【376】体験から学んで身につける~車椅子、杖、高齢者体験~
こんにちは、教員の鈴木です
春セメスターの授業も中盤戦です
少しずつですが講義の内容も実践的なものが増えてきています
こちらは1年生の作業療法概論1で
車椅子や杖の使用体験と介助法を学びましたた
まず資料を基に車椅子のパーツ名の確認
そして実際に車椅子に乗って外に出て
乗っている人がどのようにな気持ちになるか
また介助する人がどんな配慮が必要になるかを体験し
配慮すべき事や気付いたことの情報を共有します
そして、こちらは杖を使った歩行とその介助法の体験
平地だけでなく階段歩行の介助も行って実践的な体験します
体験した後は学生同士で観察したこと
気付いたことを共有して理解を深めていきます
一方、3年生の老年期評価学では高齢者体験キットを使って高齢者体験
膝や腰、背筋が伸びにくいこと、視野の変化や聴覚低下が
平地の移動や、階段、坂道、電話、ドアの開閉など
普段の生活行為にどのような影響を与えるのか学んで行きます
3年生になると身体的な負担ばかりでなく
心理的な変化や環境面でどのような配慮が必要になるかなど
深い洞察が自然に出来ていたので、さすがだな~と思いました
演習や実技で学んだ知識は記憶に残りやすいと言われています
講義で学んだ事を、こういった実技や演習を通して理解を深め
作業療法士としての学びを得ていきましょう
最後まで読んで下さりありがとうございました