教育・研究・学会 Feed

2016年5月16日 (月)

【465】第29回静岡県作業療法学会のお知らせ!

こんにちは教員の鈴木です

静岡県内の作業療法士が所属する静岡県作業療法士会では
年に1回県内のOTが集まる静岡県作業療法学会が開催されます

学会では静岡県内にいる作業療法士が大勢集まり
演題発表を行ったり、講演を聞いて日頃の臨床実践に役立てていきます



今年は5月28、29日にアクトシティー浜松コングレスセンターで
第29回静岡県作業療法学会が開催されますbuilding



先日はその準備会議で学会運営委員が全員集まりました

20160512_190111_hdr2_copy

当日の学会をより良いものにするため
全員で協力して学会運営を行って行きます




今回の学会のホームページはこちらです


29_20160516_184614



今回、私は学術局長として演題の審査や抄録作成など係を務めています
学術部員のメンバーと作成した抄録集がこちら!

20160516_183010_copy




講演の内容や演題内容は学会ホームページから見ることが出来ます

さらにの演題一覧から見ることが出来ますが
50演題中10演題が聖隷の卒業生です


高校新卒者の福祉事業所通所と一人暮らしの両立の支援~-就労に向けた生活の基盤作りの重要性-
鈴木麻美(7期生):ワークセンターふたば

行動を引き起こす背景に焦点を当てた関わりにより作業参加が可能となった一事例~BPSDが著名な認知症高齢者に対する関わり~
小幡沙希(6期生):聖陵リハビリテーション病院


農業に結びつくことで家族の介護負担感が軽減した事例~CMCEに基づいた作業の可能化の視点から~
栗田洋平(6期生):浜松十字の園デイサービスセンターみをつくし


動画でのフィードバックにて調理動作の再獲得に至った左同名半盲,左半側空間無視を呈した症例
小椋沙季(3期生):北柏リハビリ総合病院


作業の聞き取りと実動作を用いた介入により自宅での役割再獲得につながった症例
野村侑加(5期生):菊川市立総合病院


・不全頸髄損傷患者に対する作業療法介入ー家族と食卓を囲むことを目指してー
山元めい(7期生):市立御前崎総合病院


・頸髄損傷者への自立支援~食事動作とリモコン操作から見えてきた作業の意味~
橋本実紗(7期生):市立御前崎総合病院


・自動車運転への挑戦・成功体験が自信の獲得や就労意欲の向上につながった症例を通して
鵜原瑠奈(3期生):ワークセンター大きな木


・ラポールの形成により復職への不安を打ち明けた症例に対する復職支援~企業との面談と職場見学を通して~
溝口浩基(7期生):公立森町病院


・就労への介入プロセスとしての企業実習の活用~社会経験が未熟な若年者への支援を通して~
佐野佑未子(4期生):ワークセンター大きな木


みなさん頑張ってますねsign01



また会員でなくても市民公開講座がありますので
保護者の方でも無料で聞くことが出来ますよ
今、話題の方々なので公開講座を聴きながら
静岡県内の作業療法士がどのような活動をしているのか覗きに来て下さい


在校生のみなさんは今のうちから作業療法の実践内容に触れる良い機会なので
ぜひともご参加下さいねnote
浜松で開催するのは3年に1回なのでこのチャンスをお見逃し無くsign01



最後まで読んで下さりありがとうございました

2016年5月12日 (木)

【464】実習地訪問〜4年生も卒業生も頑張ってます〜

こんにちは、教員の鈴木ですaries

ただいま4年生は2期目の臨床実習中です
ゴールデンウィークも終えて実習後半に突入しました



実習期間中は教員が実習地に赴き
学生や指導者と会って進捗状況などを確認する
「実習地訪問」を必ず行います

最近では卒業生も実習指導が出来るようになってきたので
卒業生が在校生の指導をすることも増えてきましたnote

私が訪問した実習地でもこんな感じで、、、

20160430_145120



20160510_170039



20160511_164808


卒業生の指導の下で4年生が頑張ってました

息ぴったり、、かなnote


残りの実習期間も頑張って下さいねsign01



最後まで読んで下さりありがとうございました


2016年3月29日 (火)

【454】第51回作業療法士国家試験の結果

こんにちは、教員の鈴木です


本日は第51回作業療法士国家試験の結果発表でした
本年度の本学の合格率は100%(全国平均87.6%)でした

201603291553021





なんと全員合格sign01
みなさん最後までがんばりましたねsign03



合格発表の報告に学生たちが大勢来てくれました


201603291553023

 

20160329155302

 

20160329155303




20160329161045

 

201603291553022




中にはLINE電話で遠方から顔を見せてくれる学生達までhappy01

20160329145752






みなさん、ここからが本当のスタートです


自動車の運転免許と同じく
どのように作業療法士免許を活用するのかは皆さん次第です

それぞれの場所で出会うクライエントの為
作業療法士として成長を続けてくださいね

そして成長した姿を見せに来たり
何か相談ごとがある時には学校に戻って来てください


教員一同お待ちしてますsign01

20160329155301



最後まで読んでくださりありがとうございました

2016年2月16日 (火)

【443】AMPS講習会で卒業生に遭遇!

こんにちは教員の鈴木です


2月11日〜15日の5日間、本学で第72回AMPS(アンプス)講習会が開催されました


AMPSについて詳しい説明はこちら

AMPSとはAssessment of Motor and Process Skills の略で
日本語に訳すと「運動技能と遂行技能の評価法」で
作業療法士の評価法です


料理や掃除、着替えなど、その人の日常生活になじみのある
生活行為に対して「作業療法士」の視点で観察評価を行います


そして対象者が作業を行ってる間に

どのように上手く行えたか
どのようなことが上手く行えなかったか

について、35項目の視点から評価を行いますeye


この評価を行うことで対象者にとって
適切なプログラムの立案が出来るという
作業療法士の役割を発揮することに繋がる評価法なのです

今回、全国から41人の作業療法士が集まる中
5期生〜9期生まで14人の聖隷卒業生が集まりました
せっかくなので講師と一緒に記念写真camerashine


20160215_172559_copy



今回の研修会で学んだ事を生かし
日々の実践でますます活躍して欲しいですね


最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年12月10日 (木)

【430】作業科学セミナー開催!大学院卒業生が実行委員として活躍!

こんにちは、教員の小田原です。

11月28日、29日に浜松市のクリエイト浜松で
第19回作業科学セミナーを開催しました。

201512101007361





作業科学セミナーは、日本国内で年に一度開催される作業科学のカンファレンスです。
今回の学会テーマは「Transition:人々の生活・人生における移行と作業」でした。


基調講演はアイルランドのコークカレッジ大学のジニ―・ジャクソン先生
佐藤剛記念講演はスウェーデンのカロリンスカ研究所の浅羽エリック先生に頂きました。

20151210100736





シンポジウムには、人類学、都市計画、看護と多彩な分野からの先生方をお呼びして、議論を楽しみました。さらに、​​口述発表、ポスター発表、ワークショップと多彩な内容でした。

何より参加者が200名を越え、うれしい反響をたくさんいただきました。
講師の先生方からも、幅広い研究の興味と暖かい雰囲気がよいというお褒めを頂きました。

201512101008221




なんと、このカンファレンスを支えたのが
聖隷クリストファー大学と大学院の卒業生を中心とする実行委員のメンバーでしたsign01

201512101008222





本学を始めとするOT学生もボランティアとして参加しましたnote
写真で雰囲気を堪能ください。

20151210100822


来年は名古屋で開催の予定です。

最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年10月12日 (月)

【411】アメリカ作業研究会参加報告

こんにちは、教員の小田原です

10月1日―3日に、アメリカフロリダ州
フォート・ローダーデールで開催された
アメリカ作業研究会に出席し発表してきましたairplane

毎年開催される作業についての学会です。
写真はこの学会のポスターですmemoshine

2015conference





私は、「集団作業を日本文化に適用する:ウチ」という演題で
日本のリハビリテーション病院で行われる
グループワークに参加した回復期の患者が
どのような健康感を経験するかを日本文化の
ウチの特性から分析したものを発表しましたkaraoke

15分の発表後のディスカッションも弾んで
いろんなコメントを貰ってうれしい発表になりました。



学会の夜に行われた伴奏なしのカラオケで「北酒場」を歌いました。
日本の歌にみんな喜んでいましたnote

Singing_around





最終日の夕方にはビーチを散歩しました。
近くでレゲエが流れていました。

Photo




作業の興味を共有する人たちと話して
笑ってエネルギーを吸収して帰ってきました。
皆さんも、世界中の人たちと作業について話し合いましょうsign01

最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年9月17日 (木)

【404】いざニュージーランド!アジア太平洋作業療法学会の参加報告

こんにちは教員の鈴木ですaries

先週は海外研修の同行のため、シンガポールにいましたが
研修最終日に日本に帰る学生達にシンガポールで別れを告げて
オーストラリア経由でニュージーランドに一人で向かいましたpaper

170920151


何のために南半球に向かったのかというと、ニュージーランドで開催されている
第6回APOTC(アジア太平洋作業療法学会:Asia Pacific Occupational Therapy Conference) に参加するためでした

 

ニュージーランドは広大でした。

170920154




学会はニュージーランドのロトルアという
北島の中央に位置する場所で行われたのですが
会場に向かう道の途中で羊の群れariesariesariesや牛の群れtaurustaurustaurusに遭遇しました。

170920152

170920153




初日の開会式はニュージーランドのマオリ族の儀式に則って
マオリ語での挨拶や歌で慎ましく荘厳に行われました。

170920156



 

そしてラグビー好きの人なら知ってるかもしれませんがHAKAを披露してくれました。
目を広げて舌を出すのが特徴なのですが、生で見るHAKAは迫力満点でしたpunch

170920157



 

さて、APOTCはアジアや太平洋圏の作業療法士が参加する学会ですschool
日本人の参加者も多かったですが、他にも開催国のニュージーランドに
オーストラリア、フィリピン、シンガポールからの参加者も沢山来ていました。
シンガポールからは教員や臨床の作業療法士だけでなく
NYP(ナンヤン理工学院)の学生達も参加していました


聖隷に来たことのある学生とも再会できました。

170920155


 

ホームステイや交流会をした皆さん、彼女達の事を覚えていますよねsign02

170920158

 

 

そして、今年来たばかりの先週シンガポールで会った学生とも再会することができ
NYPの先生達とも一緒に食事をしたりして再会を楽しみましたnote

1709201517






そして大会初日の夜にはNYPのHua Beng先生に誘われて
NYP学生達の振り返り会に参加させてもらいました。
みんなとても熱心に学会に参加していたし
とても内容の濃いディスカッションをしていたのでとても勉強になりましたpencil

170920159


 

本学は新宮先生と私が参加

新宮先生の演題名は

Preliminary study on observing point of psychiatric occupational therapists for progress recordingというタイトルで
近隣の精神科の作業療法士と一緒に取り組んだ研究の研究を報告しました

1709201514

 

私のタイトルは

Effects of campus exercises for participants with disabilities, and a comparison with internshipというタイトルで、学内演習の報告をしました。
シンガポールの先生方や学生も聞きに来てくれました

10624075_10204394605615053_72898909





発表も説明もコミュニケーションも全部英語で大変でしたが
一生懸命内容を伝えようという姿勢を示していけば
相手も一生懸命こちらの意図を察してくれたり
言い換えたりしてくれるので何とかなりますconfident

  

学会ではアジア圏の作業療法士の様々な研究が報告されていましたが
高齢者への作業療法や地域活動の作業療法、卒後教育関する報告や
日本ではまだあまり報告されてない
性活動の作業療法支援についての報告に注目が集まっていました

特に高齢期関係の報告は日本人が今実践しているところなので
海外に報告して言うことはアジアだけでなく世界の作業療法実践に役に立つはずですsign01

 

次のAPOTCはフィリピンで行われるとのことですので
その頃には在学している皆さんも作業療法士になっていると思います。

本大会のテーマはDoing Well Togetherですから
次回は一緒に発表しに行きましょうね

1709201521



 

最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年7月22日 (水)

【393】2015年度OT学科パンフレットが完成しました!

こんにちは、教員の鈴木ですaries


2015年度用の最新のOT学科パンフレットが完成しましたsign01

20150722_182408

    ジャーンsign03





撮影は3月に行っていたのですが
表紙の撮影ではこんな感じで学生と協力しながら作成しましたhappy01

20150409_124116



学生の声や卒業生の声など充実した内容になってますnote







そして新たに作ったサブパンフレット「OT?」は
ステキな仕上がりなったのでとても非常に好評ですshineshineshine

20150722_185027

こちら(クリックして下さい)から
デジタルパンフレットとして見れるのでご覧下さい

中身をちょっと紹介するとこんな感じです


20150722_184847
20150722_184835


今までにのOTパンフレットの中では群を抜いておしゃれになっていますheart01

OTのことをもっと知って頂けるように
工夫して作りましたのでこちらもご覧下さいねup




8月になると1日、22日にオープンキャンパスが開催されますbuilding

20150722_190007

詳細・申し込みは→こちらから



作業療法に興味のある方はオープンキャンパスにもお越し頂き
学生や私たち教員に声をかけて下さいね


最後まで読んで下さりありがとうございました



2015年7月15日 (水)

【391】現場で実践して学ぶ~高齢期の集団作業療法演習~

こんにちは、教員の鈴木ですaries
突然暑くなってきましたねsunsunsun
みなさま水分補給など体調管理にはお気を付け下さい


さて先週は作業療法評価学で集団作業療法の演習をしました


これは毎年行われている演習で
学生は4.5人のグループに別れて施設に訪問します
今回は施設に合わせた集団作業療法計画を実施することが課題でしたpencil

201507151




こちらの施設では女性が多いという特徴があったので
昔、習ったことのある洋裁や和裁などの経験をいかすことができ
見栄えも素敵なコサージュ作りを行いましたcute



201507152



どのグループの学生達も今回の集団作業療法を行うまでに
何度も何度も何度も計画を練り直し入念な準備をして挑みましたconfident




その成果もあってコサージュ作りは成功sign03
参加した皆さんと一緒に記念写真cameraflair

201507153_2

久々に編み物が出来て良かったという声や
私にも出来た、大事に着けておきたいなど
参加者からもたくさんの喜びの声が上がりましたnote

3年生は集団で作品を作るという作業を通じて、その人の健康に役立てること
その人の意味のある作業に繋がる事を学べたのではないかと思います



3年生は秋から臨床実習が始まります
今回の経験を自信に変えて、さらに作業療法士として必要な
コミュニケーション能力や信頼関係の築き方、専門的知識など
身につけていくべき事にますます取り組んで行きましょうsign01




最後まで読んで下さりありがとうございました

※写真掲載には許可を得ています

2015年7月 2日 (木)

【387】卒業生達の活躍!~バイタリティーあふれる施設の見学~

こんにちは。教員の藤田ですtulip

ちょっと前になりますが、豊橋市にある精神科病院
岩屋病院さんに新たな実習地のお願いに初めて行ってきました。

この病院は6期生の森脇さん
この4月に就職したばかりの8期生の天野君が就職したところです。

201507022




病院自体は昭和の半ばに作られた歴史を感じさせる建物ですが
清掃が行き届き、清潔感もあり、
その重厚感のある雰囲気はノスタルジックな気持ちにいざなわれ、
昭和生まれの私はなんだかわくわくしてしまいましたheart04



古い建物ながら「癒し」の空間を大切にされており、
病室の窓から噴水の上がる池があり
そこには大きな鯉も飼育されていましたpisces

病院の近くには4階建てのグループホームもあり、
退院後の地域生活の場も用意されていました。
入所者の方にもお会いでき、
お料理など楽しんでいることなど笑顔でいきいきとお話してくださり
よい支援がされている病院であることを感じましたnote



院内の作業療法では患者様の回復や社会復帰に向けての
充実したさまざまな活動に取り組まれていました。


特に印象的だったのが「絵画活動」でart
大学で講師を務めるプロの画家の方を講師にお呼びし
壁一面の壁画を共同作品として患者様と取り組んでおり、
そのクオリティの高さにただただ感動でしたshine

201507021




その他にも本格的なフラワーアレンジメント
様々な外出プログラムなど、患者様のそれぞれのニーズに応じた
プログラムが用意されておりました。

さらにまたまだ数少ない園芸療法士さんもいるので
「空き地一面のひまわり畑」など、近隣住民にも
楽しんでもらえる企画などもされているとのことでした。
私自身もとても勉強になりましたpencil

この病院の作業療法が開始され、まだ4年目とのことでしたが、
30年近くの経験豊かでバイタリティあふれた横山先生のリーダーシップのもと
充実した作業療法がおこなわれており、
業生の2人もいきいきと働いていることが何より嬉しかったですconfident

来年4月には新病院ができるとのこと
今後ますますの発展がとても楽しみです。

201507023




横山先生 森脇さん、天野君
お忙しい中、半日に亘り丁寧にご説明頂きありがとうございました。


最期まで読んで下さりありがとうございました

2015年6月26日 (金)

【386】第49回日本作業療法学会に参加しました

こんにちは、教員の鈴木ですaries

6月19日〜21日までの3日間
第49回日本作業療法学会が神戸で開催されました

Jun_26_2015_copy_copy






宮前先生先生がシンポジウムの司会を努めたり
小田原先生がワークショップを行ったり
教員、卒業生ともに会場内で沢山出会うことが出来ましたnote


今回、学会発表をした教員と卒業生のタイトルをお伝えしますmemo

田島明子:旅と当事者交流の意味―失語症友の会によるドイツの旅に参加した夫婦へのインタビュー調査の結果―


藤田さより :精神障害者の就労への思い―精神科デイケア利用者へのインタビューから―

通りかかった3期生の宮崎さん、井上さんと一枚

Jun_26_2015_copy_copy_copy_copy_cop





建木健:福祉施設における自動車運転再開プログラムの試み


鈴木達也 :当事者参加型トップダウン演習の効果
ポスター貼りを手伝ってくれた4期生の大石君、5期生前田さんと一枚cameraflair

Jun_26_2015_copy_copy_copy_copy




貼るときはこんな感じに協力して貼りました

Jun_26_2015







卒業生の発表では、、、

鴨藤祐輔(1期生):「入院中に想定した退院後生活」と「実際の退院後生活」の生活満足度の比較とリハビリテーションの関連

唐松考記(1期生):終末期の訪問作業療法において夫婦関係に変化があった事例

鈴木亮太(3期生):「私は人のために生きたい」と願う症例への介入―アルバムで人生を振り返る―

Jun_26_2015_copy_copy_copy_copy_c_2

前田杏奈(5期生):高次脳機能障害者の復職に向けた関わり

Jun_26_2015_copy_copy_copy




伊藤大貴(7期生):知覚を利用した動作の意識付けで箸操作能力が向上した一症例 

大石晃也(4期生):新たな意味のある作業の模索と獲得に向けてクライエントと協業した一事例―COPMとトップダウンアプローチを用いて―

Jun_26_2015_copy_copy_copy_copy_c_3




どの発表も興味深く多くの人が質問に訪れてディスカッションを行いました

Jun_26_2015_copy_copy_copy_copy_c_4




また会場内ではシンガポールナンヤン理工学院の
Hua Beng 先生にお会いしましたairplane

Jun_26_2015_copy


まさかいらっしゃってると思わなかったのでビックリしましたcoldsweats02
シンポジウムや会議に参加するために、日本に来ていたそうです



次回第50回の日本作業療法学会は2016年9月に札幌で開催されます
日々の臨床、研究に取り組んでまた会場内でお会いしましょう
発表しようか悩んでる人は、職場の先輩や、私たち教員にお声かけ下さいね
一緒にお手伝いさせて頂きますよhappy01


最後まで読んで下さりありがとうございました


2015年6月10日 (水)

【381】第28回静岡県作業療法学会に参加しました

こんにちは、教員の鈴木ですaries



6月6,7日は清水の清水テルサとマリナートで開催された
第28回静岡県作業療法学会に参加してきましたbuilding

20150607_124409



静岡県作業療法学会は年に1回開催される
静岡県の作業療法士が集まる学会です



卒業したばかりの8期生達もたくさん参加していました
たまたま通りかかった7,8期生と新宮先生と記念写真cameraflair

Img_1727




ポスター発表、口述発表合わせて46演題ある中
聖隷の卒業生の発表や、共同演者とっている発表が10演題もあり
卒業してからも現場で活躍してくれているようです

発表したタイトルだけですが紹介していきますねl。



~教員~


建木健:高次脳機能障害者へのドライビングシュミレーターの活用の視点と戦略

建木先生は演題発表だけでなくシンポジウムなどでも登壇されてました

Img_1735



新宮尚人:精神科作業療法の経過記録に関する研究-観察項目の記録頻度に注目して-

新宮先生が見当たらなかったのでたまたま通りかかった4年生と記念写真

Img_1736


~卒業生~

・鵜原瑠奈:高次脳機能障害者の自動車運転再開支援におけるクライエントの気づきと有効性
・佐野佑未子:高次脳機能障害者の職場復帰に向けた福祉施設と企業の連携を通して
・鈴木麻美:重度の高次脳機能障害を呈したクライエントの働く環境作り

20150607_091113

共同演者であり、実習指導をして下さってる赤池先生と
並んでの発表だったのでみんなで記念写真


・田中好:個別OTと通園の連携の必要性

・井上五泉:高次脳機能障害者が就労に至るまでの支援と就労定着支援

・栗田洋平:生活の中心であった園芸作業を再獲得することで主体性を取り戻した症例との関わり

Img_1759






また、学会中に新宮先生の作業療法への貢献に対して
静岡県作業療法士会から表彰を受けました


勉強会で関わっている参加者からクラッカーのサプライズshine

Img_1738



新宮先生、おめでとうございますsign03

Img_1743



卒業生や実習指導でお世話になっている方々にも会うことができ
とても有意義な二日間でした




次回の第29回静岡県作業療法学会は浜松で開催されますsign01

20150607_1903451



卒業生のみなさん、次回はホームタウンの浜松ですので
報告を意識しながら日々の臨床に励んで下さいねnote
発表をお待ちしてますsign01


最後まで読んで下さりありがとうございました



2015年6月 4日 (木)

【378】海外で行われた学会に参加してきました

こんにちは、教員の鈴木ですaries


5月30、31日に韓国のソウル市内で行われた
The 3rd International OTIPM Symposiumに参加してきましたairplane


20150602_195021






韓国に行くのは初めてだったので、一人で大丈夫か、
食べ物は口に合うかなーと心配でしたcoldsweats01

韓国と言えばキムチなどの辛い料理が頭に浮かびます
こんな辛そうな、チゲ鍋に挑戦してみましたが、、、
日本で食べてる辛さと比較にならないほど私には辛く感じましたwobbly

20150529_190923_2



これくらいのお粥の方が私にはちょうど良かったですrestaurant

Img_1703






さて、今回参加したThe 3rd International OTIPM Symposiumは
作業療法が臨床現場で用いるための介入モデルである
OTIPM(Occupational Thearapy Intervention Process Model:作業療法介入プロセスモデル)を用いた実践や研究報告を行う学会です


私のポスター発表はソウルの中心にあるソウルシティーホールで行われました
波をイメージしたという圧巻のデザインに目を奪われましたwave

Img_1679




今回、私はポスター発表の会場内はだったのですが
アトリエのような雰囲気で発表でした

20150530_203926


私の発表のタイトルは
Supporting to restart Occupational Therapy based on
the Occupational Therapy Intervention Process Model (OTIPM)

卒業生の臨床でOTIPMを使用して作業療法を行うことを
サポートした経験について報告しました



質問してくれたNohさん、日本語がペラペラだったのですが
なんと日本の大学院を卒業していて宮前先生の指導を受けてらっしゃったそうです
世界は狭い物ですねhappy01


20150530_202504




今回の学会参加と発表を通して学んだことを
日々の教育、研究に役立てて行きたいと思います


11377194_373970836143263_4035613991CIOTS KOREAより転載





最期まで読んで下さりありがとうございました

2015年5月15日 (金)

【372】少人数で学ぶPBL教育~作業療法を伝えるには?~

こんにちは教員の鈴木ですaries

大型連休の終わりと同時に
学内の授業も本格的になってきました



1年生の作業療法概論の授業では
「高校生に作業療法をわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか?」
をテーマにPBL形式で学びました

PBLProblem Based Learning : 問題基盤型学習)は
必要な知識を自ら獲得し活用するプロセスを多く含んでおり
まさに、「受け身から主体への変革」を経験する学習方法です。

Img_1429




考えていくために必要な情報については
講義を行っていきますが

Img_1432

課題進行のほとんどは学生が進めていき
教員はチューターと言うサポート役を勤めます


作業療法を伝えるためには、作業療法が何かを知る必要があるので
グループディスカッションを行いながら
作業療法の内容、職域、PTとの違いなどなど、、、
調べては共有し、更に疑問になったことを調べて
作業療法への理解を深めていきますconfident



Img_1437


グループの司会、進行、書記を学生が行いpencil
課題について積極的に調べたり
ディスカッションに取り組んだりと主体的に取り組みます


PBLのやり始めにはとまどいが見られていましたが
次第に慣れてきてディスカッションが盛り上がり
調べた内容も深まりを見せていましたmemo


Img_1463


そして、時間をかけてグループワークでまとめたこと発表します



Img_1464


ただ発表すれば良いのではなく
別のグループの発表を評価していきます
こうして他者の評価をする
「では、自分達はどうだったかなsign02
と、自分自身を振り返る事にも繋がりますup




Img_1468


どのグループも緊張していましたが
いろいろな工夫を凝らしてまとめたことを
一生懸命報告してましたkaraoke


Img_1478


最期は教員からの講評を受けて第1回目のPBLは終了
1年生のみなさんどんな学びが得られましたかnote


作業療法に関することだけではなく
課題の調べ方やディスカッションの行い方
発表方法など経験を通して学んだ事を
次回のPBLにいかしていきましょうsign03





最後まで読んで下さりありがとうございました



2015年5月 8日 (金)

【370】研修会で卒業生に再会!

こんにちは教員の鈴木ですaries
みなさんはどんなゴールデンウィークを過ごしましたかsign02


私は、5月2日から6日の5日間、東京で開催された
第68回AMPS(アンプス)講習会に参加してきましたpencil
AMPSについて詳しい説明はこちら

AMPSとはAssessment of Motor and Process Skills の略で
日本語に訳すと「運動技能と遂行技能の評価法」です


料理や掃除、着替えなど、その人の日常生活になじみのある
生活行為に対して「作業療法士」の視点で観察評価を行いますdenim

そして対象者が作業を行ってる間に

どのように上手く行えたか
どのようなことが上手く行えなかったか

について、35項目の視点eyeから評価を行います


この評価を行うことで対象者にとって
適切なプログラムの立案が出来るという
作業療法士の役割を発揮することに繋がる評価法なのです



今回、全国から約40人の作業療法士が集まる中
6期生の古賀さんと7期生の小林さんに会いましたnote

Img_1460

色んな場所で卒業生に会う機会が増えていますが
二人とも元気に臨床に取り組んでいるようでした

今回の研修会で学んだ事を生かし
日々の実践でますます活躍して欲しいですねhappy02

最後まで読んで下さりありがとうございました