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2019年10月

2019/10/31

2019年度国際看護実習参加学生の声②

~ホームステイと実習2週目~

8月31日(土)から9月13日(金)までの2週間、シンガポールへ実習に行ってきました。

 最初の2日間はホームステイでナンヤン理工学院(NYP)の学生の家に泊まらせてもらいました。年も近いのでとても仲良くなれます。この2日間だけでなく、滞在中は一緒にご飯を食べに行ったり観光したりして、いろいろなことを教えてくれました。

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↑ホストファミリーのカルーナ・リー

続いて国際看護実習の2週目について紹介します!

まず、土日は観光に行きました。実習の息抜きにもなってとてもよかったです。生活にも慣れるので、電車で色々な所に行くことができました。

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↑マリーナベイサンズとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

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↑ユニバーサル・スタジオ・シンガポール

2週目のスケジュールです。

9/9(月)Tan Tock Seng Hospital(TTSH)→病院見学

9/10(火)Dover Park Hospice→施設見学

9/11(水)Nursing Home Foundation→施設見学、訪問の同行

9/12(木)St.Hilda’s Community Services→施設見学、参加

9/13(金)Punggol Poly Clinic→施設見学

TTSHは急性期の病院で、高齢者専用のフロアや救急車が到着して看護師さんが心肺蘇生をしているところを見ることができました。また、デコンタミネーションエリアという感染症者が来たときの除染エリアを見せていただきました。感染症が起きたときに最初に患者さんが来る病院だそうで、大きい病院ならではの役割やその設備を学ぶことができました。

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↑TTSHの看護師さん

Dover Park Hospiceでは食事が決まっているメニューの中から、自分で好きなものを好きな量食べられることになっていて、日本では見たことがなかったので驚きました!

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ポリクリニックは日本にはない施設で、総合病院の入院施設がない外来だけの機能を持ったところです。大きい病院に行くまでもない病気や、行く手段のない方などが利用しやすいような施設になっています。マンションのような建物の中に入っていて、駅と直結しているのでとても便利だと感じました。

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2週間を通して・・・。

私は初めての海外だったため行く前はとても不安でしたが、シンガポールの方は親切な人ばかりで楽しいことだらけでした。今回「この国際看護実習に行く」という挑戦をしてとてもよかったと思っています。

病院を見学した全てが新鮮で学びになり、4年生で行くからこそ日本の実習で見てきたことと比較しながら学ぶことができたと思います。シンガポールの看護師さんの患者さんとの距離の近さや、宗教上の配慮に感嘆しつつ、改めて日本の看護師さんの患者さんとの丁寧な接し方や、病室環境の良さなどに気づくことができました。今後も挑戦する事を大切にし、今回学んだことを就職した際や自分の生活に生かしていきたいと思います。

ちなみに、

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帰国日には、ホストファミリーとその友達が見送ってくれました!

看護学部4年 佐藤佑喜奈

2019年度国際看護実習参加学生の声①

~ホームステイと実習1週目~

2019年8月31日(土)と9月1日(日)はホームステイを行いました。

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NYP(ナンヤンポリテクニック)の看護コースに通うサミラーさんが受け入れてくれました。写真左がサミラーさんのお母さん、写真右がサミラーさんです。

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マーライオンやマリーナベイサンズなどシンガポール観光に連れて行ってもらいました。観光雑誌やテレビでもよく取り上げられているので実際見ることができて感動しました。

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インスタ映えのスポットもたくさんありました!

9月2日(月)はNYPのキャンパスツアーに参加しました。手術室や集中治療室など本格的なシュミレーションルームがありました。

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キャンパスツアーの後、2週間過ごす寮に案内してもらいました。

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広くてとても快適でした。

9月3日(火)~5日(水)は、Tan Tock Seng Hospital Rehabilitation Centreで実習をしました。

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この病院は日本でいうリハビリテーション病院のようなところでした。

シンガポール人は中華系、マレー系、インド系の主に3民族で構成されており、多民族・多宗教の国家です。このことから、ベッドネームに宗教や言語を記したり、食事はそれぞれの民族の食事を選べるようになっていたりしました。

看護師と患者が違う人種だったとしても、たいていは英語でコミュ二ケーションを取っていました。同じ人種ならば母国語でコミュニケーションを取っていることもありました。

それぞれの宗教、文化に理解を示しつつ上手に共存できるように互いを認め合う姿勢を感じました。

今回国際看護実習に参加して、日本の看護の良い点にもたくさん気がつくことができました。私は英語に苦手意識があったけれど、実際に英語でコミュニケーションをとってみると自分の世界が広がったようでとても楽しかったです。英語力が未熟なため、自分の思いを思うように伝えられないことがとてももどかしく、もっと英語を話せるようになりたいと思いました。日本の病院で働いても外国人の患者さんと出会う機会は必ずあると思うので、今回の経験を活かし積極的に関わりたいと思いました。

看護学部4年 渡瀬真帆

2019/10/25

ナンヤン理工学院看護実習生が4週間のプログラムを修了しました。

9月2日~9月27日の間、交流協定締結校のナンヤン理工学院より看護実習生2名が来学し、無事プログラムを修了しました。4週間の聖隷関連施設での実習を通じ、日本の看護や看護師の役割を学びました。

Two nursing students from Nanyang Polytechnic (NYP) visited from September 2nd to 27th and completed their nursing attachment program. They learned nursing system and rolls of nurses in Japan through 4 weeks nursing attachment in facilities of Seirei Group.

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詳しくは看護学部のブログをご覧ください。

Please see the details from the above link, SCU-nursing blog.

https://blg.seirei.ac.jp/ns/2019/10/2-e9bc.html

2019/10/04

2019年度海外研修(シンガポール)参加学生の声⑤

~研修の参加を考えている皆さんへ~

この研修では、ホームステイがあったり大学の講義を受けたり、施設を見学したり、夜はシンガポールの街へ出かけていきご飯を食べたり買い物をしたりできます。現地の方々と深くかかわれる機会が多くあるので、シンガポールの医療や社会制度だけでなく、文化や生活までも深く知ることができます。9日間の研修ですが、毎日多くの発見があり、とっても充実した日々を送れます。研修に参加する前と参加したあとで自分の成長も感じられると思います。

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英語が苦手でも大丈夫です。私も実際英語はとても苦手で、研修に参加する前は不安でいっぱいでした。しかし、苦手なりに積極的に話してみようと思い参加しました。実際、ホームステイでは、英語での会話で苦労することも多くありましたが、ホストファミリーは真剣に私が言おうとしていることを聞いてくれて、何とか理解してくれようとしました。最初は、英語が違ったらどうしようと思い言いたいことが言えませんでしたが、ホームステイの最終日には、自分が英語が苦手なことも忘れて思ったことなどを話していました。英語が苦手だと思っていても、積極的に挑戦しようという気持ちがあれば自分にとっての収穫はたくさんあると思います。

何にでも挑戦してみようという気持ちは、大学生活だけでなく、就職後にも生かすことができると思います。ぜひ参加してみてください。

看護学部1年 竹内くるみ

2019年度海外研修(シンガポール)参加学生の声④

~シンガポールについて~

観光では、シンガポールで有名なマーライオンやマリーナ・ベイ・サンズ、ナイトサファリなど様々な場所に行きました。

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夜の夜景が綺麗な街でした。

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有名なチキンライスやプラタなど料理もとても美味しかったです。飲み物は基本的に甘いものが多く甘すぎてしまうために、甘さを控えることも出来るのできるようになっていました。

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研修に参加して、日本とは違う制度を知ることができたり、施設や病院を見学したりすることができてよかったです。学びながら遊びも充実することができたので、参加してよかったと思いました。

社会福祉学部社会福祉学科2年 伊藤綾香

2019年度海外研修(シンガポール)参加学生の声③

~ホームステイ・学生交流について~

今回の研修で、ホストファミリーや違う大学の仲間、海外研修を履修した友達、先輩、沢山の人と出会うことができて、とても良かったと感じました。私は英語力が乏しく英語で上手くコミュニケーションをとることができず、海外研修に参加する前はシンガポールでの生活に不安を抱いていました。しかし、シンガポールでホストファミリーや人と関わることで不安はなくなり、いい経験ができました。

ホームステイでは、ホストファミリーの方に沢山のところに連れて行ってもらいました。初日は、チャンギ空港に到着してホストファミリーの方と会うと、空港に隣接しているデパートに行き、室内にある大きな滝のような物を見に行きました。暑い日だったので水しぶきが気持ちよく、その大きな滝の迫力にとても驚きました。

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次の日は朝早く家を出て、バスと電車を乗り継ぎ、マリーナ・ベイ・サンズの近くのマーライオンを見てきました。テレビや雑誌でよく見かけるマーライオンを近くで見て、シンガポールに来た実感がすごく湧きました。

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次にガーデンズ・バイ・ザ・ウェイに行きました。自然の大切さをモチーフにした植物園で、沢山の花や草木を見て回りました。ホストファミリーの方がわかりやすい英語と翻訳機を使いながら説明してくれて、その植物園について詳しく知ることが出来ました。

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そのあとはブギスストリートという夜市に行きました。細い路地にたくさんの店とたくさんの人がいて、日本ではあまり見ることのできない景色でワクワクしました。お土産などが安く買えるけど、スリなどが多発するらしく注意するように言われました。

そして、最後にマーライオンをもう一度見に行きました。ライトアップされていて昼とは違う雰囲気でとても綺麗でした。

ホームステイ期間が終わるとNYPでの講義が始まりました。私たちは国際医療福祉大学の学生たちと共に講義を受けました。初日はNYPがバイキングを用意してくださり、国際医療福祉大学の方たちと一緒ご飯を食べました。

最終日にはNYPと国際医療福祉大学と聖隷クリストファー大学の学生と先生でClosing Ceremonyを行い、文化交流をしました。私たちはよさこいをみんなで踊り、国際医療福祉大学の方はけん玉や折り紙など日本の昔ながらの遊びを披露していました。最後には列になってみんなで握手をして周りました。たくさんの人と話したり踊ったりできて、とてもいい経験になりました。

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今回の海外研修で初めてのホームステイを経験し、英語でのコミュニケーションが心配でしたが、ホストファミリーの方はとても親切でなんとか乗り越えることができて、良い経験になったと思います。たくさんの人と出会い、関わり、シンガポールのことを知り、日本との違いや似ているところに気づくことができ、自分の視野が広がったと感じました。今回参加して感じたこと、気づいたこと、学んだことを忘れずに、今後に生かしていきたいと思います。

看護学部1年 河野明里

2019年度海外研修(シンガポール)参加学生の声②

~施設・病院見学について~

私たちは、研修の中で子どもの発達のためのおもちゃを主に作っているKYDZとRaffles hospital、そしてHilda’s Community Service Centerを見学しました。

はじめに紹介するのはKYDZです。KYDZでは学習の質を向上させるために特別に設計された製品を提供することで子どものスキルを向上させ研ぎ澄ますことを目標に製品を製作し、シンガポール全土の学校、幼稚園、学習施設に教育玩具を提供しています。

また、KYDZの玩具は子どもだけでなくご高齢の方にも楽しんでいただけるものになっており、研修中には高齢者役とソーシャルワーカー役で実際の高齢者施設でのやり取りを想定して実演を行い、やりとりの難しさや分かりやすく伝えるためにはどのようにしたらよいかなど瞬時に考える大変さを実感しました。

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↑KYDZの玩具の遊び方を見ている様子

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↑実演している様子

次に紹介するのはRaffles Hospitalです。Raffles Hospitalは観光地でもあるブギスストリートやアラビアンストリートから近く、ビルのような外観をしたとてもきれいな病院でした。ここには新館と旧館があり様々な科がありました。

私が一番驚いたことはシンガポールは人種が様々なために文化を学ぶ講習が事前にあるということです。講習があることで一つの文化に偏らず理解することができ、患者さんの理解に役立つそうです。病院のベットは日本と違って一部屋に8台ありましたが、窮屈感はなく病室に入室する際のドアもなく、開放的でした。さらに、緊急性の高い患者の病室は壁が一部透明になっていて、看護師からすぐ見えて緊急時に対応しやすい設計になっていました。

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↑病院についての説明を聞いている様子

最後に紹介するのはHilda’s Community Service Center です。ここでは主に多くの高齢者の皆さんがこの施設を利用していますがl脳に障害がある方など様々な方が利用できる施設です。日本のデイサービスに近いようなシステムでした。

施設内には筋力が衰えたりしてけがをした時も筋力を戻すためのジムがあり、自立して生活するための支援の設備が整っていました。Hilda’s Community Service Centerでは、ビンゴゲームや粘土細工、カラオケなど利用者が求めることをできるだけ実現し、楽しんでもらえるアクティビティを考えているそうです。毎日の生活の楽しみになってもらえるようにこころがけていて、日本より活動が活発だと感じました。実際にラジオ体操の中国版のようなものをやりましたが、かなり運動量が多く、それを笑顔でやる利用者さんたちを見て、驚きと施設の体に与える影響について感心しました。

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この研修を通して、日本とシンガポールの違いや共通する問題を見つけることができ、国内にいたら分からなかったことも発見することができました。研修で学んだことはこれから始まる実習に生かしていきたいと思います。

また、研修に参加する前は言葉の壁に不安を抱いていましたが、現地では多くの人に支えられて自分も海外の方に同じように日本に来たときは支えてあげられるようになりたいと思いました。9日間という長いようで短い研修でしたが観光旅行とは違った貴重な経験をすることができました。参加してよかったです。

看護学部1年 神谷美里

2019年度海外研修(シンガポール)参加学生の声①

~NYPについて~

海外研修での研修先は、ナンヤン理工学院(NYP)です。そこには看護学部、工学部などの7学部があります。全体で約15000人が通う大きなところです。

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↑看護師としての誓い

卒業するときに看護師として働くための誓いをするそうです。そこには、人種や宗教、地位に関係なく、病人に適切なケアを提供することを約束するなどということが書かれています。

キャンパスツアーでは、高機能シミュレータや模擬手術室、レクリエーションルームなど学校の設備をしっかりと見ることができました。校舎内に噴水があったり、レクリエーションルームにはダーツがあったりなど、聖隷クリストファー大学とは大きく違い、会社のような感じでした。高機能シミュレータは、脈拍を測ることができ、呼吸による胸の膨らみなど、本物の人間のようでした。シミュレータを使うことにより、授業で学んだことを生かし、実習の前の準備ができることが分かりました。

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↑高機能シミュレータ

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↑模擬手術室

Makers Nodeというところには、VRや3Dプリンター、合成写真の機械があり、VRは実際に体験することができました。

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講義は、引率の先生が翻訳してくださるので、英語に自信がない私も授業の内容をしっかりと理解することができました。一番驚いたことは、シンガポールも日本と同様に、少子高齢化社会であることです。2025年には、全シンガポール人口の約20%が65歳以上の超高齢化社会になることが予想されています。そして、2050年には平均年齢が54歳になることが予想されています。改善するために、貧富の差に応じて保育園の利用料を変え、一番安いと一ヶ月S$3ドル〜です。日本円でなんと約240円です。また、地域で協力し、お互いに支え合うようなコミュニティもあるそうです。

私は、今回の研修で初めてホームステイをしました。会話が成り立つか、無事に生活できるかなど不安なことがいっぱいありました。しかし、実際にやってみるとホストファミリーはとても優しく、多くの観光地に連れて行ってもらいました。ホームステイも研修も自分にとって、とてもよい経験をする事ができました。また、外国の友達というものはなかなかできないので、このようなつながりを大切にしていきたいです。

看護学部1年 落合郁美

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