【375】教員と学生の活動が新聞に掲載されました~演習から生まれた福祉用具~
こんにちは。教員の田島です。
4年生の大場さんと「身体障害作業療法Ⅳ」で来てくださる
障害当事者の横山さんが中日新聞に掲載されました
これは、第5回脳損傷ケアリング・コミュニティ学会愛知大会で
2人が登壇したときの写真です。
学会のホームページはこちらです
記事にあるように、そもそもは、「身体障害作業療法Ⅳ」の演習で
大場さんが横山さんのニーズを聞き取った際
「台所からダイニングテーブルまでの配膳が大変」
と、おっしゃったことが始まりでした。
その時大場さんは市販のものを紹介しましたが
横山さんのニーズに適うものではありませんでした
学会に先立っての意見交換会のときに
4年生の内山さん、大場さん、山村さんに参加してもらい
演習の様子について報告をしてもらいました。
そうしたところ
横山さんの福祉機器を一緒に作りませんか?
と学会の実行委員である福祉機器製作の皆さんから提案をいただいたのです
その後、横山さんを中心にして、内山さん、大場さん、山村さん
そして福祉機器製作メンバーの皆さんが集まり、今回の福祉機器が完成しました
室内で、片麻痺でもコップやお皿を安全に運べる福祉機器です
現在のところはあくまで試作機ですが、今後さらに改良をし
皆様のお手元に届く日が来ると思います。楽しみにしていてください
最後まで読んで下さりありがとうございました