【760】チームで成長するTeam Based Learning~アクティブラーニングの取り組み~
こんにちは、教員の鈴木です
今回は今年度から取り入れた、TBL(Team Based Learning:チーム基板型学習)についてお伝えします
聖隷クリストファー大学作業療法学科では、開学時からアクティブラーニングの手法を取り入れています
アクティブラーニングの手法の一つとして、PBL(Problem Based Learning:問題基板型学習)1年生の作業療法概論で学んでいます
昨年の作業療法学概論の様子はこちら
【660】PBLで考える作業療法〜作業療法とは何か?〜
その後は、あらかじめ決められているチームに分かれ、IRATと同じ問題をチームで考え、10分程度で答えを出していきます
TRATの直後に答え合わせをしたら、教員からの情報を保管するための講義と今日の取り組む課題が出されます。
この時は、動画を見て高次脳機能障害を有する人の症状と作業療法の関わりについて考えるという課題でした
その後は、チームに分かれてちょっとだけ難しい、ちょうど良い難易度の課題に取り組みます
90分ほど取り組むチーム課題の後には、すぐ発表が控えているのでみんな一生懸命です
チームの調べ物と、ディスカッションを十分にしたら、ポスター発表に備えて準備をします
そして最後には、チーム毎に3分ほどの報告会
グループでまとめたポイントを報告し、また他のグループの発表や、教員からのフィードバックを元に学習を積み重ねていきます
PBLと違って、毎回のIRAT、TRATのテストによる個人の成長と、毎回のグループ発表によってチームでの成長が促せるところがTBLの良いところです
学生達は毎回ちょっと難しい課題が出されていますが、一生懸命に取り組んでます
教員が話し続ける講義と比較しても身につくスピードや積極的に調べる姿勢に良い変化があると感じています
今後も、学生の主体性と学習が向上するような取り組みをしていきます
最後まで読んで下さりありがとうございました