2018年度海外研修(オーストラリア)参加学生の声②
~施設・病院見学について~
研修中は2か所の施設を見学しました。1か所目はオーストラリアの病院、Joondalup Nursing and Science Facilitiesです。
外観も内観もとても綺麗で、清潔感がありました。また、病室は落ち着いた雰囲気でホテルの一室のようでした。
これは、患者さんの状態を伝えるカードです。どの部屋の前にもあり、部屋に入らなくても患者さんの状態が分かるように工夫されていました。全体的にとてもきれいで、効率を重視した造りになっていました。
これは、病院の方針を書いた張り紙です。病院のホールに張り出され、誰でも確認できるようになっていました。患者さんの気持ちを優先した方針が素晴らしいと感じました。
2か所目は老人ホーム、Bethanie Aged Careを見学しました。
思い出を飾る空間があったり、芝生の庭があったり、食事も豪華だったりと、入居されている方の気持ちを重視した環境になっていると感じました。
研修に参加して印象的だったのはオーストラリアの医療制度です。オーストラリア国民はメディケアと呼ばれる健康保険に入ることができますが、そこでカバーできない部分はメディケアと並行してプライベート保険に入る必要があると教えていただきました。日本とは異なるシステムでしたが、発展した医療制度であり面白いと感じました。
また、すべての講義や施設見学を終えて、オーストラリアの医療制度・病院・老人ホームはとても充実しており、相手の気持ちを考えた制度・施設・環境になっていると感じました。
これらは聖隷クリストファー大学のキリスト教の精神と通じることであり、理学療法士になるうえで生かしていきたいです。
リハビリテーション学部理学療法学科2年 渥美友瑛