2018年度アメリカ言語聴覚学研修参加学生の声②
~ハワイ大学でのプログラムや学生交流について~
現地ではハワイ大学の学生と交流する機会がたくさんありました。
到着すると教室のホワイトボードには歓迎メッセージが!
そして、ハワイ大学が用意してくださった昼食を学生の皆さんと楽しく話しながら一緒にいただきました。
学生と初対面だったので、簡単な自己紹介をしながら慣れない英語を使って会話を頑張りました。
ハワイ大学の皆さんは私たちより年上の方が多かったですが、皆さんが気さくに話しかけてくれて私たちもあまり緊張せずに話すことができました。
時には大学近くにあるおすすめのレストランに連れて行ってもらったりもしました。
ハワイの名所を見学するツアーにも何人かの学生が一緒に来てくれて、案内してくれたり一緒に写真を撮ったりして楽しみました。
ハワイ大学の学生といってもアメリカ以外の国出身の方も多く、自分がハワイに来た頃の話など私たちが共感できるような楽しいお話もたくさんしてくれました。
大学での授業では、小グループに分かれて単語カード使った発音練習を一緒にしました。
発音練習のあとは、お互いに日本語や英語を教えあいました。
ただ日本語の音を教えるだけでなく、相手にわかりやすく日本語の意味を伝えるのはとても難しかったです。いざ教える側を体験してみると、前にやった発音練習でいかにハワイ大学の学生が上手に教えてくれていたかを実感しました。
最後にはグループだけでなく全員の前で私たちは英語でハワイ大学の学生を、ハワイ大学の学生は日本語で私たちを紹介しあいました。
なかには、とても流暢に日本語を話すハワイ大学の学生や、私たちの中で研修中に英語の発音がレベルアップした学生もいて驚きました。また、面白おかしい紹介にみんなで笑って、とても楽しい時間となりました。
最終日にはハワイ大学の学生に混じって講義を一緒に受けさせてもらいました。
出されたテーマについてグループトークをするといった内容だったので、今までよりも専門用語が飛び交っていてとても難しかったです。
しかし、ここでもハワイ大学の学生が翻訳機を使ったり、身振り手振りで工夫したりして教えてくれたりしました。
その姿を見て自分も頑張って英語で意見を言ってみようという勇気が湧き、分からないながらも英語で頑張って会話をしました。
最後の昼食は、ハワイ大学が用意してくれた昼食を皆さんと共にいただきました。「Aloha Seirei Christopher」と書かれたケーキまで用意してくれていて、みんなで喜んで写真を撮りました。
最終日ということもあり、食事中はいつも以上に教室中が賑やかでした。
午後は本物の花を使ったレイ作りを体験したり、フラダンスが得意な学生に教えてもらって一緒に踊ったりもしました。
この研修を通して、外国の方とのコミュニケーションがいかに楽しいものであるかを実感しました。英語でのコミュニケーションは簡単ではありませんでしたが、その分、相手に伝わったときの嬉しさは大きかったです。ハワイ大学の学生も明るくフレンドリーな方ばかりで、とても良くしてくださったので不安や緊張も少なかったです。
研修で学んだコミュニケーションの取り方や知識など、今後の学習に活かせるように頑張りたいと思いました。
リハビリテーション学部言語聴覚学科2年 梅田ひかる