【No.591】3年生レポート No.11 2021 ~杏林堂薬局様とのオンライン運動教室~
こんにちは、理学療法学科3年の石原です。
日ごとに春の訪れを感じるようになりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は寒い朝が苦手なため、ベッドから出ることに一苦労しています。
先日、2月14日(月)と2月19日(土)の10:00~11:00に産学連携プロジェクトの一環で、杏林堂薬局様が開催しているオンライン運動教室にて講師を務めさせて頂きました。
テーマは「全身運動による身体への効果を理解してもらう」でした。
活動スケジュールは以下のように進めていきました。
12月18日
オンライン運動教室に参加、教室で行う内容や環境設定を把握
12月20日
運動の項目を決定
12月23日
運動グループとミニレクチャーグループに分かれてそれぞれの作業を進行
1月14日
運動の流れとミニレクチャーのスライドが完成
リハーサルに向け練習を重ね、
1月24日
リハーサル
音響や見せ方の問題点をグループ内で確認し、問題点に関する改善を重ね、
2月14日・19日
本番
12月に開催されたオンライン運動教室を体験した際、参加者が行う運動の強度の高さに驚かされました。
そのため、運動教室で行う内容を決める際には、リスク管理と運動強度の2つを踏まえたうえで、どのような体操が望ましいのか考える事に難航しました。
また、運動を楽しく行うことを目標とし、ミニレクチャーは、運動の効果を幅広く知ってもらうことにしました。
リハーサルも本番も杏林堂薬局小松店から配信する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染再拡大とともに、大学からオンラインで配信することになりました。
初めてのオンライン講座のため、会場設営や音響設定に苦戦しました。
リハーサルで確認できた改善点をグループメンバーと共に話し合いました。
運動グループでは、難易度を低くした運動方法の紹介や運動内容をわかりやすく伝えるために前と横からの2方向で体操を行うなどの工夫
ミニレクチャーグループでは、聞き取りやすい速さや声量を確認し、話し手の顔が見えるように工夫
これらを本番までに修正し、無事、開催することが出来ました。
参加者の皆様からのアンケートでは、「全体的に満足だった。」というご意見を頂くことが出来ました。
運動については、「日常生活であまり使わない筋肉を動かせたと思います。」
また、ミニレクチャーにおいては、「風呂掃除などの家事や普段の動きを運動と考えると、毎日の運動量を増やしていけると理解できた。」
などのご感想を頂くことが出来ました。
今回行ったオンライン運動教室を通して、これから運動を継続的に行っていく人や運動を行わないことよって発症する疾患についての認知度を向上させることが出来たらうれしいです。
また、この体験を通して、オンライン上で動作を伝えることの難しさを知ることが出来ました。
医療現場においても、IoTなどを活用した遠隔リハビリテーションが開始されています。
この経験をこれからの学習や理学療法士になってからの仕事に活かしていきたいと思いました。
最後に、このような機会をくださった杏林堂薬局様、アドバイスをしてくださった長嶋様へ感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
また、このような状況の中でも、無事オンライン運動教室を開催できましたのは、杏林堂薬局の長嶋様、鷺坂様、高山先生のご協力とご支援、一緒に取り組んだグループメンバーの結束力があったからこそと思っております。
ここまでご覧いただきありがとうございました。