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2019年2月

2019/02/12

2018年度海外研修(シンガポール)参加学生の声④

~シンガポールについて~

私は毎日ホームステイの子たちと自由時間を一緒に過ごしました。

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マーライオンやマリーナ・ベイ・サンズを見に行ったり、ユニバーサルスタジオシンガポールに遊びに行ったり、動物園に行ったりと、シンガポールの有名な観光地に連れて行ってくれました。毎日とても楽しくて時間が過ぎるのがあっという間でした。

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シンガポールでは、バスや電車、タクシーでも移動が基本であると知りました。バスや電車の運賃は日本よりもとても安かったです。何に乗るにもカードが必要で、カード1枚あるだけでバスにも電車にも乗ることができました。

シンガポールの料理は辛いものと甘いものの差がとても激しかったです。飲み物は比較的に甘いものが多くて、甘いのが苦手な人は砂糖抜きにしてもらうのをお勧めします。

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ホームステイの子がこれは辛くないよと言ったものでの少し辛かったので、辛いのが得意な人が多いと思いました。

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私は少し辛いのが苦手だったので、甘い食べ物ばかり食べていました。その中でも私が美味しかったなと思ったのがチキンライスです。辛くなくて、日本人の口にも合う味だなと思いました。

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どこのショッピングモールのフードコートにも日本の食べ物が一つはありました。私も実際に日本食が食べたくなって食べました。

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私が驚いたのは、ショッピングモールで24時間営業しているところがあるということです。日本ではショッピングモールは夜の10時くらいには閉店してしまうけど、シンガポールのショッピングモールは遅い時間でも人がたくさんいて、その中には小さい子どももいてびっくりしました。

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私は社会福祉学部ですが、この研修を通して、看護のこともたくさん知ることができました。国は違うけど自分と同じ目標を持って勉強している子がこんなにいることが分かり、もっと頑張ろうと思えました。毎日一緒に過ごしてくれたホームステイの子たちには本当に感謝しています。シンガポールに行ってみんなと出会えてよかったです。

社会福祉学部こども教育福祉学科2年 川合春香

2018年度海外研修(シンガポール)参加学生の声③

~ホームステイ・学生交流について~

私は、以前からホームステイに興味があり、自分の視野を広げるきっかけになればいいなと思いこの研修に参加しました。

初めての海外ということもあり、最初は、忘れ物はしないか、しっかりホームステイできるか、ちゃんと英語でコミュニケーションを取ることができるかなど不安がありましたが、シンガポールってどんな国だろう、名物は何だろう、観光地はどんな所だろう、シンガポールの学校はどうなっているのだろうと、調べていくうちにワクワクする気持ちがどんどん大きくなっていきました。

初日、シンガポールのチャンギ国際空港に着くとホームステイ先の子たちが出迎えてくれていて、合流してすぐホームステイ先の家まで行き、ホストファミリーに会いました。ホストファミリーは、温かい笑顔で出迎えてくれ、英語が苦手な私に対して丁寧にゆっくりと話してくれました。

夕食は、ホーカーズという日本のフードコートに似た場所で取りました。ここには、様々な国の料理があり、料理の量にもホーカーズを利用している人の多さにも驚きました。

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ここで、チキンライスを頼んだ時に買った緑茶が、とても甘く日本の緑茶とは違って本当に驚きました。シンガポールでは甘いものを好む人が多く、そのままの緑茶だと飲むことができないため、大量に砂糖を入れているのだということを知りました。

ほかにも、夜店をまわったり、

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シンガポールの図書館にも連れて行ってもらいました。シンガポールの図書館は、地下1階から4階までありショッピングモールのような大きさでした。子どもの本だけが置いてある階や、英語の本だけが置いてある階、中国語の本だけが置いてある階、というように階毎に分けられていて、建物の大きさや書物の多さの日本との違いに驚きました。

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2日目はホームステイ先の子の従姉妹や友達も来てくれて、シンガポールの観光地であるマリーナ・ベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイに一緒に回って説明してくれました。

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従姉妹やその友達は日本語を習っており、少しだけ話すことができました。彼女たちは中華系なため、普段外では英語で話しているが家の中では中国語を話していました。それに加えて趣味で日本語を習っていることを知り、自分ももっと英語を勉強してちゃんと話せるようになりたいと思いました。

ホームステイの期間を通して、ホストファミリー達と時間を共有し、行動を共にしたことでとても良い関係を築くことができ、最後には相手の冗談を理解して会話することができるようになりました。

帰国した今でも時々連絡を取り合っていて、お互いに日本語と英語、中国語を教え合うこともあります。この素敵な関係を続けていくためにも、英語をしっかりと勉強し、また英語だけではなく日本語にも力を入れていきたいと思いました。

NYPでの研修が始まってからは、

私たちは、講義や昼食を通してNYPの学生たちと交流しました。昼食は、NYPの廊下でバイキング形式でシンガポールの料理を食べました。

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また、NYPでの最後の日には、Closing Ceremonyとパーティーがあり、それぞれ学校ごとに発表する事を考え、皆で歌ったり、踊ったりして感謝の気持ちを伝え合いました。

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私は、この研修を通して、シンガポールの医療や福祉制度だけではなく、食文化や生活のこと、駅やバスなどの交通について、信号機や図書館などの施設についてなど、日本との違いについてたくさん学ぶことができました。

研修に申し込む前は、海外研修に参加するなんて自分にはハードルが高いのではないかと思ったこともありました。語彙力はゼロだし、もし何かトラブルが起こったらどうしようと思ったこともありました。実際に、電車の乗車カードとホテルの鍵が入ったパスケースを紛失してしまうというトラブルがありましたが、ホストファミリーの子は、出会って間もない私に対して自分の乗車カードをくれて、何事もなかったかのようにそのあとも案内をしてくれました。また、ホテルのカギは先生が何とかしてくれました。

私は、言葉の壁を越えて友人の温かさに触れ、自分が多くの人に支えられていることを実感し、自分もこのような行動ができるような人になりたいと思いました。

9日間を通して、観光旅行では味わうことのできない貴重な経験をすることができ、本当にこの研修に参加してよかったと思いました。

看護学部1年 大口明日香

2018年度海外研修(シンガポール)参加学生の声②

~施設・病院見学について~

私たちは、研修の中で、社会福祉施設と病院を見学しました。はじめに紹介する施設は、SPDです。SPDは、「全ての人が受け入れられる地域社会づくり」を目標に、地域社会に根ざしたリハビリ、雇用サービスの提供をはじめ、障害の有無に関わらず全ての人が豊かに生活が送れるよう、社会に意見を発信する役割を担っています。実際に利用者の方が書籍の製造やマラソン大会で配布する参加賞のパッキングを行う様子、また資料のコピーやホチキス留め等のオフィス業務をこなす姿を見て、安全で安心して働ける環境が障害を抱える方の職場において重要であることを実感しました。

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また、エクササイズステーションも見学させていただき、専門職種がどのように対象者に働きかけ、リハビリや社会復帰への支援を行っているのか、話を伺うことができました。特に印象に残っているのは、クライアント同士のサポートグループでの活動です。同じ境遇の人を見る、知る、そして互いに励まし合うことで、専門職者だけでなく、みんなで社会復帰について前向きに考えていこうという姿勢が、個人のモチベーションの向上に大きく貢献すると思いました。実際に社会復帰を果たした方の中には、水道工事の現場で働いていた方がレストランのスタッフに、警察官として働いていた方がカジノディラーに、そして、レストランのコックがアーティストに、といったように前職とは全く世界の異なる新しい仕事に就く方も多いということを知り、とても驚きました。

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次に紹介するのは、SG Enable Village です。SGは、飲食店や保育所、クリニック、職業紹介所などがテナントとして入っており、シンガポールの最も新しい統合されたコミュニティー空間として海外からも注目を集めています。

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豊かな自然に囲まれたデザイン性の高い建築になっており、なによりバリアフリーが充実していることが特徴です。この施設は障害のある方にとって職場であり、トレーニングの場でもあることから、とても開けた環境であると思いました。また、ジョブトレーナーが対象者に合った仕事が見つかるまでさまざまな仕事を体験させてくれるという充実したサポート体制が整っていることも魅力の1つであると感じました。施設内には、ジュエリーショップやパン屋、スターバックスコーヒー等のお店がありました。

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私たちが特に感心したのは、スーパーです。高い場所に陳列されている商品を取る際にスタッフを呼ぶためのボタンや、車椅子用のカート、また視力が悪い方でも見やすいよう、大きな文字の表示、ルーペの設置等、高齢者や障害者をはじめとする全ての人に対して暮らしやすい取り組みが多く見られました。また、買い物をしたあとのカートをレジのカウンターの机上まで持ち上げるシステムはとても画期的であると思いました。このような取り組みがシンガポールだけでなく、広く受け入れられる社会ができれば、障害を持つ人や高齢の方にとって、より暮らしやすい環境が広がっていくのではないかと感じました。

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最後に紹介する施設はKhoo Tech Puat Hospital(KTPT)です。この病院は2010年に開かれた救急病院です。現地の看護師の方に病院内を案内していただきながら、病院の理念や特徴についてのお話を伺いました。

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私がまず驚いたのは、病院内のスタッフに向けて運動促進の取り組みがなされていることです。腹筋やランニング、腕立てなどのメニューがあり、定期的に管理されています。まずはスタッフが健康の手本になるという考え方が良いなと思いました。また、特に日本の病院との違いを感じたのは、政府から受ける医療費の補助の度合いによって病室の環境が全く異なることです。例えば、入院するためのお金の補助を多く受けている方は、病室の仕切りとなる壁の高さが1.5メートルほどしかなく、エアコンは設置されていません。日本の病院はドアや壁が多いことに対して、シンガポールはかなり開放的な印象を強く受けました。また、シンガポールは多民族国家であるため、宗教によって提供される病院食が異なることや、看護師間で言語対応のリストを作成し、他言語でのコミュニケーションを円滑に取れるように工夫されていることを知ることができました。

研修に参加して、日本とシンガポールの医療制度の違いや、健康課題をグローバルな視点で比較することができ、国内だけでは気づくことができなかった日本の医療の良さや問題点を知ることができました。今回学んだ知識や経験が今後の実習や学習への自信につながっていくと良いなと思います。

また、研修を通して聖隷クリストファー大学の学生をはじめ、シンガポールの学生やホームステイでお世話になった家族など多くの人と関わる機会がありました。英語が話せる話せない以前に、このような機会がなければ、海外の学生と一緒に学んだり、ご飯を食べたり、お話をしたりすることもないのでとても貴重な経験ができました。

看護学部2年 小永井萌

2018年度海外研修(シンガポール)参加学生の声①

~NYPについて~

研修先のナンヤン理工学院(NYP)は7つの学部があり、約15,000人もの学生が通う大きなポリテクニックです。

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講義は全て英語でしたが、引率の先生方が翻訳してくれるので理解できました。

驚いたことは、シンガポールでは小学校6年生の時点で、エリートコースか普通コースというのが決まってしまうことです。そのため、シンガポールの家庭は、ほとんどが英才教育を小さいときから受けていました。

キャンパスツアーでは、NYPの16の校舎と体育館、スタジアム、プールなど、とても広い敷地を見学しました。学校ではないような雰囲気で、シンガポールの技術やアイデアには驚かされました。とてもおしゃれな空間が多く、学校とは思えませんでした。

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↑図書館

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↑演習室

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↑プール

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↑ごみ箱ですら写真を撮りたくなってしまうクオリティー

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そして、一番の驚きはこの人形↓です。これは、看護学生がシミュレーションを行うときに使うもので、1体で1,000万円近くします。(目の瞳孔をつけたら2,000万円!)

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すごい機器に触れられる時間を作っていただきました。実際に、裏で人間が話すことをこの人形が話しているかのような感じにできたり、脈を打っていたりと、人間に近いような状態で体験学習することができる環境となっていました。

この研修は自分にとって初めての海外でしたが、先生やホストファミリー、一緒に行った仲間たちと安全に楽しく過ごすことができ、とても貴重で有意義な体験でした。今も、ホストファミリーたちとつながっていて、日本以外にも友人ができました。この研修に参加しなかったら繋がらなかった人たちと関わりあえるようになり、新しい人脈が築け、多くの考え方を知ることが出来ました。

また、研修後にはもっと海外に行ってみたいという欲が出てきました。海外に興味がある方には、この研修が第一歩としていいのではないかと思います。

社会福祉学部社会福祉学科2年 増井登

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