【372】少人数で学ぶPBL教育~作業療法を伝えるには?~
こんにちは教員の鈴木です
大型連休の終わりと同時に
学内の授業も本格的になってきました
1年生の作業療法概論の授業では
「高校生に作業療法をわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか?」
をテーマにPBL形式で学びました
PBL(Problem Based Learning : 問題基盤型学習)は
必要な知識を自ら獲得し活用するプロセスを多く含んでおり
まさに、「受け身から主体への変革」を経験する学習方法です。
考えていくために必要な情報については
講義を行っていきますが
課題進行のほとんどは学生が進めていき
教員はチューターと言うサポート役を勤めます
作業療法を伝えるためには、作業療法が何かを知る必要があるので
グループディスカッションを行いながら
作業療法の内容、職域、PTとの違いなどなど、、、
調べては共有し、更に疑問になったことを調べて
作業療法への理解を深めていきます
グループの司会、進行、書記を学生が行い
課題について積極的に調べたり
ディスカッションに取り組んだりと主体的に取り組みます
PBLのやり始めにはとまどいが見られていましたが
次第に慣れてきてディスカッションが盛り上がり
調べた内容も深まりを見せていました
そして、時間をかけてグループワークでまとめたこと発表します
ただ発表すれば良いのではなく
別のグループの発表を評価していきます
こうして他者の評価をする
「では、自分達はどうだったかな」
と、自分自身を振り返る事にも繋がります
どのグループも緊張していましたが
いろいろな工夫を凝らしてまとめたことを
一生懸命報告してました
最期は教員からの講評を受けて第1回目のPBLは終了
1年生のみなさんどんな学びが得られましたか
作業療法に関することだけではなく
課題の調べ方やディスカッションの行い方
発表方法など経験を通して学んだ事を
次回のPBLにいかしていきましょう
最後まで読んで下さりありがとうございました