【795】大学院生学会発表(泉ゼミ) in 日本転倒予防学会 @ 新潟
こんにちは,教員の泉です.
泉ゼミの大学院生が10月5-6日で開催された,第6回日本転倒予防学会で発表いたしました.
発表タイトルは「ロコモ度の有無で作業に差はあるか-作業遂行,活動数に着目して-」です.本学教員の“作業遂行のプロ”である,鈴木達也先生も共同演者です.
会場の「朱鷺メッセ」です.次年度の日本作業療法学会の会場でもあります.
本研究は,今年度のOT協会の「課題研究助成制度」採択課題でもあります.
また,博士前期課程1年目の発表ということで,院生の計画力と積極性には脱帽いたします
私は,仕事が溜まるばかり…
研究の内容は,ロコモティブシンドローム(運動器の障害により要介護状態に至るリスクの高い状態)と作業状態の関係を調査(横断研究)したものです
今回の結果では,非ロコモ群に比べ,ロコモ群では,作業状態が低い値を示しました.
よって,作業状態を改善することがロコモの改善に繋がる可能性があることが分かりました
今後は,その因果関係を明らかにする為に,引き続き(縦断)研究を行っていきます
OTを含めた,保健医療福祉職は,現場に出てからの努力がとても大切です.
知識の半減期は6年と言われています.つまり,常に勉強し続けなければいけないことが分かります
つらいときやくじけそうなときもありますが,仲間と共に,臨床・教育・研究をバランス良く行っていけると良いですよね
最後まで読んで下さりありがとうございました.