教育・研究・学会 Feed

2023年1月18日 (水)

【968】学生の学会参加記がOTジャーナルに掲載されました

こんにちは、教員の鈴木ですaries

9月に行われ、藤田先生が優秀演題賞を受賞した第57回日本作業療法学会ですが、3年生の佐野くんが他大学の学生達と学会参加をしてましたshine

学会参加中に一緒に撮った写真がこちらcamera

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同時期に開催されていた企画にも参加したところ、OTジャーナルへの参加記を書くことになったそうです

その記事が1月号のOTジャーナルに掲載されましたmemo





学生のみなさんは図書館などでも読めるのでぜひ目を通してみてくださいね

本人からコメントを貰いました


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佐野くんよりkaraoke

今回、学生の身でありながらOTジャーナルに載せていただきました。
起業家のOTの方々の話を聞いて思った率直な感想を書かせていただきました。
今回いただいた貴重な機会を活かし、そしてOTへの感度を高め、今後の実習や勉学に励んでいきたいと思います。




今後とも学生が活躍できるような場を作っていきたいと思いますflair


最後まで読んでくださりありがとうございました

2022年12月19日 (月)

【966】優秀演題賞を受賞させていただきました!

こんにちは。教員の藤田ですapple

ちょっと前になりますが、9月16日(金)~9月18日(日)の3日間、第56回日本作業療法学会が国立京都国際会館にて開催されました。

大変光栄なことに私の演題発表を「スペシャルセッション」に選んでいただきましたshine

今回のスペシャルセッションは,1,015演題の中から4演題しか採択されないそうです。

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今回の演題テーマは「作業療法士の抱える職業上のストレス要因~作業療法士メンタルヘルス支援の構築にむけて~」です。

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ストレス社会といわれる近年、ストレスから心身の不調を訴える人は増え続けていますsweat01

コロナ渦も加わり、医療・福祉従事者の精神疾患による休業率も高く、作業療法士もその例外ではありません。

しかしながら作業療法士が抱えやすいストレスについての研究は少なく、また作業療法士のためのメンタルヘルス支援も十分ではありません。


本研究は、「本学を巣立った卒業生がいつまでも健康で幸せに活躍してほしい」という思いのもと、本学作業療法学科卒業生の協力をいただき、作業療法士のためのメンタルヘルス支援対策を構築するうえで作業療法士が抱えやすいストレスについて、インタビューを行いその内容を KH Coderを用いて分析した結果を報告しました。


このような賞をいただけたのも研究協力者の皆様、発表に際し全力で応援していただけた作業療法学科の教員の皆様に心より感謝いたします。

 

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この研究を引き続き継続し、作業療法士のメンタルヘルスの向上のために貢献していきたいと思っていますflair



卒業生の皆さん、先生たちはいつも巣立った皆さんのことを思っていますconfident

何か思い悩むことがあれば(なくても)気軽に帰って来てくださいねsign03


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2021年9月10日 (金)

【919】第55回日本作業療法学会で発表します

こんにちは、教員の鈴木です

今日から第55回日本作業療法学会がオンラインで開催されています

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第55回日本作業療法学会ホームページ



日本作業療法学会は年に1回開催される国内の作業療法学会では最大規模の学会です
特別講演や企画、シンポジウムが開催されたり、口述発表・ポスター発表が行われます

本学の教員や卒業生も発表などで報告を行っていますkaraoke



教員が共同演者になっているものや卒業生の発表が多数あるのですが、ブログでは筆頭になっているもののみ紹介します


シンポジウムⅢ:学校における作業療法

コーディネーター・シンポジスト

「学校における作業療法の経験」伊藤信寿

 

 

特別企画シンポジウムⅢ:発達障害児のペアレント・トレーニング〜療育支援につなぎ、たくす〜

「障害児通所支援におけるペアレントトレーニング」伊藤信寿

 


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企画セミナー10

ニューノーマル時代の卒前・卒後の作業療法教育を考える

司会・コーディネーター 鈴木達也

 

 

口述発表

 

OQ-12

当院回復期リハビリテーション病棟における入ウイン前生活を基準とした退院支援の検討 

佐野哲也

 

OR-06

海外研修・実習の参加経験が卒業後のキャリアに与える影響〜複線経路・等至性アプローチ(TEA)を用いて

鈴木達也

 

ポスター発表

 

PH-43

精神科作業療法士による青年期・成人期の発達障害者への支援の現状に関する研究

飯田 妙子 , 藤田 さより

 

PP-27

運動器,心大血管疾患,呼吸器患者における作業療法前後での健康関連QOLの変化と特徴

泉 良太

 

PR-24

精神科領域における作業療法臨床実習における指導方法・内容に関する調査研究

藤田 さより



などなど、多数です
卒業生や共著の報告などは、抄録集からご確認下さい


学会に参加している人はぜひ御覧くださいmemo



コロナ禍でなければ、現地での発表を通しての研鑽や参加者とのディスカッションによる学びに加えて、卒業生との再会など学び以外の魅力もあるのが学会の魅力ですup

オンライン開催も便利ですがコロナが落ち着いて現地での開催ができるようになることを切実に願ってます


また、来年の学会までそれぞれ研鑽を積みましょう


最後まで読んでくださりありがとうございました

2021年7月13日 (火)

【910】静岡県作業療法学会が開催されました

こんにちは、教員の飯田ですclover



先月、6月12・13日に『第34回静岡県作業療法学会』に参加しました。

コロナの影響が続いているため、初めてのWeb開催となりましたpc



学会テーマは「架け橋~作業療法士の創る繋がり~」

作業療法は、人と作業、人と生活、人と人など様々なものを「繋ぐ」仕事です。

コロナの影響があっても、対象者を支える仕事が途切れることがないよう、オンラインで繋がり、知識・情報・アイデアなどを繋ぐ機会となりました。

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オンライン学会でしたが、いつものように事例発表もあり、多くの卒業生が活躍していましたshine



また、藤田さより先生は「働き方応援企画」の講師を務められましたflair

近年、作業療法士の働き方もどんどん変化してきています。

職場ではなかなか話せない仕事のモチベーションや産休・育休復帰への不安等、参加者の質問に講師として多くの経験をお話しされていました。

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そして、私(飯田)は若手育成企画「繋げよう、みんなの考え」において、ベテラン講師と若手グループの事例検討の座長を務めさせていただきました。

若手だからこその柔軟なアイデア・思考力、ベテランならではの知識・見識・経験値、どちらも明日からの臨床に活かせるものだったのではないかと思いますpencil



対面での交流が難しい時期ではありますが、こういったオンラインを通して、少しでも「人と繋がれる」時間を過ごすことが、明日からのモチベーションに繋がるなと改めて感じた2日間でした。



来年の静岡県作業療法学会は西部地区での開催です。お楽しみにnote



最後までお読みいただきありがとうございました。

2020年12月 9日 (水)

【872】色々な実習地訪問ー卒業生の下であと2週間ー

こんにちは、教員の鈴木ですaries
先月から始まった、3年生の臨床作業療法評価実習もいよいよあと2週間となりました


学科のインスタグラムにもアップしましたが実習地訪問の様子をまとめていきますcamera



長期の実習では教員が実習地を訪問し、学生の様子や進行状況の確認を実習指導者の先生方と一緒に行っていきますshine







実習地によっては卒業生が指導して下さったり、そばで見守ってくれるので心強いですsign01





また、現在のコロナの状況により、施設によっては電話での確認や、オンラインでの実習地訪問?も行いました






卒業生がいる実習地は、実習生だけでなく、卒業生の元気な様子も見れるので、訪問する教員にとっては楽しみの一つですflair





3年生のみなさん、残りの期間、体調に気をつけて悔いのないように取り組んで下さいねnote



実習地、実習指導者、卒業生の皆様
残りの期間も御指導・サポートよろしくお願いします





最後まで読んで下さりありがとうございました




2020年11月16日 (月)

【865】精神科研修会で講師を務めました

こんにちは、教員の飯田ですmusic


11月14日(土)に開催された、静岡県精神科作業療法研究会の研修会にて、藤田先生とともに講師を務めましたpencil



この研修会は、県内(時には県外も)の精神科病院・施設に勤務している作業療法士が集まり、年3回開催されている研修会です。

(静岡県作業療法士会の活動の一環でもあります。)

今年は新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていましたが、オンライン開催ということで何とか開催にこぎつけることができましたpc



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テーマは、臨床実習指導についてでしたrun

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近年、臨床実習の指導方法が変わり、「自分が学生の頃と教え方が違う」と戸惑われる指導者の先生方もいらっしゃいます。

また精神科領域の作業療法士が働く場所も病院だけではなく、福祉系の施設や訪問看護ステーション、行政など、多岐に渡るようになり、実習内容も多種多様な時代となりました。

そこで、今回は講義形式で現在の臨床実習指導について、精神科領域での具体的な指導方法の提案などをお話しさせていただいた後、グループディスカッションを行いましたflair



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実習を受けてくださっている施設の皆さまのご理解とご協力、多くの工夫やご配慮をいただいて、学生が貴重な時間を積ませていただいていることを改めて実感する機会となりましたshine

今後ともよろしくお願いいたします。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2020年4月15日 (水)

【825】オンライン授業開催に向けて準備中

こんにちは、教員の鈴木ですaries


いよいよ来週からはオンラインでの授業が始まります


先日はインターネット通話でオンラインで1年生にオリエンテーション・ガイダンスを行いました


インターネットを通じて、新宮学部長からのメッセージや,,,,

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伊藤先生から学生生活の説明を行いました



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参加した1年生の皆さんの方が操作に慣れているようで、オンラインでもスムーズに行うことができましたsign01





また、2,3年生のOT学生には、オンライン授業の開催に向けて、教員と接続テストを行いましたpc


PCの画面に集まった、久々の新3年生と、、、

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新2年生happy01

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モニター越しとはいえ、皆さんの元気な顔が見れてほっとしましたhappy01


はじめは音の出し方や、画面の映し方に戸惑いがありましたが、2,3年生もオンラインやビデオ通話に慣れているようで、グループワークのテストもスムーズに行うことができました



来週からオンライン授業が始まりますので、通信機器や使い方の準備をしっかりしておきましょうsign01




最後まで読んでくださりありがとうございました






2019年11月28日 (木)

【807】第23回作業科学セミナーで参加・発表しました

こんにちは、教員の鈴木ですaries

11月23日、24日に茨城県立医療大学で開催された第23回作業科学セミナーに参加しました


学会テーマは「変容する作業と未来」〜先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか〜

講演では最先端のテクノロジーの報告や、最近話題のSDGsなどが報告され、テクノロジーや情報・国際的な目標の変化が私たちの「作業」そのものにどんな変化をもたらすのか、また「作業」の専門家である作業療法士が何をしていくべきなのか考えさせられましたflair



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私は今回、口述発表をしてきました

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発表タイトルは
文化共有を目的とした作業科学的推理ゲーム(My) Occupationの使用」

今回の報告では5月にシンガポールからの研修生が来た時に、作業科学的推理ゲームを使ったグループワークについて、1年生にコミュニケーションや文化の理解にどのような効果が授業あったのかを報告しました



5月のグループワークの様子はこちら






 
 
また、学会には卒業生も参加していたので学会参加の記念写真camera

こうして元気な姿を見れるのも学会の楽しみです


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最後まで読んでくださりありがとうございました

2019年11月21日 (木)

【804】第19回東海北陸作業療法学会〜卒業生の演題多数!!〜

こんにちは。教員の藤田ですbud

 

すっかり秋も深まりましたね。
大学の中庭にはアメリカンフーという楓の大きな木がたくさんありますが、今年も見事に紅葉し、心を和ませてくれます。

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さて、先週土曜日、日曜日と浜松市の駅前にあるアクトシティ浜松コングレスセンターで第19回東海北陸作業療法学会が開催されました。

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東海北陸作業療法学会は、東海・北陸7県の作業療法士が日頃の臨床・研究の成果の報告や、様々な講演会も行われるなど、自己研鑽の場となっていますpencil

 

7県順番に行われ、今年は静岡県が開催担当。教員はもちろん、卒業生も多く運営に半年ほど携わってきました。

 

当日は県内外から700人を超える作業療法士が参加し、大変盛大に行われましたshine

 


その中でも静岡県の西部地区開催ということもあり、

多くの本学の卒業生が口述発表やポスター発表、シンポジストの講師として登壇するなど、卒後の活躍ぶりに、教員一同、大変うれしく、教員として冥利につきる思いでしたcatface

 

成長ぶりを写真に収めるようと、全会場をぐるぐる回りましたtyphoonrun

ご紹介すると

 

自主企画

病院施設生活から地域生活へ ~作業療法士がつなぐ地域の暮らし~
筆頭企画者  鈴木麻美

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シンポジウム 

フットサルやってみたらこうなった~フットサルで繋がったみんなの居場所~ 
シンポジスト 瀧崎 亮

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口述発表では・・・

 

「自分で決められない」長期入院患者の支援
植山英里子

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急性期における注意障害に対する作業療法の経験
山本優香

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注意障害を呈した外国人患者に対し貼り絵を提示したことで車いす移乗動作自立に至った症例
伊藤麻巳子

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意味のある作業への参加を目標共有し、作業動機づけがなされたことによる作業再参加に至った事例
坂井由衣

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必要な作業に結び付くことで転倒への恐怖心が変化した事例
本多久美

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自己認識の向上に焦点を当てた事例
大須賀麻実

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重度のCamptocormia に関しての介入
吉田順平

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視線入力方式意思伝達装置を導入したことによりQOLの向上に繋がったALS事例
比奈地晃子

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ポスター発表では・・・

末梢神経障害発症後のインスリン療法の手技再習得に作業療法士が関与した事例
宮本善弘

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多発骨折患者に対する復職に向けた作業療法
本多彩華

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人への意識が乏しい児に対する自発的な表出を促した関わり
池端里美

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右椎骨動脈閉塞によりwallenberg症候群を呈した患者に対し、早期より復職を目標に介入した事例
増田春香

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ADLの自立と麻痺側の参加が増えたことによりIADLや就労へ向けて介入ができた事例
木下由貴


写真とりに間に合わなかった、、、ごめんなさいweep



ADL向上に伴い現実検討が可能となった事例
大谷吏穂

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「外出がしたい!」が実現したロコモティブシンドロームの事例
栗田洋平

実習中に関わった事例だったので、共同演者に4年生を入れて頂きました

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・・・と本当にたくさんでした。

発表したことだけでなく、どれもクライエントの思い・クライエントの作業を大切にした実践ばかりで、聖隷での学びが繋がれていることに何よりうれしく思いましたsign03

 

会場には卒業生だけでなく、、、、

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在学生も1年生から4年生まで参加。
実習中の3年生も参加していましたよ。

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ちょっと上の先輩たちの活躍によい刺激を受けたようです。

 

 

来年は、北陸の富山での開催。
卒業生の皆さん、ぜひ今度は富山でお会いしましょうsign01

 

最後までお読みいただきありがとうございました

2019年11月15日 (金)

【803】健康サポートボランティア養成講座〜作業の視点から〜

こんにちは、教員の鈴木ですaries


先週末に浜松市社会福祉協議会北地区センター主催の「健康サポートボランティア養成講座」で転倒予防について、卒業研究が終わったばかりの4年生と参加してきました

卒業研究が終わったばかりの4年生の方が元気で、私の方がかすんでます、、、

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講座では、なぜ転倒が起きるのかと言うことについて、人と、環境と、作業の視点からお話をさせて頂きましたkaraoke

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転倒予防で行われる体操なども紹介し、実際にやって頂きました

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作業の視点では、転倒の要因を引き起こす活動量の低下を防ぐため、自分自身にとって意味ある活動をしていくことの大切さをお話ししました




そして実際に作業活動を行ってみて、自分自身の興味のあることは何か体験して頂きました


一つは学生が卒業研究でも取り入れた輪鶴chick

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そして大学の作業技術でも行った革細工shine

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興味のある活動を行うことで、やってみたり、調べたり、人に聞いたり、道具を取りに行ったりと、、、、体操だけを行うよりも、沢山の転倒予防に繋がる効果があることを体験して頂きましたrun

また、このような講座を通して、地域のみなさまのお役に立てればと思いますsign01


ご参加頂いた皆様ありがとうございました

最後まで読んでくださりありがとうございました




2019年10月14日 (月)

【795】大学院生学会発表(泉ゼミ) in 日本転倒予防学会 @ 新潟

こんにちは,教員の泉です.aquarius


泉ゼミの大学院生が10月5-6日で開催された,第6回日本転倒予防学会で発表いたしました.

発表タイトルは「ロコモ度の有無で作業に差はあるか-作業遂行,活動数に着目して-」です.本学教員の“作業遂行のプロ”である,鈴木達也先生も共同演者です.

 

会場の「朱鷺メッセ」です.次年度の日本作業療法学会の会場でもあります.


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本研究は,今年度のOT協会の「課題研究助成制度」採択課題でもあります.

また,博士前期課程1年目の発表ということで,院生の計画力と積極性には脱帽いたしますshine
私は,仕事が溜まるばかり…

 

 

 

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研究の内容は,ロコモティブシンドローム(運動器の障害により要介護状態に至るリスクの高い状態)と作業状態の関係を調査(横断研究)したものですpencil


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今回の結果では,非ロコモ群に比べ,ロコモ群では,作業状態が低い値を示しました.
よって,作業状態を改善することがロコモの改善に繋がる可能性があることが分かりましたflair



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今後は,その因果関係を明らかにする為に,引き続き(縦断)研究を行っていきますbearing

 

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OTを含めた,保健医療福祉職は,現場に出てからの努力がとても大切です.
知識の半減期は6年と言われています.つまり,常に勉強し続けなければいけないことが分かります

つらいときやくじけそうなときもありますが,仲間と共に,臨床・教育・研究をバランス良く行っていけると良いですよねsign01



最後まで読んで下さりありがとうございました.


2019年9月12日 (木)

【786】第53回日本作業療法学会に参加してきました

こんにちは、教員の鈴木ですaries


9月6日から8日まで福岡で第53回日本作業療法学会が福岡市で開催されたので参加してきました

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会期中には教員や卒業生が発表しましたので、紹介します


介護予防においてソーシャルキャピタルを活用した研究に関連する文献のレビュー
田島 明子
聖隷クリストファー大学・大学院 リハビリテーション学部・リハビリテーション科学研究科z

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健康関連QOL評価は作業療法のアウトカムとして有用である
回復期リハビリテーション病棟における調査―

泉 良太 1) , 佐野 哲也 2) , 和田 あかね 3) , 滝澤 宏和 4) , 能登 真一 5)

1) 聖隷クリストファー大学 , 2) すずかけヘルスケアホスピタル , 3) 浜松市リハビリテーション病院 , 4) 新座病院 , 5) 新潟医療福祉大


発表の様子が撮影出来なかったので座長をしているときの泉先生

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高次脳機能障害の方へのレジリエンスを高めるためのプログラムの試み
―就労移行支援および生活訓練事業所の利用者を対象として―
藤田 さより 1,2)
1) 聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部作業療法学科 , 2) NPO法人えんしゅう生活支援net

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卒業生の発表では、、、



回復期リハビリテーション病棟における認知症患者のBPSDに介入した経験
―神経行動学的障害の観点より―
坂井 由衣 , 東川 哲朗
医療法人社団浅ノ川 金沢脳神経外科病院 リハビリテーション部


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高次視知覚障害に対する料理の自立に向けたリーズニング
木田 聖吾 , 伊賀 博紀
イムス板橋リハビリテーション病院 リハビリ科

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健康高齢者による介護予防ボランティア活動の現状と課題
―市民いきいきトレーナー養成事業修了者への調査を通して―
山田 祐花子 1,2) , 藤島 一郎 1) , 森下 一幸 1) , 宮前 珠子 2) , 泉 良太 2)
1) 浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション部 , 2) 聖隷クリストファー大学大学院 リハビリテーション科学研究科







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海外からも参加者が来ていて、シンガポール工科大学(SIT)のHua Beng先生にもお会いしました
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今回の学会では「作業療法研究のターニングポイント」をテーマとなり、教育講演や特別講演も研究やエビデンスに基づいた実践をどのように行っていくのかについての話が沢山聞かれましたkaraoke


作業療法は人の身体だけでなく、人のココロの側面や、作業を行う方法や参加方法について関わるリハビリテーションです。そのため、複雑な現象を扱いながらも、実践や介入の変化を示す指標を明確にすることの大切さと、エビデンスに基づいた介入計画や研究計画をクリアにすることが重要であると述べられていました


作業療法の専門領域と役割が何であるかを示す事が出来るよう、実践も研究も対象も、そして本学での教育もよりよいものにして行きますsign01




さて、来年の第54回日本作業療法学会は新潟で行われます

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卒業生の人は是非とも発表に挑戦してみましょう
私たち教員も発表までサポートしますよhappy01


最後まで読んでくださりありがとうございました



2019年7月26日 (金)

【776】発達支援と教員免許更新の研修会〜作業療法元気プロジェクト〜

こんにちは、教員の伊藤ですbasketball

7月18日に静岡県立浜松特別支援学校へ訪問支援をしてきましたbuilding

4名の児童生徒さんに対し、助言等を行いました。

具体的には靴を履く、ボタン、雑巾絞り、お箸などの生活面や側弯や姿勢の運動面に対し、指導を行いました。今年も3回訪問させていただく予定です。


次回は9月に訪問する予定です。また、よろしくお願いします。


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7月20日(土)に静岡大学で開催されました教員免許状更新講習会の講師をしてきました。

教員免許状は、10年間の有効期間が設けられ、教員免許状を更新するためには、2年間で30時間以上の更新講習の受講・修了が必要ですpencil


講師を引き受けて今年で10年目です。
今年度も「作業療法からみた発達障がいの理解と支援」というテーマで、6時間(75分×4コマ)の授業をしてきました。


そして、5コマ目には試験をして、合格すると修了・認定となります。参加者は、幼稚園教諭から高校教員と様々でした。日頃の教育に少しでもお役に立てればと思います。



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※写真の掲載には許可を得ています


今後も、作業療法士だけでなく、発達支援に関わるお子様や保護者、支援者のみなさなもお力になっていこうと考えております

最後まで読んでくださりありがとうございました





2019年7月11日 (木)

【769】特別支援教育における巡回相談

こんにちは、学科長の伊藤です
今回は作業療法元気プロジェクトでの活動についてお伝えします


6月24日に静岡県立吉田特別支援学校へ訪問支援をしてきました

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10名ほどの児童生徒さんに対し、授業や自立活動を参観し、助言等を行いました。
具体的には行動面や運動面、お箸や鉛筆等のモノの操作、更衣等に対し、指導を行いましたpencilt-shirt

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また、午後からは、「知的障害特別支援学校の自立活動の指導」というテーマで、先生方を対象に講話をしました。

先生方も児童生徒への指導のあとに、熱心に聞いてくださり、今後の教育や指導のヒントになってもらえればと思います。


次回は12月にあります。また、よろしくお願いします。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2019年6月 7日 (金)

【760】チームで成長するTeam Based Learning~アクティブラーニングの取り組み~

こんにちは、教員の鈴木ですaries
今回は今年度から取り入れた、TBLTeam Based Learning:チーム基板型学習)についてお伝えします


聖隷クリストファー大学作業療法学科では、開学時からアクティブラーニングの手法を取り入れています
アクティブラーニングの手法の一つとして、PBLProblem Based Learning:問題基板型学習)1年生の作業療法概論で学んでいます



昨年の作業療法学概論の様子はこちら

【660】PBLで考える作業療法〜作業療法とは何か?〜


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その後は、あらかじめ決められているチームに分かれ、IRATと同じ問題をチームで考え、10分程度で答えを出していきますpencil


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TRATの直後に答え合わせをしたら、教員からの情報を保管するための講義と今日の取り組む課題が出されます。

この時は、動画を見て高次脳機能障害を有する人の症状と作業療法の関わりについて考えるという課題でした



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その後は、チームに分かれてちょっとだけ難しい、ちょうど良い難易度の課題に取り組みます
90分ほど取り組むチーム課題の後には、すぐ発表が控えているのでみんな一生懸命です

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チームの調べ物と、ディスカッションを十分にしたら、ポスター発表に備えて準備をします


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そして最後には、チーム毎に3分ほどの報告会


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グループでまとめたポイントを報告し、また他のグループの発表や、教員からのフィードバックを元に学習を積み重ねていきます


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PBLと違って、毎回のIRAT、TRATのテストによる個人の成長と、毎回のグループ発表によってチームでの成長が促せるところがTBLの良いところですconfident


学生達は毎回ちょっと難しい課題が出されていますが、一生懸命に取り組んでます
教員が話し続ける講義と比較しても身につくスピードや積極的に調べる姿勢に良い変化があると感じていますshine


今後も、学生の主体性と学習が向上するような取り組みをしていきます



最後まで読んで下さりありがとうございました



2019年5月31日 (金)

【757】第6回日本臨床作業療法学会〜卒業生が活躍しました〜

こんにちは、教員の鈴木ですaries

5月11,12日に浜松で開催された、第6回日本臨床作業療法学会学術大会についてお伝えします


この第6回日本臨床作業療法学会は前年度まで務めていた建木先生が大会長を務めました
大会のテーマは「Creative Destruction (創造的破壊)」とし、
普通の学会では行われたことないような取り組みや、アメコミ風なパンフレットなど前衛的な大会となりましたflair


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学会では卒業生が参加してくれました
1日目の終わりには、聖隷卒業生と在校生で集合写真cameraflair


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総参加者数約300人の内、約40名が聖隷の出身者でしたsign01
一緒に写れなかったひとごめんなさい、、、




そして参加だけでなく、発表者も沢山
3期生の鈴木君に、、、

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9期生の大石君

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10期生の小杉君は東京から来てくれましたsign01

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さらに、7期生の志村さんと、、、

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5期生の西川さんは、石川県の同じ病院から発表しに来てくれましたsign03

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他にも発表者がいたのですが、回りきれなくて申し訳ありません。。。


実習中の4年生や、卒業したばかりの新人OTも参加しに来てくれましたhappy01



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作業療法士になると、こういった学会や研修会の場でお互いの状況を知ったり、自己研鑽の機会に繋がります

卒業してからも教員は皆さんのサポートを喜んでしますので、研究や発表をしたいときにはご相談くださいね
そして、これからも刺激し合って成長していきましょう






最後まで読んでくださりありがとうございました








2019年5月23日 (木)

【753】臨床実習Ⅱの実習地訪問、卒業生による指導

こんにちは、教員の鈴木ですaries

4月から始まった4年生の臨床実習Ⅱが今週で最終週となります
臨床実習中には実習の進行状況の確認調整のため、必ず1度実習地訪問を行います


今回、私が訪問した施設では、2,3,4,5、6、9期生卒業生が4年生の指導・サポートをしてくださっていたので、記念に写真を撮りまくってきましたcamera


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聖隷OT出身だからこそ、大学や授業や教員の事など共通の話題があり、リラックスした雰囲気で実習を過ごしていましたhappy01




来週、成長した姿で帰ってくるのが楽しみですnote
実習地、実習指導者の皆様、ありがとうございます

最後まで読んでくださりありがとうございました


2019年4月22日 (月)

【750】静岡県作業療法士会現職者研修会〜卒業生集合!〜

こんにちは、卒業生の福地ですsign01


大学を卒業して早1ヶ月、入職してから3週間が経ちました
覚えることが多く、とにかく先輩についていくことに必死な毎日を過ごしていますcoldsweats01
 
今回は静岡県作業療法士会主催の現職者共通研修に参加しましたsign01


 
静岡県の新人作業療法士が集まり静岡県作業療法士会の仕組みや活動内容について学びました。
県士会では様々な研修を定期的に開催しています
これから様々な研修をうけて知識をつけていきたいと思いますnote


そして聖隷の卒業生が大集合しましたshine

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1ヶ月ぶりですが卒業する前と変わらずの関係でとても嬉しい気持ちになりましたhappy01
 

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空き時間に近況を報告して
それぞれの地で頑張っていることを実感しましたhappy02

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仲の良いそして、切磋琢磨できる大切な仲間を大切にしていきたいなと思いますnote
 
作業療法士として成長していけるよう、卒業生一同頑張りますsign03sign03
 
 
最後まで読んで下さりありがとうございました



2019年3月28日 (木)

【742】第54回作業療法国家試験の結果

こんにちは、教員の鈴木ですaries

大学周辺に桜が開き始めた今週に第54回作業療法国家試験の結果が発表されましたcherryblossom


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本学の合格率は88.9%でした

全国平均71.3%(昨年77.6%)、新卒者80.0%(昨年85.2%)とやや難易度が高くなるなか、最後までみなさんよく頑張りましたshine




発表直後にはわざわざ大学に顔を店に来てくれたり、喜びのメールが届きました

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合格おめでとうございますsign01

これからはお互い作業療法士として切磋琢磨していきましょうbearingdash



新生活の場所に移動してる卒業生も多いですが、それぞれの場所でそれぞれの生活や課題に取り組んで行きましょう

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私たち教員はいつでもみなさんを応援してますsign01



最後まで読んでくださりありがとうございました

2019年2月14日 (木)

【734】大学院の講義に参加〜作業ポートフォリオとカナダモデル〜

こんにちは教員の鈴木ですaries


2月9日(土)に宮前先生の大学院の授業で広島県立大学の吉川ひろみ先生が特別講義を行いました
今回は宮前先生、吉川先生のご厚意で学部生も参加できる講義になりました


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本学で使っている作業科学や作業観察の教科書の執筆者でもある吉川先生から直接お話を伺ってみたい、お会いしてみたいと、14名の3年生が参加しましたsign01


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作業ポートフォリオでは二人組になり、それぞれがしてきた作業・している作業(doing)を書き出し、どうなってきたのか(being)、どうなっていきたいのか(becoming)を話し合います

作業が人にどんな影響を与えているのか、そして話し合いを通して自分自身の作業や、これから何をしていくべきなのかを考えることもできます。

参加した学生達は作業の理解と人の理解の療法ができて、とてもよかったと充実していましたhappy01


作業ポートフォリオの詳細は吉川先生のHPから
作業とストーリー

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私は伊藤先生とペアを組んでワークショップをしましたが、驚いたことにそれぞれがしてきた作業・している作業(doing)、どうなってきたのか(being)は違うのに、どうありたいのか(becoming)は共通していてとても興味深かったですnote


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ワークショップ後には作業療法の理論であるカナダモデルについての講演
学生達は実習に行ったばかりなので、それぞれの臨床実習での経験を思い出しながらモデルの理解を進めているようでした。


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講義の後は、吉川先生のサイン会。
自分たちが使ってきた教科書にサインとメッセージをもらいとても励みになったようですnote

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さらに宮前先生のサイン会も同時開催、学生達の教科書は吉川先生、宮前先生のサインが入ったプレミア物になりましたshine

サインをもらったみなさんは、ただ大切にするのではなくてしっかり使って言ってくださいねsign01


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最後に、吉川先生、宮前先生、大学院生、学部生で記念写真camera
吉川先生、遠くからお越しくださりありがとうございました



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最後まで読んでくださりありがとうございました