【No.314】教員レポート No.10 ~腹膜透析医学会に参加してきました
こんにちは、教員の矢部です。
10月7日、8日に行われた、第23回腹膜透析医学会に参加してきました。
会場である北九州市は、銀河鉄道999に縁が深いようです
皆さんは腹膜透析という治療方法をご存知でしょうか?
お腹の中にある腹膜という器官に透析液を貯留し、血液中の老廃物を除去する治療法です。
本学会に参加するリハビリテーション職種は非常に少ないのですが、患者の高齢化を背景に、学会の中でのリハビリテーション需要がとても高いのが特徴です。
私は「高齢腹膜透析患者におけるサルコペニアの有病率と関連要因の検討」という演題の発表を行ってきました。
医師や看護師の方に興味を持っていただき、ディスカッションを行うことができました。
発表ポスター
なんと今回、一緒に研究を行っている名古屋共立病院の伊藤PTが、「高齢腹膜透析患者の身体機能、日常生活動作及び健康関連QOLの変化」という発表で、優秀ポスター賞を受賞することができました!
伊藤さんおめでとうございます!
私達リハビリテーション職が行っている仕事が、このような専門的な学会で、他職種から評価して頂けること、大変うれしく思います。
と同時に、理学療法を必要としている患者さんが多くいることや、私たちの仕事と研究の不十分さを実感します。これからも、まだまだ頑張る必要がありますね。
私たちは、血液透析患者・腹膜透析患者さんに対するリハビリテーションについて、臨床を行いながら、研究を進めています。
興味のある方は、ぜひお問い合わせください。