・ラポールの形成により復職への不安を打ち明けた症例に対する復職支援~企業との面談と職場見学を通して~
溝口浩基(7期生):公立森町病院


・就労への介入プロセスとしての企業実習の活用~社会経験が未熟な若年者への支援を通して~
佐野佑未子(4期生):ワークセンター大きな木


みなさん頑張ってますねsign01



また会員でなくても市民公開講座がありますので
保護者の方でも無料で聞くことが出来ますよ
今、話題の方々なので公開講座を聴きながら
静岡県内の作業療法士がどのような活動をしているのか覗きに来て下さい


在校生のみなさんは今のうちから作業療法の実践内容に触れる良い機会なので
ぜひともご参加下さいねnote
浜松で開催するのは3年に1回なのでこのチャンスをお見逃し無くsign01



最後まで読んで下さりありがとうございました

2016年1月 7日 (木)

【435】2016年1月新年のご挨拶。

新年明けましておめでとうございます。
学科長の新宮ですsign01

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いつもブログを読んで下さりありがとうございます。
2016年は作業療法をもっと身近なものに感じてもらうために
より分かりやすい作業療法の説明を心がけて行きたいと思っています

日本作業療法士協会のホームページにも
動画など沢山の情報がありますのでよろしければご覧になって下さいtv

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日本作業療法士協会ホームページより転載



特に受験生の皆様には、理学療法との違いなど
最終的な進路選択の決め手になるかもしれませんよhappy01

いずれの道を選ばれたとしても、試験で十分に力を発揮され
それぞれの夢が実現されることを切に願っております。
本年も作業療法学科のブログをよろしくお願い致します。



最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年12月22日 (火)

【433】今年のクリスマスカード!

こんにちは、教員の鈴木です

もうすぐクリスマスですねxmas
今年のOT学科のクリスマスカードはこんな風にして作りました

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作業技術学の陶芸の授業で作成した
見ざる言わざる聞かざる達とツリーのコラボです

素敵なクリスマスをxmas、そして素晴らしい新年sunを迎えられるよう願っております

Wishing you a merry Chrismas and a happy new year!!

最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年12月10日 (木)

【430】作業科学セミナー開催!大学院卒業生が実行委員として活躍!

こんにちは、教員の小田原です。

11月28日、29日に浜松市のクリエイト浜松で
第19回作業科学セミナーを開催しました。

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作業科学セミナーは、日本国内で年に一度開催される作業科学のカンファレンスです。
今回の学会テーマは「Transition:人々の生活・人生における移行と作業」でした。


基調講演はアイルランドのコークカレッジ大学のジニ―・ジャクソン先生
佐藤剛記念講演はスウェーデンのカロリンスカ研究所の浅羽エリック先生に頂きました。

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シンポジウムには、人類学、都市計画、看護と多彩な分野からの先生方をお呼びして、議論を楽しみました。さらに、​​口述発表、ポスター発表、ワークショップと多彩な内容でした。

何より参加者が200名を越え、うれしい反響をたくさんいただきました。
講師の先生方からも、幅広い研究の興味と暖かい雰囲気がよいというお褒めを頂きました。

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なんと、このカンファレンスを支えたのが
聖隷クリストファー大学と大学院の卒業生を中心とする実行委員のメンバーでしたsign01

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本学を始めとするOT学生もボランティアとして参加しましたnote
写真で雰囲気を堪能ください。

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来年は名古屋で開催の予定です。

最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年10月20日 (火)

【413】掛川西高校土曜講座に行ってきました

こんにちは、教員の鈴木ですaries

先日の土曜日はSTの柴本先生と一緒に
掛川西高校土曜講座に行ってきました


私は作業療法の紹介を兼ねて
「こころに寄り添うリハビリテーション~作業療法って何だろう~」
というタイトルでリハビリテーションとは何かという話と
折り紙をしながら片麻痺の体験をしていただきましたmemo


掛川西高校出身のみなさん
この場所はどこだか見覚えありますかsign02

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参加した掛川西高校のみなさんは真剣に話を聞いて下さいました

片麻痺体験や実際に作業療法を受けた人の体験ビデオを通して
「こころ」に関わるという作業療法の特徴を
知っていただけたのではないかと思いますconfident


掛川西高校の皆様、先生方ありがとうございました
これからも作業療法のことを知ってる人を
一人でも増やして行きたいと思いますnote


最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年10月12日 (月)

【411】アメリカ作業研究会参加報告

こんにちは、教員の小田原です

10月1日―3日に、アメリカフロリダ州
フォート・ローダーデールで開催された
アメリカ作業研究会に出席し発表してきましたairplane

毎年開催される作業についての学会です。
写真はこの学会のポスターですmemoshine

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私は、「集団作業を日本文化に適用する:ウチ」という演題で
日本のリハビリテーション病院で行われる
グループワークに参加した回復期の患者が
どのような健康感を経験するかを日本文化の
ウチの特性から分析したものを発表しましたkaraoke

15分の発表後のディスカッションも弾んで
いろんなコメントを貰ってうれしい発表になりました。



学会の夜に行われた伴奏なしのカラオケで「北酒場」を歌いました。
日本の歌にみんな喜んでいましたnote

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最終日の夕方にはビーチを散歩しました。
近くでレゲエが流れていました。

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作業の興味を共有する人たちと話して
笑ってエネルギーを吸収して帰ってきました。
皆さんも、世界中の人たちと作業について話し合いましょうsign01

最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年9月17日 (木)

【404】いざニュージーランド!アジア太平洋作業療法学会の参加報告

こんにちは教員の鈴木ですaries

先週は海外研修の同行のため、シンガポールにいましたが
研修最終日に日本に帰る学生達にシンガポールで別れを告げて
オーストラリア経由でニュージーランドに一人で向かいましたpaper

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何のために南半球に向かったのかというと、ニュージーランドで開催されている
第6回APOTC(アジア太平洋作業療法学会:Asia Pacific Occupational Therapy Conference) に参加するためでした

 

ニュージーランドは広大でした。

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学会はニュージーランドのロトルアという
北島の中央に位置する場所で行われたのですが
会場に向かう道の途中で羊の群れariesariesariesや牛の群れtaurustaurustaurusに遭遇しました。

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初日の開会式はニュージーランドのマオリ族の儀式に則って
マオリ語での挨拶や歌で慎ましく荘厳に行われました。

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そしてラグビー好きの人なら知ってるかもしれませんがHAKAを披露してくれました。
目を広げて舌を出すのが特徴なのですが、生で見るHAKAは迫力満点でしたpunch

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さて、APOTCはアジアや太平洋圏の作業療法士が参加する学会ですschool
日本人の参加者も多かったですが、他にも開催国のニュージーランドに
オーストラリア、フィリピン、シンガポールからの参加者も沢山来ていました。
シンガポールからは教員や臨床の作業療法士だけでなく
NYP(ナンヤン理工学院)の学生達も参加していました


聖隷に来たことのある学生とも再会できました。

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ホームステイや交流会をした皆さん、彼女達の事を覚えていますよねsign02

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そして、今年来たばかりの先週シンガポールで会った学生とも再会することができ
NYPの先生達とも一緒に食事をしたりして再会を楽しみましたnote

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そして大会初日の夜にはNYPのHua Beng先生に誘われて
NYP学生達の振り返り会に参加させてもらいました。
みんなとても熱心に学会に参加していたし
とても内容の濃いディスカッションをしていたのでとても勉強になりましたpencil

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本学は新宮先生と私が参加

新宮先生の演題名は

Preliminary study on observing point of psychiatric occupational therapists for progress recordingというタイトルで
近隣の精神科の作業療法士と一緒に取り組んだ研究の研究を報告しました

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私のタイトルは

Effects of campus exercises for participants with disabilities, and a comparison with internshipというタイトルで、学内演習の報告をしました。
シンガポールの先生方や学生も聞きに来てくれました

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発表も説明もコミュニケーションも全部英語で大変でしたが
一生懸命内容を伝えようという姿勢を示していけば
相手も一生懸命こちらの意図を察してくれたり
言い換えたりしてくれるので何とかなりますconfident

  

学会ではアジア圏の作業療法士の様々な研究が報告されていましたが
高齢者への作業療法や地域活動の作業療法、卒後教育関する報告や
日本ではまだあまり報告されてない
性活動の作業療法支援についての報告に注目が集まっていました

特に高齢期関係の報告は日本人が今実践しているところなので
海外に報告して言うことはアジアだけでなく世界の作業療法実践に役に立つはずですsign01

 

次のAPOTCはフィリピンで行われるとのことですので
その頃には在学している皆さんも作業療法士になっていると思います。

本大会のテーマはDoing Well Togetherですから
次回は一緒に発表しに行きましょうね

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最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年6月26日 (金)

【386】第49回日本作業療法学会に参加しました

こんにちは、教員の鈴木ですaries

6月19日〜21日までの3日間
第49回日本作業療法学会が神戸で開催されました

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宮前先生先生がシンポジウムの司会を努めたり
小田原先生がワークショップを行ったり
教員、卒業生ともに会場内で沢山出会うことが出来ましたnote


今回、学会発表をした教員と卒業生のタイトルをお伝えしますmemo

田島明子:旅と当事者交流の意味―失語症友の会によるドイツの旅に参加した夫婦へのインタビュー調査の結果―


藤田さより :精神障害者の就労への思い―精神科デイケア利用者へのインタビューから―

通りかかった3期生の宮崎さん、井上さんと一枚

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建木健:福祉施設における自動車運転再開プログラムの試み


鈴木達也 :当事者参加型トップダウン演習の効果
ポスター貼りを手伝ってくれた4期生の大石君、5期生前田さんと一枚cameraflair

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貼るときはこんな感じに協力して貼りました

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卒業生の発表では、、、

鴨藤祐輔(1期生):「入院中に想定した退院後生活」と「実際の退院後生活」の生活満足度の比較とリハビリテーションの関連

唐松考記(1期生):終末期の訪問作業療法において夫婦関係に変化があった事例

鈴木亮太(3期生):「私は人のために生きたい」と願う症例への介入―アルバムで人生を振り返る―

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前田杏奈(5期生):高次脳機能障害者の復職に向けた関わり

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伊藤大貴(7期生):知覚を利用した動作の意識付けで箸操作能力が向上した一症例 

大石晃也(4期生):新たな意味のある作業の模索と獲得に向けてクライエントと協業した一事例―COPMとトップダウンアプローチを用いて―

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どの発表も興味深く多くの人が質問に訪れてディスカッションを行いました

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また会場内ではシンガポールナンヤン理工学院の
Hua Beng 先生にお会いしましたairplane

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まさかいらっしゃってると思わなかったのでビックリしましたcoldsweats02
シンポジウムや会議に参加するために、日本に来ていたそうです



次回第50回の日本作業療法学会は2016年9月に札幌で開催されます
日々の臨床、研究に取り組んでまた会場内でお会いしましょう
発表しようか悩んでる人は、職場の先輩や、私たち教員にお声かけ下さいね
一緒にお手伝いさせて頂きますよhappy01


最後まで読んで下さりありがとうございました


2015年6月10日 (水)

【381】第28回静岡県作業療法学会に参加しました

こんにちは、教員の鈴木ですaries



6月6,7日は清水の清水テルサとマリナートで開催された
第28回静岡県作業療法学会に参加してきましたbuilding

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静岡県作業療法学会は年に1回開催される
静岡県の作業療法士が集まる学会です



卒業したばかりの8期生達もたくさん参加していました
たまたま通りかかった7,8期生と新宮先生と記念写真cameraflair

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ポスター発表、口述発表合わせて46演題ある中
聖隷の卒業生の発表や、共同演者とっている発表が10演題もあり
卒業してからも現場で活躍してくれているようです

発表したタイトルだけですが紹介していきますねl。



~教員~


建木健:高次脳機能障害者へのドライビングシュミレーターの活用の視点と戦略

建木先生は演題発表だけでなくシンポジウムなどでも登壇されてました

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新宮尚人:精神科作業療法の経過記録に関する研究-観察項目の記録頻度に注目して-

新宮先生が見当たらなかったのでたまたま通りかかった4年生と記念写真

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~卒業生~

・鵜原瑠奈:高次脳機能障害者の自動車運転再開支援におけるクライエントの気づきと有効性
・佐野佑未子:高次脳機能障害者の職場復帰に向けた福祉施設と企業の連携を通して
・鈴木麻美:重度の高次脳機能障害を呈したクライエントの働く環境作り

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共同演者であり、実習指導をして下さってる赤池先生と
並んでの発表だったのでみんなで記念写真


・田中好:個別OTと通園の連携の必要性

・井上五泉:高次脳機能障害者が就労に至るまでの支援と就労定着支援

・栗田洋平:生活の中心であった園芸作業を再獲得することで主体性を取り戻した症例との関わり

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また、学会中に新宮先生の作業療法への貢献に対して
静岡県作業療法士会から表彰を受けました


勉強会で関わっている参加者からクラッカーのサプライズshine

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新宮先生、おめでとうございますsign03

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卒業生や実習指導でお世話になっている方々にも会うことができ
とても有意義な二日間でした




次回の第29回静岡県作業療法学会は浜松で開催されますsign01

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卒業生のみなさん、次回はホームタウンの浜松ですので
報告を意識しながら日々の臨床に励んで下さいねnote
発表をお待ちしてますsign01


最後まで読んで下さりありがとうございました



2015年6月 4日 (木)

【378】海外で行われた学会に参加してきました

こんにちは、教員の鈴木ですaries


5月30、31日に韓国のソウル市内で行われた
The 3rd International OTIPM Symposiumに参加してきましたairplane


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韓国に行くのは初めてだったので、一人で大丈夫か、
食べ物は口に合うかなーと心配でしたcoldsweats01

韓国と言えばキムチなどの辛い料理が頭に浮かびます
こんな辛そうな、チゲ鍋に挑戦してみましたが、、、
日本で食べてる辛さと比較にならないほど私には辛く感じましたwobbly

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これくらいのお粥の方が私にはちょうど良かったですrestaurant

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さて、今回参加したThe 3rd International OTIPM Symposiumは
作業療法が臨床現場で用いるための介入モデルである
OTIPM(Occupational Thearapy Intervention Process Model:作業療法介入プロセスモデル)を用いた実践や研究報告を行う学会です


私のポスター発表はソウルの中心にあるソウルシティーホールで行われました
波をイメージしたという圧巻のデザインに目を奪われましたwave

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今回、私はポスター発表の会場内はだったのですが
アトリエのような雰囲気で発表でした

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私の発表のタイトルは
Supporting to restart Occupational Therapy based on
the Occupational Therapy Intervention Process Model (OTIPM)

卒業生の臨床でOTIPMを使用して作業療法を行うことを
サポートした経験について報告しました



質問してくれたNohさん、日本語がペラペラだったのですが
なんと日本の大学院を卒業していて宮前先生の指導を受けてらっしゃったそうです
世界は狭い物ですねhappy01


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今回の学会参加と発表を通して学んだことを
日々の教育、研究に役立てて行きたいと思います


11377194_373970836143263_4035613991CIOTS KOREAより転載





最期まで読んで下さりありがとうございました

2015年5月25日 (月)

【375】教員と学生の活動が新聞に掲載されました~演習から生まれた福祉用具~

こんにちは。教員の田島です。

4年生の大場さんと「身体障害作業療法Ⅳ」で来てくださる
障害当事者の横山さんが中日新聞に掲載されましたmemo

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これは、第5回脳損傷ケアリング・コミュニティ学会愛知大会で
2人が登壇したときの写真です。
学会のホームページはこちらです


記事にあるように、そもそもは、「身体障害作業療法Ⅳ」の演習で
大場さんが横山さんのニーズを聞き取った際

「台所からダイニングテーブルまでの配膳が大変」


と、おっしゃったことが始まりでした。



その時大場さんは市販のものを紹介しましたが
横山さんのニーズに適うものではありませんでしたthink



学会に先立っての意見交換会のときに
4年生の内山さん、大場さん、山村さんに参加してもらい
演習の様子について報告をしてもらいました。
そうしたところ

横山さんの福祉機器を一緒に作りませんか?


と学会の実行委員である福祉機器製作の皆さんから提案をいただいたのです


その後、横山さんを中心にして、内山さん、大場さん、山村さん
そして福祉機器製作メンバーの皆さんが集まり、今回の福祉機器が完成しましたsign01

室内で、片麻痺でもコップやお皿を安全に運べる福祉機器ですconfident
現在のところはあくまで試作機ですが、今後さらに改良をし
皆様のお手元に届く日が来ると思います。楽しみにしていてくださいnote


最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年5月 8日 (金)

【370】研修会で卒業生に再会!

こんにちは教員の鈴木ですaries
みなさんはどんなゴールデンウィークを過ごしましたかsign02


私は、5月2日から6日の5日間、東京で開催された
第68回AMPS(アンプス)講習会に参加してきましたpencil
AMPSについて詳しい説明はこちら

AMPSとはAssessment of Motor and Process Skills の略で
日本語に訳すと「運動技能と遂行技能の評価法」です


料理や掃除、着替えなど、その人の日常生活になじみのある
生活行為に対して「作業療法士」の視点で観察評価を行いますdenim

そして対象者が作業を行ってる間に

どのように上手く行えたか
どのようなことが上手く行えなかったか

について、35項目の視点eyeから評価を行います


この評価を行うことで対象者にとって
適切なプログラムの立案が出来るという
作業療法士の役割を発揮することに繋がる評価法なのです



今回、全国から約40人の作業療法士が集まる中
6期生の古賀さんと7期生の小林さんに会いましたnote

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色んな場所で卒業生に会う機会が増えていますが
二人とも元気に臨床に取り組んでいるようでした

今回の研修会で学んだ事を生かし
日々の実践でますます活躍して欲しいですねhappy02

最後まで読んで下さりありがとうございました


2015年4月29日 (水)

【368】実習地訪問で卒業生に再会!

こんにちは、教員の鈴木ですaries
暖かくなって心地の良い日が増えてきましたねclover


さて、現在4年生は2期目の臨床実習で頑張っている最中です

臨床実習中には必ず教員が実習地に訪問し
学生とスーパーバイザー(実習指導者)と面談して
実習の進行状況や現状の課題、これからの目標について話し合う
実習地訪問を必ず行ってます


最近では卒業生が実習指導を行ってくれることも多く
1期生から8期生までの卒業生が実習地で指導をしてくれてますsign01



今日の訪問先では5期生の石野さんが
ケースバイザーとして指導して下さってました

久々に会う4年生の西山さんと久々に会う石野さん
どちらも久々なので記念写真を一枚cameraflair

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せっかくなのでと誘われて3人でも記念写真cameraflair

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聖隷の卒業生達が作業療法士として
そして指導者としてもたくましく成長した姿を見れることは
教員の楽しみの一つです、引き続きよろしくお願いしますねnote


4年生のみなさんは引き続き実習を頑張っていきましょうsign03
来年には実習生の指導に関わって下さいね


最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年4月21日 (火)

【366】学科長より新年度のご挨拶

学科長の新宮です。
いつもブログを読んで下さりありがとうございます。

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新年度に入り、作業療法学科では35名の新しい学生さんを迎えることが出来ましshine
数ある養成校の中から本学を選んできてくれたこと本当に嬉しく思います。そして
選択に間違いがなかったことを絶対に証明しなくっちゃsign03
と教員一同、おおいにはりきっています。

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一匹の魚は1日の飢えを凌ぐが
魚の釣り方を学べば一生飢えることはない(老子)


作業療法学科の学びは、この言葉の通り
答えを教えるのではなく、答えに辿り着く方法」
を教えます。


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先日、このPBL(problem based learning : 問題基盤型学習)が
「実践力、専門性を育成する教授法」として教育学術新聞に掲載されましたmemo

私が担当する「精神障害作業療法学」の進め方を具体的に書きましたのでよろしければご覧ください。
http://www.seirei.ac.jp/news/detail.php?CN=145987 

今年度もどうぞよろしくお願い致します。


最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年3月15日 (日)

【359】サミュエルメリット大学訪問記⑤最終回

こんにちは、教員の鈴木です
少しずつ書いてきたサミュエルメリット大学訪問記も今回で最期です

これまでの報告が気になる人は右側の国際交流のカテゴリからご覧下さい

さて、今回の研修期間のイベントで
私と根地嶋先生が出発前から最もプレッシャーを感じていた事があります





それは、英語でのプレゼンテーションです
英語で日本のOT,PT,自分の実践内容を報告するという内容ですcoldsweats01

サンフランシスコ出発前も滞在中も国際交流センター職員や
SMU卒業生である岡島さんの英語サポートを受けながら準備をして、当日を迎えました


集まった学生は1年生のOT,PT学生と教員、合計約80名sign03
かなり緊張しましたが日本とアメリカの文化の違いを伝えるためのこのスライドを示したら

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思った異常に反応が良く、みんな笑ってくれたので少し楽に話すことができましたhappy01

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プレゼンの際にはSMUからプレゼントして頂いた
SMUトレーナーを着て行いましたt-shirt
緊張して汗かくことを計算に入れてなかったので
汗だくでのプレゼンとなりましたsweat01


終了後にはサポートしてくれた岡島さんと、Kira先生と記念写真
私は魂抜けてますspa

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学生からの質問も沢山飛びだし
先生方からはWonderful!やAwesome!と言ったお褒めの言葉を頂きました



研修最終日の朝に

「二人の話が本当に良かったので、今日の13時から2年生にも同じ話をしてくれないか?」
と突然頼まれたので、急遽2年生にもプレゼンテーションを行いました



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この時はKira先生の愛犬も講義に参加dog

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ハートマーク柄を持つおとなしくてかわいいワンコです

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教員が愛犬を連れてくることができるなんて、、、
日本ではなかなか考えられないですが
おかげで?1回目よりも落ち着いて話をすることができた気がします



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週末にはオークランド港にあるレストランでお別れのディナーを楽しみましたrestaurant

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夕焼けがとても綺麗で、料理もとても美味しかったです
もちろんアメリカンサイズなので食べきれず持ち帰りましたが、、、wobbly

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聖隷クリストファー大学とサミュエルメリット大学の
これからの交流と発展を誓い、10日間の研修は終わりました
サミュエルメリット大学のみなさまありがとうございました

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飛行機からはサンフランシスコの町並みや
ゴールデンゲートブリッジがよく見えました
Thank you, SunFransiscosign03

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ブログでの紹介はこれで最期ですが
3月26日(木)17:00〜18:00、3203教室で
根地嶋先生と報告会を行いますので興味のある人はぜひお越し下さい


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最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年3月 5日 (木)

【357】サミュエルメリット大学訪問記④見学編

こんにちは、教員の鈴木ですaries

第4回目のSMU(サミュエルメリット大学)の研修報告です
今回の研修では2つの医療施設を見学させて頂きました


まずはSMUの真横にある
Alta Bates Summit Medical Centerhospital

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最近建て替えたばかりで内装はもちろん
独特の外装もとてもキレイでした

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ここは日本で言う急性期の病院で
脳卒中と骨折などの整形外科疾患が専門です



ADL室にはアメリカの一般的なキッチンが備えらつけられてましたrestaurant

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キッチンには日本より大きい冷蔵庫、コンロと食洗機が備え付けられていました
アメリカではガスコンロではなく電気コンロが一般的ですbomb

電気コンロと行っても日本のIHとは違っていて
蚊取り線香状の棒が熱くなることで料理ができます
個人的にはちょっと料理がしにくそうだなーと思いましたがdelicious





リハ室は治療中だったため写真は撮れなかったのですが
病室を撮らせて頂くことができました

さて、この写真で説明してくれている物はなんだかわかりますか?

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これは床天井壮行式リフターと言って
患者さんを持ち上げるために使うクレーンのようなものです

個別のスリングシートを使って体を持ち上げますup

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この天井壮行式リフターは病室の浴槽やトイレに繋がっています
またリハ室にもいくつも備え付けられていて
立ち上がりの訓練や歩行訓練時に使っているそうです


日本では考えられない設備だったのでなぜ必要か聞いてみたら
200kgを超える患者さんの為だとか、、、bomb
日本では考えられないですね


そして、そんな200kg越えの患者さんのための車椅子も発見coldsweats02

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私と根地嶋先生なら一緒に並んで座ることができそうですねlovely


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そしてもう1施設見学したのが
Alta Bates Summit Medical CenterのHerrick Campus

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こちらは一般病棟や外来、精神科病棟のある地域病院でした


施設内にはADL室や

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子供への治療に用いる感覚統合の部屋もありましたrun

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こちらではアメリカの精神科医療や地域医療についてお話を伺いました

アメリカでは地域や精神科のサービスは十分ではないらしく
ホームレスとなっている人の多くが精神疾患を持った人だとか、、、
確かにサンフランシスコの街中では日本で比べものにならないくらい
ホームレスの人を見かけたり、声をかけられることがありました


カルフォルニア州は温暖気候なので外で寝てても
命に関わることがないため州や政府があまり力を入れてないんだとか、、、
いや、そういう問題ではないと思うのですがね、、、


また、精神科領域で働いているアメリカのOTは約5%sign01
ちなみに日本では約15%ですのでサービスが足りてないのがわかります

時には重症化した患者さんが病院の前に「捨てられ」て
一方的に預けられることもあるそうです
日本では考えられない事ですね、、、


そのため、OTはもちろん様々なメディカルスタッフやボランティアが
NPOを設立したりやサポートグループを作ったり支援をしているそうです
精神科への保険やサービスがもっと充実するように
研究や臨床報告で結果を出そうと取り組んでいるそうですpencil

専門職種として結果を出すことと、示すことの重要さを改めて感じました



最後まで読んでくださりありがとうございました


2015年2月24日 (火)

【354】サミュエルメリット大学訪問記③授業見学編

こんにちは、教員の鈴木ですaries

前回に引き続きSMU(サミュエルメリット大学)の研修報告ですairplane



今回の研修では写真右側の岡島さんが
私たちの英語を助けて下さいました
岡島さんはSMUで初めての日本人卒業生
とっても頼らせて頂きました

そして、左から2番目はFusae先生
小島学長の教え子でSMUと繋がるきっかけになった先生です



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こちらのお二人のお力を借りて
今回の研修はスムーズに進んでいきました





昨年、Kate先生と一緒に本学に来た学長のSharon先生や


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副学長のScot先生にご挨拶しました
みなさんとても暖かく私たちのことを受け入れて下さいましたhappy01



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滞在中はいくつかの授業の見学をしました
写真の授業では本学OT学科と同じく
PBL方式で事例検討を行っていますpencil


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どんな事例について話し合っているかというと
翌週Simmulation Labで行われる面接の準備


テレビスタジオのような教室で模擬患者に来てもらい
実践さながらの演習を行いますtv





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模擬患者は近隣の演劇団の人で
臨場感たっぷりの迫真の演技は
窓ガラス越しから観察していても
緊迫感がヒリヒリと伝わるほどでしたthunder


面接の様子は録画され、またリアルタイムで別室に待機している学生が見ています
そして先生は模擬患者に対して、言葉や仕草など指示を送っています




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授業後には振り返りの時間があり
面接の場面で何が起きていたのか
どのようにすべきかなどグループでディスカッションします

録画された実習の様子は学生ならいつでも見ることができるようです




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ここでも教員は具体的な答えを言うのではなく
学生からの発言が出たり、考えが深まるようサポートに徹していました







これは運動学の授業でROMの確認をしているところ
見ての通りタトゥーが入っている学生がいますが
アメリカでは当たり前になっているようです


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ぱっと見では解らないところに入れている学生が多く
足首、肩の後ろ、耳の後ろなどいろんなところに入れている学生がいました
ピアスも当たり前で5個以上つけてる学生も大勢いましたshine


実習で注意されないのか聞いてみましたが
タトゥーもピアスも当たり前で誰も気にしないんだとか、、、
ピアスはもはや体の一部と捉えられているようですcoldsweats02



アメリカの学生から日本人の印象を聞いたところ
日本はスーツにしろ実習着にしろ
みんな同じ格好をしているのが不思議に見えるそうです

こういったことからも日本とアメリカの違いを実感することができました






授業の資料はオンラインで取得できる物が多く
授業中はPCを開いて直接打ち込んでいる学生がほとんどでした


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中には全然違う課題に取り組んでる人もいましたが
先生方はいっこうに注意することがありませんでした

別の事をしてても授業の妨害さえしなければ良い
それで結局成績が悪ければ自分の責任になる


繰り返し先生方が学生に言っていた言葉が

「up to you(あなた次第)」



アメリカで作業療法士になるためには
修士課程を卒業しなければならないので
医療だけじゃなく色んな大学を卒業した人が集まってきています
なので、日本のOTS、PTSに比べたら平均年齢はちょっと高めup

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学費も年間300万近くかかり難関な道のりですが
アメリカでは作業療法士はBest Job Rankingで
毎年10位に入るくらいの人気職shine
ほとんどの学生が個人で学生ローンを組んでいるそうです


だからこそ、やるかやらないかは
「up to you」(あなた次第)
ノートを取るだけでなく、ボイスレコーダーも使って
授業中の内容を必死で記録してる学生もいました



そんな一生懸命なアメリカの学生と
一生懸命な日本の学生が交流する機会があれば
相乗効果で何か良いことが起きるのではと期待してます
これからそのような事も企画していきたいと思います


報告はもうちょっと続きます
最後まで読んで下さりありがとうございました