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2022年3月

2022年3月31日 (木)

【No.599】教員レポート No.17 2021 ~春のオープンキャンパス!~

皆さん

こんにちは,教員の高山です.

キャンパス周辺の桜が満開です!

 

 

3月26日(土)にオープンキャンパスを開催しました.

 

ウェルカムイベント,学部・学科紹介,模擬授業,学科教室・実習室見学のプログラムを体験いただきました.

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ウェルカムイベント:理学療法の紹介&クイズと学生作成動画で学科紹介

 

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金原先生の学部・学科紹介

 

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髙橋先生の模擬授業

 

 

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機能訓練室・治療および測定機器の紹介

 

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治療室・物理療法機器,検査道具,学修資料の紹介

 

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講義教室・学生生活の紹介

 

 

これから進路を考える高校生の皆さんに,少しでも理学療法や本学の理学療法学科について,知っていただく機会となったと思います.

ご参加くださった高校生,保護者の皆さん,ありがとうございました.

 

次回のオープンキャンパスは6月18日(土)に予定しています.

こちらもチェックしてみてくださいね!

 

 

高山

2022年3月30日 (水)

【No.598】3年生レポート No.12 2021 ~4年次への決意!~

こんにちは。

理学療法学科3年の小倉です。

 

暖かい日が増えてきて、過ごしやすい気温になってきました。

花粉症持ちには大変な時期ですが、新しい生活に向けて頑張っていきたいですね。

 

さて今回は、3月10日(木)に行われた4年生の卒業式について、後輩の視点からお伝えしていきたいと思います。

自分は3年生のため、式典に直接参加することはできなかったのですが、終わった後に3年間の感謝を伝えに行ってきました。

 

今までの学生生活は、先輩方のアドバイスや手助けがなければうまくいかなかったといっても過言ではないほどお世話になりました。

 

4月から、先輩たちは新しい環境で大変になると思いますが、聖隷での経験を活かして活躍されると信じています。

 

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卒業式後の先輩と

 

 

とてもお世話になった先輩方が卒業してしまい寂しいですが、その一方で今度は自分たちが最高学年となり、後輩のお手本にならなければならないという意識が芽生えました!

 

4年生になると、臨床実習・卒業研究・就職活動・国家試験など多くのタスクがありますが、自分のことに手いっぱいにならずに周りの仲間と助け合いながら、全員で良い結果を出していきたいです。

2022年3月28日 (月)

【No.597】教員レポート No.16 2021 ~イオンモール浜松志都呂 体験イベントを実施しました~

皆さん

こんにちは,教員の高山です.

 

2月26日イオンモール浜松志都呂にて,リハビリテーション学部理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科の学生と教員で「心と身体の健康」をテーマに体験イベントを実施しました.

 

理学療法学科は3年生が,感染対策をしながら,一般成人と子どもを対象にしたロコモチェックと生活・運動指導を行いました.

 

学生は,ロコモについて健康寿命との関連,日常生活の姿勢や運動との関連などから丁寧に説明し,成人では高さの異なる台からの立ち上がりのチェックと質問紙の回答を確認し,子どもでは体のバランスや柔軟性,動きなどの5項目を確認し,生活に取り入れてロコモを予防する運動などについてアドバイスをしました.

 

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親子で,祖父母とお孫さんで,夫婦で,友人同士で,お独りでなど

3歳~80歳代と様々な年代の方に参加していただきました.

 

参加したくださった皆様からは,

・普段気にしていないことに気づくことができた

・ロコモ度の認識ができた

・運動不足を実感できた

・年を重ねても身体機能が衰えないように維持したいと思えた

・気持ちばかりでなく実際に運動しないといけないと思いました

・毎日簡単なトレーニングを無理のない範囲で行いたいと思いました

・丁寧に教えていただいてうれしかった

・運動の大切さがわかった

・おうちでもできそう

などの感想をいただきました.

 

また,学生の対応については,

・ゆっくり説明してくれた

・目線にあった話し方をしてくれた

・わかりやすく笑顔で対応してくれた

・整理してうまく説明してもらった

・言葉遣いもやさしく笑顔が素敵だった

などの好評をいただきました.

 

 

一方,実施した学生からは, 以下の振り返り・感想が聞かれました.

・言葉遣いや説明の仕方などを考えながら接することができました.

運動するモチベーションを上げるための声掛けや立ち上がりテストでの転倒予防のリスク管理ができました.

この経験を生かして,臨床でも言葉遣いに気をつけながら,運動することの大事さを伝えていきたいです.(ウエン)

 

・事前にリハーサルを行いましたが,スムーズに行うためにはどうすればよいか,机の配置や順序を考えることが難しかったです.

当日は机の配置変更などその場で相談して対応できたので良かったです.

また,資料を準備したことで子どもでも興味を示して話を聞いてくれました.

店舗でのイベント実施は初めてで,本番が始まるまでイメージが全くわかずとても不安でした.

しかし,みんなで協力して無事に終わらせることができ,とても楽しかったです.

また機会があれば参加したいと思います.(中村)

 

・参加してくださった方は運動意欲が高く,普段からかなり身体活動量が高いことに驚きました.

さらに年齢が上がるにつれて運動習慣がある方が多く,老化防止の意識が高かったのも印象的でした.

実習などでは疾患を抱えている方と関わることが多いですが,今回のイベントでは,健康な方も対象となるので,そのような方とのコミュニケーションをとれたことや全年齢を対象にしていることが,自分にとって様々な人と関わる良い経験になったと考えます.(宮野)

 

・ロコモという言葉を知らなかった方が多かったため、今回のイベントを通じて地域の方々に健康について再認識してもらうことができて良かったと思いました.

私自身も,子供ロコモという言葉は,このイベントの企画準備をする中で知りました.

年々,子供ロコモが増えていること,外で遊ぶ機会が減ってきていること,健康寿命が短くなっていることなど,今の日本の傾向について知ることができ,よい機会になりました.(村松)

 

 

学生は,企画・実施内容の立案や資料作りなどの準備を,「地域理学療法学の実践」の課題の一つとして,取り組みました.

イベント参加の対象となる方の年齢層や特徴,アンチエイジング・健康増進に必要なこと,安全に感染対策をしながら実施できることなど,多くのことを想定しながらで,大変だったと思います.

運営メンバーで意見を出し合い,準備・リハーサルを行い,当日は安全に実施することができました.

ご参加くださった皆様,ありがとうございました.

これからも,地域の皆様の健康のために,理学療法学科ができること実践していきます.

 

 

高山

2022年3月25日 (金)

【No.596】2年生レポート No.11 2021 ~この1年を振り返って~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科2年の尾崎です。

 

今年度ももう終わりを迎えており、1年の早さを実感しています。

 

この1年を振り返りたいと思います。

 

2年生になり、1年生の時にはなかったOSCEと呼ばれる実技試験や、先生と一対一で知識を確認する口頭試問がありました。

 

春セメスターでは関節可動域測定や徒手筋力テストなどのOSCEを、秋セメスターでは物理療法、日常生活活動の起居移乗動作介助のOSCEを受けました。

また、秋セメスターでは、神経、整形、内部、物理療法の口頭試問を受けました。

 

OSCEでも口頭試問でも、平日は夜9時まで大学に残り勉強をし、休日も友人同士で集まり勉強をしたりしました。

実習後に大学に戻り、OSCEの練習をしたこともありました。

友人同士で教えあい、模擬練習をするなど全員で試験合格を目指しました。

とても大変でしたが、より一層理学療法学科2年の団結力を感じることができました。

 

 

そして秋セメスターから週1回の臨床実習が始まりました。

新型コロナウイルスの影響もあり、私たちにとって初めて臨床に行く機会となりました。

初めての実習で何もわからない私たちに対して、熱心に指導してくださった実習先の先生にはとても感謝しています。

 

実習では、新たな知識を得たり、自分にとっての課題ができたりと、学内の学習だけでは学ぶことができないことをたくさん経験することができました。

 

 

3年生になると、より専門的で臨床的な内容の学習も増え、2度目の口頭試問や長期の実習も始まります。

 

今まで以上に勉強が大変になると思います。

しかし、学内や臨床実習で勉強してきたことを生かし、理学療法学科2年全員で協力して頑張っていきたいと思います。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

2022年3月23日 (水)

【No.595】1年生レポート No.14 2021 ~1年次を「振り返り」、2年次へ向けて「整える」~

こんにちは、理学療法学科1年の平石です。

3月となり春らしさを感じる季節になりましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

大学の春休みも残り数週間です。

私は、2年生への進級を目前に、今までとこれからのあり方について考えています。

春セメ(1セメ)、秋セメ(2セメ)は、私にとってすべてが新鮮な日々でした。

1年次は、履修科目のうちほとんどが一般教養科目です。

専門基礎科目では、身体に関する基礎的な知識や理学療法に関する概論を学んできました。

成績について、後悔が残った点もあります。

この悔しさをバネに再び頑張ろうと考えています。

 

私は夏休みの間にバイトを始め、秋セメスターは、学業との両立に励みました。

春休みに入り、大学に通い授業を受けるという「義務」からは解放されました。

春休みのはじめ約1か月間、バイトを継続し、残り約1か月間は完全に勉強へ切り替えるという計画を立てました。

しかし、バイト時間や「義務」から解放されると、燃え尽き症候群かのような虚無感に駆られました。

半月ほどが過ぎた頃、学科の先輩に相談をしたところ、自分の生活を変えるヒントを得ることができました。

私は勉強を義務として捉えすぎていました。

 

理学療法学科の醍醐味として、縦のつながりがあります。

学科の先輩は先を歩んで体験したことをもとにアドバイスをしてくださるほか、「国家試験のためになるから!」と質問を積極的に受けてくださいます。

入学当初の履修登録をはじめ、初めての定期試験・実技試験等々ご協力いただきました。

ありがとうございます、今後もよろしくお願いします。

 

2年次は後輩の不安を和らげるサポートをしつつ、先輩・同級生のサポートも受けながら、今後に待ち構える壁(課題)をクリアしていきます。

理学療法士を目指し、2022年度もやり切ります!

 

 

春休み中、浜松市内の東大山桜まつりを訪れました。

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↑大学からほど近い、大山の桜まつりの様子です。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

2022年3月18日 (金)

【No.594】4年生レポート No.5 2021 ~15期生卒業!~

こんにちは!

理学療法学科15期生の中村です!

 

私たち15期生は3月10日、聖隷クリストファー大学理学療法学科を卒業しました。

4年前の緊張に包まれた入学式が昨日のことのように思い出され、本当にあっという間の大学生活でした。

こんな私たちが4月からはそれぞれの就職先で理学療法士として働くのかと思うと、本当に感慨深いものがあります。

 

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4年間を振り返ると、実習やテストで必死になって勉強をしたこと、みんなで旅行に行ったこと、サークルで共に汗を流したこと、意見が対立し喧嘩をしたこと、恋人に振られ泣きじゃくる友人の話を夜通し聞いたこと、勉強についていけずくじけそうになっていた友人をみんなで励ましに行ったことなど、楽しいことや苦しいことがたくさんありました。

 

しかし私たちは、15期生全員で力を合わせて、どんな苦しいことに対しても立ち向かってきました。

そんな仲間たちと卒業を迎えられたことに、少し寂しさもありますが、とても嬉しく思います。

 

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先生方には、理学療法について教えていただいたことだけでなく、プライベートの相談やたわいもない話をしていただき、その何気ない時間が私たちの宝物になっています。

 

高山先生には4年間、15期生のアドバイザーを務めていただきました。

たくさんご迷惑をおかけした学年ではありましたが、最後まで熱心にご指導いただき本当にありがとうございました!

 

また友人や先生方だけでなく、大学生活では様々な人たちにお世話になりました。

私たちと関わってくださったすべての方々に感謝を申し上げます。

 

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今現在、コロナ禍のため多くの大学生が自分の思い描いたような学生生活を送ることができていないかもしれません。

私たちも実習に行くことができなかったり、大学に登校できず友人に会うことができなくなったりと様々な困難に対面してきました。

そのような状況下でも、自分には友人がいたからこそ、学び続け、卒業という日を迎えることができました。

 

私たち15期生は、なかなか下級生と接する機会を作ることができず、先輩としてのなにかを後輩たちに残すことはできなかったかもしれませんが、大学生活という素晴らしい1日1日を大切にして、悔いの残らない学生生活を送ってほしいと思います。

 

最後になりますが、私たち15期生が全員で卒業ができたのも、関わってくれた人々の力があったからだと思います。

優しく指導してくださった先生方、支えてくれた家族、そして楽しい思い出を作ってくれた友人に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

本当にありがとうございました!

2022年3月 9日 (水)

【No.593】教員レポート No.15 2021 ~浜松市と大学との連携事業:成果報告会に参加しました~

皆さん

こんにちは,教員の高山です.

 

2月22日に2021年度の浜松市と大学との連携事業成果報告会がオンラインで開催され,理学療法学科1年生の代表者が参加しました.

 

浜松市と大学との連携事業とは,学生が講師として講座を運営するもので,受講者と大学生が互いに学び合い地域の学びの輪を広げることを目的としている事業です。

今年度は浜松市内の全6大学(静岡大学,静岡文化芸術大学,聖隷クリストファー大学,常葉大学,浜松医科大学,浜松学院大学:50音順)が参加し,各講座の成果報告を行いました.

 

理学療法学科では,この連携事業を「地域実践アクティブラーニング」のプロジェクトとして,1年生が講師を務め,小学生を対象にした講座,高齢者を対象にした講座,一般成人を対象にした講座を開催しました.

 

各講座の様子については,ブログで紹介していますので,ご覧ください!

 

成果報告は,

①小学生を対象にした「自分の体の動きと使い方を知ろう!~走力・体力アップのヒント~」講座

②高齢者を対象にした「みんなで心も体も元気になろう!~健康寿命を延ばす予防と対策~」講座

について,行いました.

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↑①について報告しているところ

 

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↑②について報告しているところ

 

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↑他大学の報告を聞いているところ

 

 

報告の後には意見交換会があり,「魅力ある広報の仕方」をテーマに意見交換を行いました.

 

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自分たちの講座のチラシの良い点や改善点,最も魅力的なチラシの良い点などについて,意見を出し合い,協働センターの職員の方などからコメントをいただくことができました.

 

参加した学生の感想です.

 

今回の成果報告会を通して,スライドの作り方,講座の概要や内容を相手がしっかり理解できるような伝え方をするということを学ぶことができました.

この学びをこれからの学生生活だけでなく,社会に出てからも意識して行っていきたいです.(髙島)

 

他大学の発表を聞くととてもユニークな講座や勉強になる講座がありました.

コロナ禍で他大学との交流が少ない中で,リモートではあったが参加できてよかったです.(東海)

 

講座を運営する中で,高齢者との関わり方や連携の仕方の難しさを学ぶことができました.

また,他大学の報告を通じて,聞き手に対してどのようなアプローチが最も伝わり,聞き手が分かりやすいと思えるか知ることのできるよい機会となりました.

今後,自分が再び運営する側に立った時,広告の工夫やわかりやすい伝え方などを最大限に生かしていきたいです.(𡈽橋)

 

講座を行っていくにあたり,参加者の皆様にわかりやすく講座内容を伝えるためにはどのようにしたらよいのかということが一番難しかったです.

また,成果報告会では他大学の発表を聞くことができ,私たちとは違う視点から考えている大学もあり,とても勉強になりました.

こういった機会で得られたものは大切だと思うので,しっかり今後に生かせるようにしていきたいです.(村松)

 

 

この成果報告会を通して,相手に伝えることの難しさや伝え方のポイントなどを知る,地域と関わる機会や他大学の学生と交流,など学内の講義だけでは得られないことを経験し,学んでいます.

このような機会を設けてくださった浜松市の担当者の皆様,大学事務職員の皆様に感謝申し上げます.

 

高山

2022年3月 8日 (火)

【No.592】1年生レポート No.13 2021 〜2年生に向けて〜

こんにちは。

理学療法学科1年の荒倉です。

 

寒い日が続きますね。

2月から講義はなく、大学は春休み中です。

 

春休みにはアセスメントテストを行い、自分の実力が1年でどれくらいついたか確かめることができました。

1年生の初めの方に勉強したことは忘れていることもありましたが、足が痛くなった時に足が痛いというのではなく、大腿直筋が痛い、ヒラメ筋が痛いなど習った筋肉の場所と名称を使いながら友達と話すようになりました。

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習った内容を友達と話していると、本当に理学療法士になるんだなという実感が湧いてきます。

2年生になるともっと勉強が難しくなるので、2ヶ月間の春休みの間に、1年の振り返りをしていきたいです。

 

 

また、自分の時間も大切にして、充実した春休みを過ごしたいです。

 

 

最後に、大学内で先輩たちの姿を見てきて、授業や実習でとても忙しそうでした。

あと1ヶ月後には私も学年が上がると考えると不安で仕方がありません。

その不安を解消するために勉強するのはもちろんですが、理学療法学科はみんな仲が良いため、先輩たちも色々教えてくれたり、アドバイスしてくれたりします。

先輩たちに教わりながらも、理学療法士になれるように、日々成長していきたいです。

2022年3月 7日 (月)

【No.591】3年生レポート No.11 2021 ~杏林堂薬局様とのオンライン運動教室~

こんにちは、理学療法学科3年の石原です。

 

日ごとに春の訪れを感じるようになりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は寒い朝が苦手なため、ベッドから出ることに一苦労しています。

 

先日、2月14日(月)と2月19日(土)の10:00~11:00に産学連携プロジェクトの一環で、杏林堂薬局様が開催しているオンライン運動教室にて講師を務めさせて頂きました。

 

テーマは「全身運動による身体への効果を理解してもらう」でした。

 

活動スケジュールは以下のように進めていきました。

 

12月18日

オンライン運動教室に参加、教室で行う内容や環境設定を把握

 

12月20日

運動の項目を決定

 

12月23日

運動グループとミニレクチャーグループに分かれてそれぞれの作業を進行

 

1月14日

運動の流れとミニレクチャーのスライドが完成

 

リハーサルに向け練習を重ね、

 

1月24日

リハーサル

 

音響や見せ方の問題点をグループ内で確認し、問題点に関する改善を重ね、

 

2月14日・19日

本番

 

 

12月に開催されたオンライン運動教室を体験した際、参加者が行う運動の強度の高さに驚かされました。

そのため、運動教室で行う内容を決める際には、リスク管理と運動強度の2つを踏まえたうえで、どのような体操が望ましいのか考える事に難航しました。

また、運動を楽しく行うことを目標とし、ミニレクチャーは、運動の効果を幅広く知ってもらうことにしました。

 

リハーサルも本番も杏林堂薬局小松店から配信する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染再拡大とともに、大学からオンラインで配信することになりました。

初めてのオンライン講座のため、会場設営や音響設定に苦戦しました。

 

リハーサルで確認できた改善点をグループメンバーと共に話し合いました。

 

運動グループでは、難易度を低くした運動方法の紹介や運動内容をわかりやすく伝えるために前と横からの2方向で体操を行うなどの工夫

 

ミニレクチャーグループでは、聞き取りやすい速さや声量を確認し、話し手の顔が見えるように工夫

 

これらを本番までに修正し、無事、開催することが出来ました。

 

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参加者の皆様からのアンケートでは、「全体的に満足だった。」というご意見を頂くことが出来ました。

 

運動については、「日常生活であまり使わない筋肉を動かせたと思います。」

また、ミニレクチャーにおいては、「風呂掃除などの家事や普段の動きを運動と考えると、毎日の運動量を増やしていけると理解できた。」

などのご感想を頂くことが出来ました。

 

今回行ったオンライン運動教室を通して、これから運動を継続的に行っていく人や運動を行わないことよって発症する疾患についての認知度を向上させることが出来たらうれしいです。

 

また、この体験を通して、オンライン上で動作を伝えることの難しさを知ることが出来ました。

医療現場においても、IoTなどを活用した遠隔リハビリテーションが開始されています。

この経験をこれからの学習や理学療法士になってからの仕事に活かしていきたいと思いました。

 

最後に、このような機会をくださった杏林堂薬局様、アドバイスをしてくださった長嶋様へ感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

また、このような状況の中でも、無事オンライン運動教室を開催できましたのは、杏林堂薬局の長嶋様、鷺坂様、高山先生のご協力とご支援、一緒に取り組んだグループメンバーの結束力があったからこそと思っております。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

2022年3月 4日 (金)

【No.590】4年生レポート No.4 2021 ~国家試験を終えて~

こんにちは、理学療法学科4年の工藤です。

 

4年間の集大成である国家試験が終わりました。

1年生の時は、遠い未来の話だと思っていた国家試験が終わったと考えると、あっという間の4年間に感じます。

 

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私は国家試験対策ゼミのリーダーをしていました。

自分の勉強をしながらゼミメンバーに勉強を教えなければならず、とても苦労しました。

1日中勉強を教えて、自分の勉強が数問しか解けない日もあり、指導する立場をやめようかと思う日もありましたが、ゼミメンバーが模試で良い点を取ると、教えるやりがいと同時に負けてはけないという闘争心から、勉強により熱心に取り組むことができました。

 

その結果、模試の成績は常に学年10位以内の成績で全国順位でも102位の成績をとることができました。

 

そして、国家試験では、自己採点で高い点数がとれました。

今年の国家試験は例年と比べて難易度が下がると予想されていましたが、実際はかなり難易度が高くなっていると感じました。

それでも高得点をとれたのは、ゼミのリーダーとして周りに教えながら自分自身の力にできていたからであると考えています。

 

最後になりますが、国家試験は理学療法士として最低限必要な知識試験であると考えています。

この結果に満足せずに日々精進できる理学療法士になれるよう頑張りたいです。