2018年度海外研修(シンガポール)参加学生の声①
~NYPについて~
研修先のナンヤン理工学院(NYP)は7つの学部があり、約15,000人もの学生が通う大きなポリテクニックです。
講義は全て英語でしたが、引率の先生方が翻訳してくれるので理解できました。
驚いたことは、シンガポールでは小学校6年生の時点で、エリートコースか普通コースというのが決まってしまうことです。そのため、シンガポールの家庭は、ほとんどが英才教育を小さいときから受けていました。
キャンパスツアーでは、NYPの16の校舎と体育館、スタジアム、プールなど、とても広い敷地を見学しました。学校ではないような雰囲気で、シンガポールの技術やアイデアには驚かされました。とてもおしゃれな空間が多く、学校とは思えませんでした。
↑図書館
↑演習室
↑プール
↑ごみ箱ですら写真を撮りたくなってしまうクオリティー
そして、一番の驚きはこの人形↓です。これは、看護学生がシミュレーションを行うときに使うもので、1体で1,000万円近くします。(目の瞳孔をつけたら2,000万円!)
すごい機器に触れられる時間を作っていただきました。実際に、裏で人間が話すことをこの人形が話しているかのような感じにできたり、脈を打っていたりと、人間に近いような状態で体験学習することができる環境となっていました。
この研修は自分にとって初めての海外でしたが、先生やホストファミリー、一緒に行った仲間たちと安全に楽しく過ごすことができ、とても貴重で有意義な体験でした。今も、ホストファミリーたちとつながっていて、日本以外にも友人ができました。この研修に参加しなかったら繋がらなかった人たちと関わりあえるようになり、新しい人脈が築け、多くの考え方を知ることが出来ました。
また、研修後にはもっと海外に行ってみたいという欲が出てきました。海外に興味がある方には、この研修が第一歩としていいのではないかと思います。
社会福祉学部社会福祉学科2年 増井登