教員レポート Feed

2018年10月24日 (水)

【No.384】教員レポート ~名古屋大学内山靖教授の研究室と聖隷クリストファー大学の有薗研究室の合同ゼミ報告~

こんにちは、教員の有薗です。

 

9月2日に名古屋大学内山靖教授の研究室と聖隷クリストファー大学の有薗研究室の合同ゼミを実施しました。

 

内山ゼミ13名、有薗ゼミ12名とOBOGを合わせて総勢28名の参加で、各研究の結果報告や研究計画の進捗報告を行いました。

 

名古屋大学のゼミ生、聖隷のゼミ生ともに活発な質疑応答がり、実りある合同ゼミでした。

Image1内山研究室と有薗研究室の集合写真です

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はじめに公益社団法人日本理学療法士協会の副会長を務められている名古屋大学内山靖教授よりご挨拶いただきました。

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続いて、『集中治療領域と慢性呼吸器疾患におけるリハビリテーションのトピックス』について有薗が講演させていただきました。

 

有薗ゼミの報告は以下のゼミ生が行いました。

Image4修士課程2年生の佐久間君

Image5修士課程3年生の長江君(長期コース)

Image6博士課程4年生の大曲君

Image7修士課程1年生の福田君

Image8修士課程1年生の山本君

Image9博士課程2年生、当大学の田中助教

 

ランチョンセミナーでは指導教員から専門領域のトピックスを講演いただきました。

Image10緊張感のある空気の中、しっかり笑いをとる金原准教授

Image11今年度より大学院の指導も行っている俵准教授

 

合同ゼミの後は懇親会にて楽しく和気あいあいと親睦を深めました。

内山教授と有薗ゼミ生は、「研究や教育について」、「これからの理学療法士について」など熱く語り合っておりました!

2018年3月28日 (水)

【No.339】学内レポートNo.7 ~ベストティーチャー賞おめでとうございます!!!~


この冬の寒波を忘れたかのように桜の花が咲きはじめ、
春の訪れを感じる季節になりました。


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こんにちは、学科FD委員の田中です。

3月23日に教職員のFD・SD合同研修会が開催されました。


この研修会では、今年度、ベストティーチャーに選出された先生方に敬意を表し、大城学長から表彰状が授与されました。


当学科から、

教養基礎科目において津森伸一教授、
リハビリテーション学部において根地嶋誠准教授
が学生投票により推薦され、選考委員会にて選出されました!!


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根地嶋先生(左)、津森先生(右)おめでとうございます!!


表彰の後には、ベストティーチャーの先生方にご講話いただきました。

先生方がどのようなコンセプトで講義をされているか、学生の理解を促すためにどのような工夫をしているか、などをわかりやすく教えていただきました。


今後の講義の構築、進行に役立てていきたいと思います。
先生方、ありがとうございました!!

2018年2月 8日 (木)

【No.333】学内レポートNo.5 ~地域理学療法・高齢期理学療法の実践! 萩原荘プロジェクト進行中~

 

こんにちは、教員の矢倉、吉本、田中です。

立春を過ぎましたが、寒気の影響でまだまだ寒さ厳しい日が続きますね。

 

秋セメスターの定期試験が終わり、4月までの2か月間、長期休暇に入りました!

が、理学療法学科では、大事なイベントやプロジェクトが予定されています。

 

まず、2年生が今週1週間、起居移乗動作介助実習を行っています。

3年生は、卒業研究や就職活動、部活動応援プログラムや萩原荘プロジェクトなど各自の活動を行っています。

 

今日は、萩原荘プロジェクトについて、レポートします。

 

3年生は春セメ・秋セメで開講される地域理学療法の理論、地域理学療法の実践と高齢期理学療法で、地域社会の医療福祉制度や介護予防など、地域に根差した理学療法について学びます。

 

「地域に根差した」ということで、浜松市の老人福祉センター萩原荘の元気はつらつ教室にご協力いただき、授業で学んだことを実践する、実践しながら学ぶ、ことで地域の理学療法について主体的に学んでいます。

 

地域理学療法の実践・高齢期理学療法では、元気はつらつ教室に参加されている方々の生活・健康状態などインタビュー調査させていただき、体力測定項目の設定や体操(介入プログラム)立案のための情報収集をしています。

 

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また、4年生や8・9・10期生の先輩方が実施してきた内容を参考にし、
情報収集した内容と合せて、

元気はつらつ教室の皆さまの健康増進と介護予防のための体力測定項目と体操(介入プログラム)を考案します。

 

今回は体力測定と介入プログラムの代表者をそれぞれ選出し、活動を進めることにしました。

 

そして、再来週から測定を行うため、大城くん、武藤くん、澤井くん、粟倉くん、山下翼くんと一緒に元気はつらつ教室の職員の方々との打ち合わせに行ってきました。

 

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作成した資料と動画を用いてプレゼンをし、職員の方々との意見交換も行いました。

 

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今回の打ち合わせで挙がった課題を修正し、来年度の介入プログラムを作成していきます。

 

元気はつらつ教室の皆さまが楽しく、長く、継続できるよう、工夫しますので、楽しみにしていてください!

 

さて、再来週の体力測定は、3年生2年生1年生が協力して行います。

着々と準備を進めていますので、こちらも楽しみにしていてください!

 

実施状況もレポートしていきますので、今後のBlogもチェックしてください。

よろしくお願いします。

2018年1月25日 (木)

【No.331】教員レポート No.12 ~2017年秋セメスター国際理学療法学ゼミ活動報告~

International Physical Therapy Tutorial Class (IPTTC)

in the second semester 2017

2017年度秋セメスター国際理学療法学ゼミ活動報告

 

みなさん、こんにちは

IPTTCを担当してます坂本です。

 

2017年度の秋セメスターも定期試験が終了すると終わりを迎えます。勉強の進み具合はいかがでしょうか。

 

2018年も幕開けし、早いもので3週間が経過しました。新年を迎え、それぞれ一年の目標をたてられたことと思います。

 

そして、目標に向かって計画・行動・実践されていることと思います。

 

2017年度の秋セメスターも無事に国際理学療法ゼミ活動を継続することができました。秋セメスターは一緒に学ぶ仲間が増えました。

 

八千代病院の理学療法士 宇野達也先生、本学の矢部先生が参加してくださいました。

 

中国の研修生、Xiaofeng Zhangさんを迎え、国際リハビリテーション医療について学びました。

 

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2017年度もこのゼミを継続できたのは、課題で忙しい中でも、継続してゼミ活動に積極的に参加してくださったメンバーのおかげです。

 

一人で継続することは難しいですが、仲間がいることで乗り越えることもできますね。

 

今日は、秋セメスターの活動内容を報告いたします。

 

秋セメスターでは英語論文の読み方についてみんなで学び、またST学科のMacLean 教授を迎え、「バイオレンスゲームや暴力的な動画が、実際に人間の暴力的な行動を引き起こすか」についてdiscussionを行いました。

 

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近年、青少年による殺人や暴力事件が頻繁にニュースで取り上げられますが、皆さんはどう思いますか?

 

また、オーストラリアのPTであるAiden Smart氏にケーススタディを報告してもらいました。スカイプを使ってdiscussionを行いました。

 

症例は、脳性麻痺でCOPDを合併した患者です。 

 

ケーススタディとして胸部画像、血液データ、呼吸状態の臨床所見を提示してもらい(英語で)、それをもとに、必要な治療、理学療法、病態についてdiscussionしました。

 

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英語で自分の考えを表現することはなかなか難しいですが、矢部先生も含め、学生たちは果敢に挑戦しています。

 

きっとこの果敢に挑戦することを継続することが技術や知識を習得する上で大切なのかもしれませんね。

 

2018年度も4月から国際理学療法学ゼミ(IPTTC)活動を継続していきます。さらにゲストや内容を発展させていきたいと考えております。

 

皆さんのご参加をお待ちしております!

 

You are most welcome to join us!!

 

本学では2018年度より、シンガポール工科大学(Singapore Institute of Technology University)でのリハビリテーション研修、オーストラリアのEdith Cowan Universityでの海外研修など新しいプログラムがはじまります。さらに、3月には国際理学療法実習も実施されます。

 

ぜひ、この機会に海外の医療について学び、経験してください!

 

2018年もいろんなことにチャレンジしましょう!海外に少しでも興味がある方、まったく興味がない方、これらの機会を使って、今しかできない新しいことにチェレンジしてみませんか?

 

新しいことへの挑戦は、きっと人生を豊かなものにしてくれます。皆さんのご参加をお待ちしております!

 

2018年もよろしくお願いいたします。

 

Wishing you a wonderful time ahead!

2017年11月 6日 (月)

【No.316】教員レポート No.11 ~浜松市と大学との連携事業:学生による地域高齢者対象の講座を開催します~

こんにちは、教員の俵、矢部、田中です。

 

11月8日(水)竜川ふれあいセンター

11月10日(金)県居協働センター

にて、高齢者を対象にした講座を開催します!

 

1年生(14期生)が講師をさせていただきます。

 

テーマは、「脳トレや体操に取り組んで心も体も元気に!~健康寿命を延ばすには~」です。

 

転倒予防のための脳トレや体操を参加者と学生とが一緒に体験する講座を企画しました。

 

1年生の特徴は、何と言っても明るく!元気!!なところです。

 

地域の皆様を一層、明るく元気にする、お役に立てるよう、秋セメの始めからミーティングをしたり、会場の下見に行ったり、参考書や文献を探したり、、、と準備を進めてきました。

そして、いよいよ開催日が迫ってきました。

 

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先日、4年生に参加者役になってもらい、リハーサルを行いました。

 

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4年生からは(高齢者を対象に行うということから)、

「説明をわかりやすくした方がよい」「実際にやって見せた方がよい」「大きく見せた方が良い」など、いろいろな視点からアドバイスをいただきました!

 

4年生のサポートを受けて、本番まで、修正しながら準備を進められますね。

 

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県居協働センターでは、私達が講師をさせていただきます!!

 

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参加者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

なお、この浜松市と大学との連携事業は作業療法学科と言語聴覚学科も実施しており、10月に開催しております。

その内容は、こちらをご覧ください!

 

<作業療法学科の活動>

富塚協働センターでの活動 https://blg.seirei.ac.jp/ot/2017/10/615ot-34c2.html

天竜区熊野地区での活動 https://blg.seirei.ac.jp/ot/2017/10/616-e17c.html

 

<言語聴覚学科の活動>

三方原協働センターでの活動 https://blg.seirei.ac.jp/st/2017/10/post-79e3.html

 

 

講座の様子は、開催後に報告させていただきます。

お楽しみに!!

2017年10月12日 (木)

【No.314】教員レポート No.10 ~腹膜透析医学会に参加してきました

 

こんにちは、教員の矢部です。

10月7日、8日に行われた、第23回腹膜透析医学会に参加してきました。

 

1_2会場である北九州市は、銀河鉄道999に縁が深いようです

 

皆さんは腹膜透析という治療方法をご存知でしょうか?

お腹の中にある腹膜という器官に透析液を貯留し、血液中の老廃物を除去する治療法です。

 

高齢の腎不全患者に適している治療方法であるため、高齢化の中で重要性が増しています。

 

本学会に参加するリハビリテーション職種は非常に少ないのですが、患者の高齢化を背景に、学会の中でのリハビリテーション需要がとても高いのが特徴です。

 

私は「高齢腹膜透析患者におけるサルコペニアの有病率と関連要因の検討」という演題の発表を行ってきました。

 

医師や看護師の方に興味を持っていただき、ディスカッションを行うことができました。

 

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発表ポスター

 

なんと今回、一緒に研究を行っている名古屋共立病院の伊藤PTが、「高齢腹膜透析患者の身体機能、日常生活動作及び健康関連QOLの変化」という発表で、優秀ポスター賞を受賞することができました!

 

3_2伊藤さんおめでとうございます!

 

私達リハビリテーション職が行っている仕事が、このような専門的な学会で、他職種から評価して頂けること、大変うれしく思います。

 

と同時に、理学療法を必要としている患者さんが多くいることや、私たちの仕事と研究の不十分さを実感します。これからも、まだまだ頑張る必要がありますね。

 

私たちは、血液透析患者・腹膜透析患者さんに対するリハビリテーションについて、臨床を行いながら、研究を進めています。

 

興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

2017年10月 4日 (水)

【No.310】教員レポート No.9 ~European Respiratory Society International Congress - Milan 2017~

 

こんにちは,教員の有薗です.ちょっとお久しぶりのブログです.

 

9月9-13日にイタリアのミラノで開催されたEuropean Respiratory Society International Congress - Milan 2017に参加してきました.

 

この学会は,欧州呼吸器学会が主催し,呼吸器病学における医師や医療従事者を対象にした学会で,世界最大級です.今回も発表のため参加で7回目ですが,まだまだ,国際学会の発表には慣れませんね.

1_2ミラノの街並みです.

 

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左から聖隷三方原病院の柳田先生(PT),今年度から赴任した当大学の俵准教授,右に有薗です.

 

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有薗は,Best abstracts in pulmonary rehabilitation and chronic care のセッションで“Effects of mean pulmonary arterial pressure and supplemental oxygen on exercise capacity in IPF patients with exercise-induced hypoxemia”をOral Presentation(口頭発表)で発表しました.

 

このセッションは,Best abstracts(賞金1200€も出る)を選出するセッションでしたが,有薗は選ばれずでした.

 

ただ,このセッションの演題に選ばれるだけ光栄です.多くの人が聞きにくる中で,私の演題の質問に,世界的権威のProf. Richard Casaburi (UCLA)から質問を受け,タジタジでした(笑).

 

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また,共同演者の柳田先生が,“Thematic Poster Latest insights into functional capacity, muscle weakness and physical activity in chronic lung diseases”のセッションで“Physical Activity patients following lung resection for non-small cell lung cancer “のテーマをポスター発表行いました.

 

この演題は聖隷三方原病院と当大学,長崎大学 神津玲教授との共同研究です.

 

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インテルの試合も観戦しました.サッカーの熱狂は凄かったです.

パスタやピザも本場の味で非常に美味しかったです.

 

これからも教員の国際的活動をブログで紹介していきます.

2017年10月 3日 (火)

【No.309】教員レポート No.8 ~2017年度国際理学療法ゼミ:春セメスターの活動報告と秋セメスターの活動予定のご案内~

International Physical Therapy Tutorial Class

2nd semester IPTTC will kick off on 5th Oct!

Don't be afraid to fail...Be afraid not to try.

 

 

皆さんこんにちは

国際理学療法ゼミを担当の坂本です。

 

2017年度も半分が終わり、秋セメスターが始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

国際理学療法ゼミを開始して今年の秋セメスターで3年目を迎えました!

通常の授業ではなく、みんなで楽しく英語に触れながら、国際医療や国際社会について考えたり、時には英語のプレゼンテーションに挑戦してみたり、みんなでワイワイ楽しく学んでいます。

現在8名の学部生が参加してくれています。

メンバーはユーモアと熱意に満ち溢れる、ゆかいでカッコイイ8名です

(2年生リーダー:鈴木大介君、若林稔幸君、3年生:合葉和生君、岡田東馬君、齋藤圭汰君、澤井翔太君、白木捷斗君、4年生:鈴木康介君)

大学院生、他学科の先生方や卒業生、現職理学療法士が時々参加してくださり、盛り上げてくれます。

オーストラリア、アメリカのPTやOTをお招きし、楽しいゼミ活動を継続しております。

 

2017年度春セメスターの活動内容について、少し報告いたします。

今年の春セメスターは下記のスケジュールで進めました。

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海外からOT2名、JICA活動から帰国したPT1名をゲストにお招きし、海外での活動や医療情勢、健康についてミニレクチャーをしていただき、ディスカッションを交え、沢山の学びを得ました。通常の講義では聞くことができない内容が多くて、とても刺激受けました。

 

JICA PT山崎氏とのセッション

 

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オーストラリアOT Shihoさんとのセッション

 

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アメリカOT 岡島氏とのセッション

 

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Mr. Matt Cutts のTry something new for 30 days 

https://www.ted.com/talks/matt_cutts_try_something_new_for_30_days/transcript?language=ja)を参考に、6月は全員で30Days Challengeに挑戦し、7月には英語で挑戦した結果を発表しました!

 

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挑戦した内容は、30日間 

  • 毎日コーヒーを飲むこと
  • スマートフォーンのスクリーンをきれいにすること
  • 逆立ちをすること
  • 毎日アロエヨーグルトを食べること
  • 毎回手を丁寧に洗うこと
  • 目を洗うこと(アイボーン)

ちなみに私はエレベーターを使わず、階段を使用することに挑戦しました。

 

30日後、小さなことですが、達成したことへの満足感について、おもしろおかしくプレゼンテーションをしました!

 

最終日はanimal testing/ experimentation(動物実験)について賛成か反対か討論をしました。

 

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ST学科のDr. MacLeanを迎え、動物実験は必要かそうではないか、賛成か、反対かそれぞれ意見を述べ、動物実験について考えることができました。

皆さんは、人間の生活を豊かにするためにどれほどの動物たちが実験に使用されているかご存知ですか? 医療の発展には、動物を犠牲にせざるを得ないのかもしれませんが、果たして、全ての科学的研究に動物実験は必要なのでしょうか?

 

以上、2017年度春セメスターの活動の内容を報告します。

 

国際理学療法ゼミでは秋セメスターも盛りだくさんの内容で行っていきます。

英語の勉強ではなく、英語はコミュニケーションや情報を得るための一つのスキルとしてとらえ、国際的な医療・福祉について楽しく学ぶ場を提供しております。

英語がしゃべれなくても大丈夫です!ぜひご興味のある方はご参加ください。

秋セメスターのスケジュールは下記の通りです。

 

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毎週木曜日18:10~19:30の時間帯で実施しております。

場所は3号館3階です

お問い合わせは 坂本(asuka-s@seirei.ac.jp)までお願いします。

他学部、他学科の学生、大学院生、卒業生のご参加も大歓迎です。

 

秋セメスターも皆様にとって充実した日々になりますように!

Today is the first day of the rest of your life.

『今日という日は残りの人生の最初の一日である』

→今日という日を大切に!

 

PT学科 坂本飛鳥

2017年8月31日 (木)

【No.303】教員レポート No.7 ~東南アジア透析支援活動に参加してきました~

こんにちは、矢部です。

 

8月9日から21日までの間、

血液浄化技術学会の国際委員会の活動として、

東南アジアの透析支援活動に理学療法士として帯同してきました。

 

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出発時の様子 透析機械の資材を持って出発

 

今回私はラオスとミャンマーの2か国の病院を巡りました。

東南アジアの国々は日本と比較して透析技術の発展が乏しく、

透析液や透析条件、透析機械等に多く改善の余地があります。

 

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透析機械のメンテナンスのお手伝い

 

また日本の透析技術に関する講演とワークショップも行いました。

ミャンマーの医師・看護師は全員英語が喋れます。

非常に優秀な方が多く、とても勉強熱心な印象でした。

 

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病院でのワークショップの様子

 

今回の私の主な目的は、透析患者に対する

運動療法の必要性を伝えることです。

また日本の透析医療は医師・看護師だけでなく、理学療法士も

含む多職種のチームで行うことを知って頂くことも目的です。

私は腎臓内科医、看護師に

「Physiotherapy for hemodialysis patients」

いう題で講演してきました。

 

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講演の様子

 

また嬉しいことに、ミャンマーの理学療法士の方と

話す機会もありました。ここでも透析患者に対する

リハビリテーションの話をさせてもらいました。

 

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ミャンマーの理学療法士と

 

ミャンマーは日本のように皆保険ではないので、

経済的な理由で医療を受けられない人がたくさんいます。

日本で暮らしていると分かりませんが、国外へ出ると日本は

とても恵まれた国であることを知りました。相手はもちろん、

自身のことを知るためにも、国際交流は重要ですね。

 

理学療法士は、日本の病院・施設に留まらず、世界へ

目を向けることでより活躍の場が増えるように感じました。

ぜひ皆さんも一緒に世界を目指しましょう!

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2017年8月23日 (水)

【No.301】教員レポート No.6  ~2017夏のオープンキャンパス~

こんにちは、教員の坂本、田中です。

 

学内は一斉休暇明け、4年生は就職活動や卒業研究に取り組んでいます。

 

さて、お盆前の山の日、11日(金)、

夏のオープンキャンパスを開催しました。

 

理学療法学科では、この8月のオープンキャンパスに向けて、

5月より、オープンキャンパス委員(1年生~3年生で構成されてます)

立ち上げ、来学してくださる高校生に楽しんでもらおうと、

企画・運営について話し合いを繰り返してきました。

6月のオープンキャンパスの運営について、反省点を元に、

新しい企画を立案し、準備をしてきました。

当日のオープンキャンパスの運営は、

学生スタッフを中心に行っております。

前日準備は、3年生を中心に会場設営を行いました。

 

お暑い中、多くの高校生や保護者の皆様が足を運んでくださいました。

ありがとうございました。

 

ウェルカムイベントでは、

「理学療法士の専門領域」についてポスターを作成し、

4年生の豊田君、花嶋さん、3年生の成瀬さんが高校生や

保護者の皆様に向けて説明し、紹介しました。

 

理学療法士が活躍する分野はスポーツだけではなく、神経系や

呼吸・循環・代謝系の障害、小児などさまざまな分野があります。

それぞれの領域でどのように専門性を活かして仕事をするのか

わかりやすく説明してくれました。

 

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その隣では、電気や超音波治療器の体験を3年生の山下君、

2年生の沼野君、1年生の辻村さんが行いました。

 

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来場者が予想以上に多かったのですが、

1年生の大馬さんや高田さんも誘導や待ち時間の対応など、

自ら考えながら動いていました。

 

 

学部プログラムが終わってからの学科プログラムでは、

4年生の門川さん、3年生の白木君、2年生の山中君が、学内の講義や

学修では学べない、学外での学修プログラムの取り組み、

活動内容について紹介してくれました。

本学の学外の活動は、主に海外研修や国際理学療法実習への参加、

部活動応援プログラムや介護予防プロジェクトがあります。

これらの活動内容についてスライドを用いて

プレゼンテーションしてくれました。

 

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他の教室では、

物理療法や検査機器の紹介、運動負荷試験や

三次元動作解析装置を用いた動作分析などのデモンストレーション、

などを学生主体で高校生に向けて、説明してくれました。

 

学生生活の紹介、1年生から4年生までの学生ひとりひとりの

メッセージ(ニュースレター)など趣向を凝らしたポスターも掲示し、

相談コーナーでは、大学生活、アルバイト、学修・実習、

サークルについてなど、高校生一人ひとりの質問に、

学生が丁寧に対応していました。

 

多くの高校生や保護者の皆様が足を止めて、見て、聞いて、

話をしてくださり、興味を持ってくださったのではないかと思います。

 

今週末、26日(土)にも

夏のオープンキャンパスを開催します!!

 

お誘い合わせて、遊びに来てくださいませ~

学生、教職員一同、隣人愛の精神で、喜んでいただける企画を準備して、

皆さまをお待ちしております!

 

お申込み、受付中↓↓

https://www.seirei.ac.jp/event/detail.php?CN=209628