2012年10月24日 (水)

【No.028】聖灯祭・ホームカミングデーの準備と3年生の臨床実習の報告

こんにちは。理学療法学科教員の吉本です。

今週は、
113日(土)に開催される聖灯祭・ホームカミングデーの準備と3年生の臨床実習について報告します。

聖灯祭とは、学生が主体になって開催する本学の学園祭です。
聖灯祭では、様々な模擬店が出展される他に、医療福祉の専門職を目指す者として、
日頃の学習成果を地域の方々に理解していただくための催し物などが開催されます。

初めての学園祭になる
1年生は、聖灯祭の広報活動や模擬店の準備などに大忙しです。
聖灯祭では、それぞれの学科から数名の準備委員を選出し、
大学全体で学園祭を盛り上げていこうという雰囲気になるのですが、
準備委員になると普段接することが少ない他学科の生徒と交流する機会が増えてきます。

講義や演習を通じて理学療法の知識・技術を習得することはもちろん大切ですが、
学内行事を通じて多職種連携に必要なコミュニケーション能力も養っていただきたいと思います
(写真1は、聖灯祭の広報を理由に私の研究室にお菓子を食べに来た学生です)。

また、聖灯祭はホームカミングデーと同日開催になります。
ホームカミングデーは、本学の卒業生や教職員、在学生が交流する貴重な機会であり、
聖隷のつながりをいつまでも大切にすることが本学の発展につながります。
本学の卒業生の方々や地域の方々のご参加を、教職員一同、心よりお待ちしております。

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写真1.聖灯祭のPRを忘れる1年生

さて、初めて長期間の臨床実習を経験している
3年生は、実習が始まって2週間が経過しましたが、
がんばっているでしょうか。
もちろん、みんながんばっていますよ。

本学の近隣施設で実習している学生は、平日の夕方や土曜日に来学し、
担当患者さんのことを調べたり、見学を通じて疑問に思ったことを教員や学生同士で相談したり、
一生懸命勉強しています(写真2)。

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写真2.実習後や休日も大学で勉強するカメラ大好き3年生

一方で、大学から遠く離れた施設で実習している学生や、初めてご両親の元を離れて一人暮らしをしている学生など、
慣れない環境でがんばっている学生もいます。
今回は、土曜日に大学で勉強していた3年生に少し時間をいただき、
遠く離れた実習施設でがんばる仲間たちにエールを送っていただきたいと思います(写真3)。

♪頭文字から始まるエール♪
 

佐藤の『』、「さあ頑張ろう!」
高見の『』、「楽しもう!」
鈴木の『』、「睡眠時間をしっかり取って!」
佐久間の『』、「三食ちゃんと食べてね!」
木戸の『』、「気をつけて家に帰ろう!」
川口の『』、「患者さんに感謝しよう!」
石津の『』、「行ってらっしゃいスポルト」
小畑の『』、「お帰りスポルト」
村田の『』、「村田はボルト」
松田の『』、「松田はポテト」
吉本の『』、「吉本は今日美容室に行ってきました」

彼らのエールが、みなさんの心の支えになってくれれば幸いです。

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写真3.みんな『FIGHT!』、TAKE4で徐々にジャンプ力の下がる石津君

2012年10月17日 (水)

【No.027】シンガポール研修の報告です。

こんにちは!
理学療法学科教員の矢倉です。


少し前のことですが、9月10日から12日まで、聖隷クリストファー大学・大学院のシンガポール研修に同行しました。
理学療法学科からは5人の学生が参加しました。


9月10日、当大学と交流締結しているナンヤン理工学院を見学し、
シンガポールの医療福祉政策、政治経済などのレクチャーを受けました。


11日の午前は、ナンヤン理工学院理学療法学科のAudrey先生から教育カリキュラムのレクチャーを受け、
Bala先生が指導した卒業生の卒業発表について大学院生と一緒に検討、
午後にはSt. Luka Community Hospitalの施設見学をしました。


12日の午前はInstitute of Mental Health、午後にはSociety for the Physical Disabledの施設見学をしました。

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施設見学では、リハビリテーション学部、理学療法学科の学生は、熱心に見学し、積極的に質問していました。
また、学生の新たな一面を知ることができました。
今後の成長が楽しみです。

2012年10月10日 (水)

【No.026】3年生の臨床実習に向けて

みなさんこんにちは、教員の前野です。


すでに中秋だというのにまだまだ暑い日々ですが、朝晩は冷え込み、
木々の落葉は確かに進んでおり、季節が確実に進んでいることを感じさせてくれますね。


さて今回は、秋から初めて臨床実習に旅立った
3年生についてご紹介しましょう。
2年半前に夢いっぱいで入学された学生たちは、
早くも臨床実習という大きな難関を超えなければならない季節を迎えました。


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月の下旬になって、臨床実習ガイダンスを行った朝、
さぞ緊張してみんな登校してくるものと思ったら、そこはやはり大学生、
夏の思い出をたくさん蓄えながら、しっかり気分転換をはかってきたようで、
皆どの顔も緊張というより、充実した時を過ごした学生の顔になっていました。


ですが、さすがは臨床実習をあと数週間後に控えた学生のこと、
臨床実習ガイダンスが始まると同時に、皆の表情がみるみる真剣味を帯びていくのが、
説明をしている教員の側からもはっきり見て取ることが出きました。


いよいよ患者様に理学療法評価を行い、臨床を現場から体系的に学び取る機会がきたのだということを、
現場の臨床実習指導者の先生方のたくさんの経験を直接教えてくださる機会が来たのだと、
みな期待に胸を躍らせながら不安をじっと心に秘めながら、
ガイダンスを真剣な表情で聞いているのがよくわかりました。


このブログが載る頃、もう臨床実習は始まっていることでしょう。
先週まで行われた臨床実習前セミナーやそのあとの自主練習が、大いに盛況であったことはいうまでもありません。
3年生のみなさん、たくさんの経験と多くの学びを得て無事に戻ってきてください。教員一同こころから祈っています!
Be brave ! Gotha

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2012年9月14日 (金)

【No.025】卒業生の近況報告! こんにちは、岩ヶ谷です。

こんにちは。
理学療法学専攻3期卒業生の岩ヶ谷佳那(いわがやかな)です。


今回、第
3回目のゲストとして近況報告をさせて頂きます。
宜しくお願い致します。


私は今、大学の隣にあるケアハウスアドナイ館に併設された、
細江デイサービスセンターで働いています。



今年で理学療法士
3年目…早いものですね。


今週は、高齢者にとって重要な年中行事である「敬老会」を行っています。

敬老会では毎年職員の出し物があって、今年はオリンピックということで、
フェンシングをやっています
!!


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一昨年はピンクレディーのUFOを踊り、昨年はフラメンコを踊り…
学部生の頃に比べると、随分キャラが変わったな~と思う今日この頃です。


そして今日
(9/12)は、PTの学生の症例発表がありました。


実習生の間では、十字の園はきついという噂が流れているようですが…

それは愛情の裏返しです☆(きっとね)


セラピスト4(理学療法士3名は全員本学の卒業生です。
1期生から3期生まで揃っています!)とも個性が強くて、厳しいけれど面白い職場ですよ!!

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(
学生は後ろ姿の3名です。)


そして先日、西田先生が部会長を務める静岡県理学療法士会「研究・開発支援部会」の部会セミナーがあり、
会計兼スタッフとして、お仕事をさせて頂きました。



セミナーの講師は水池先生
(昨年度まで本学教員)と金原先生。
久しぶりに先生方の講義を聞き、学部生の頃を思い出しました。


セミナーの後は、西田先生、根地島先生、久保先生も加わり、駅前で飲み会をしました。

色々な話が聞けて、とっても楽しかったです☆


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今は県士会の仕事を含め、いろいろなお仕事をさせて頂いています。

とても貴重な経験だと思っています。
本当に感謝です。


社会に出ると理不尽なことも多いですが、めげずに頑張ろうと思います
!!

2012年9月 6日 (木)

【No.024】1・2年生BBQ交流会!

9月に入り朝夕の風に秋を感じ始めましたが、日中は猛暑が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
理学療法学科教員・根地嶋です。


去る9月2日、森町にあるカワセミの里にて、1年生11名、2年生22名、教員4名が参加し、バーベキューをしました。


カワセミの里は、バーベキューができる設備があり、そばには小さな川が流れ、自然を満喫できるスポットでした。


そのような環境のなか、仲間で食すバーベキューは格別のうまさです。
学生はそれぞれ思い思いに、火をおこしたり肉を焼いたり、ときには川で遊んだりと楽しいひとときを過ごすことができたようです。


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この楽しいひとときの裏には、準備を中心となって進めてくれた幹事がいたことを忘れてはなりません。
2年生の前田君、梁川さん、ありがとうございました。


さあ、秋セメスターまであと1ヶ月です。
秋セメに向け、後悔のない夏休みにしてほしいと思います。

2012年8月30日 (木)

【No.023】臨床実習指導者会議

みなさん、こんにちは。
理学療法学科教員の金原です。


今回は、
825日に開催されました、理学療法学科の臨床実習指導会議についてお伝えします!!


今回の臨床実習指導者会議は、これまでの実習方法を改訂した内容を伝えるための会議です。

会議では、多くの先生方にお越しいただき、大変有意義な会議となりました。


先生方の顔ぶれは、卒業生の方々も多く、大城教授や大町教授と懐かしい話をされたり、
近況の報告をしたりと、ちょっとした同窓会(!?)というような雰囲気も会議前後にありました。

私たち教員は、卒業生の顔を見て、とても頼もしく感じておりました。


本学の臨床実習は、今後、さらなる改訂を進めて参ります。
より良い理学療法実習を、実施するため、卒業生のご協力が、必要となります。

是非、皆様の御力をお貸しください。


一方、実習生は、例年のことですが、前日準備から、先生方にお越しいただくため、
清掃や資料の作成に緊張感を持って取り組みました。



実習生の顔は、真剣で、これからの実習に備え、少し緊張をしている様子にも見えました。

この適度な緊張感を保ち、これから、精一杯、臨床実習に臨み、成長をしてくれることを楽しみにしております。


臨床実習まで、あと
1ヶ月です。
実習生の皆さんは、より充実した実習を行うため、実習までの時間を大切に勉強や実技練習に励んでください。


臨床実習をご担当いただく施設の先生方、どうぞ、よろしくお願い致します。

2012年8月 8日 (水)

【No.022】8月のオープンキャンパスと1年生の臨床見学実習

こんにちは。聖隷クリストファー大学教員の吉本です。
今週は、先週行われた聖隷クリストファー大学のオープンキャンパスについて報告します。

オープンキャンパスでは、理学療法の紹介、高校生を対象とした模擬授業、個別相談など盛り沢山な内容で、
本大学の理学療法学科を紹介しました。

事前のオープンキャンパスの参加予約数が100名以上ということもあり、
教員はもちろんのこと、在学生も参加者に最高のおもてなしをするために、前日から会場設営に余念がありません。

オープンキャンパスの会場をきれいに掃除しているのが4年生、学内の様子を写真で提示しているのが2年生です(写真1)。

定期試験の終了した3年生は若干浮かれ気分なのでしょうか、会場設営よりカメラ目線を気にしているようです(写真2)…。
定期試験直後の会場設営ということもあり、身体的にも精神的にも疲れていたと思いますが、
どんなときにも笑顔を絶やさないのは聖隷の学生の良いところです。
いつまでもその笑顔を忘れずに患者さんと接してくださいね(しかし、彼らはなぜこのポーズをチョイスしたのでしょうか…)。

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写真1.一生懸命準備をする2年生

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写真2.浮かれ気分の3年生

当日のオープンキャンパスでは、例年にないほど非常に多くの高校生と父兄の方々に参加していただき、
教員にとってはうれしい悲鳴でした(写真3)。たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

理学療法学科の説明では、運動療法はもちろんですが、
様々な物理療法機器や測定機器を2年生と3年生が説明してくれました(写真4)。

日頃の勉強の成果を発揮することはできたでしょうか。単純に理学療法の知識を詰め込むだけでなく、
一般の方にも理学療法をわかりやすく伝える技術を養うことが聖隷の教育の一環ですので、
ぜひこの機会にプレゼンテーションの技術も学んでください
(写真5の学生が体で表現しているPTSは、理学療法士を志している学生を意味しています。当日も浮かれていたのはやっぱり3年生ですね…)。

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写真3.展示会場の様子

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写真4.筋力測定機器の説明をする2年生

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写真5.浮かれ続ける3年生

個別相談では、理学療法士の説明や就職状況、入学試験の話などを教員や在学生が説明しました(写真6)。
パンフレットではわからないリアルな話が在学生から聞ける良い機会ですので、
理学療法士に興味のある学生さんは今後もぜひご利用ください。
理学療法学科の教員はもちろんですが、大学職員や在学生も含めて皆様のご参加を心からお待ちしております。

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写真6.個別相談の様子

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写真7.個別相談に対応する4年生

さて、今週のオープンキャンパスでは、2年生から4年生が中心になってがんばってくれましたが、
もちろん1年生もがんばっています。
1年生は、リハビリテーション概論の授業で、初めての臨床見学実習に参加しています。
初めて袖を通す実習衣は、まだまだ制服に着られている感じがいなめませんが、
これから皆さんが勉強する理学療法の知識と技術を習得することや、
臨床で患者さんに接する経験を積み重ねることで、少しずつ理学療法士の顔になっていきます。

1年生の最大の魅力は、学生同士の仲が非常に良く、最高のチームワークを持っていることだと思います。
これからもみんなで協力して良い理学療法士になってくださいね(写真8を見ていると若干不安になりますが…)。

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写真8.初めての実習衣にテンションのあがる1年生

2012年8月 1日 (水)

【No.021】夏のオープンキャンパス(8/4と8/25に開催)に向けて思うこと。

こんにちは、教員の前野です。


今年も木々の緑が匂いたつような暑い夏がやって来ました。
それとともに、ロンドンオリンピックの暑い夏もやってきました。
日本は今回、銀や銅が多いですね。
今回に限らず、日本人は、銀・銅メダルを取ることのできる、ある程度の実力を持った若者を、
育てることに長けているように思います。
しかし、金メダルを取れるような勝者のメンタリティを持っている若者を学齢児レベルからガンガン育てあげるとなると、
集団教育プログラムが基本の我が国からは難しいのか、などと思いを巡らせています。


最近エリート教育というのが、学科にてよく話題になるのですが、
輝く金メダルを取ってきてくれるような眩しい優秀な若者を育てるには、
やはり何らかのエリートプログラムが必要なのかもしれません。
本学理学療法学科においても、優秀な人材の育成を考えるとき、
より充実したカリキュラムの編成とともに、技術を直接学ぶ学内外の実習の充実が急務だと考えています。


ところで、「エリート」とはラテン語の原語で、「神に選ばれし者」とされています。
本来的には、「自分の利害得失と関係なく他人や物事のために尽くせる人」を意味する、とされています。
本来の意味からすると、一般常識として通用しているエリートとは少し異なりますが、
本学には、優秀な医療職人材の育成の点から、こういった「他者のために尽くせる人」の育成が求められています。


理学療法学科では、そういった優秀な志のある学生の確保に向けて、
今年の夏休みもオープンキャンパスや学校説明会、講演会などを数多く行っていきます。
理学療法の将来を背負って立っていけるような俊逸な人材、そして他者に細やかな配慮できる人材の育成に向け、
本学科の暑い暑い夏のアピールは続きます。

2012年7月25日 (水)

【No.020】3年生 臨床実習前オスキー(OSCE)を開催しました。

こんにちは、西田です。
今回は7/21(土)に開催しました、3年生の臨床実習前オスキー(OSCE)を報告します!!


理学療法学科では、学外での臨床実習を1年生より段階的にカリキュラムに組み込んでいます。


1年生では見学実習、2年生では検査測定実習、3年生ではトランスファー実習と進んでいきます。
ここまでは、教員引率のもと、短期間の学外実習となりますが、
3年生の秋セメスターからは、いよいよ本格的な長期間の学外臨床実習が開始されます。


3年生の秋セメスターでは、評価実習として4週間の実習を2施設(計8週間)で行います。
4年生の春セメスターでは、総合実習として7週間の実習を2施設(計14週間)で行います。


理学療法学科では長期間の臨床実習に向けて、臨床現場を想定した実技評価として、
客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination: OSCE)を実施しています。


このOSCEは、知識はもとより、
プロフェッショナルとしての臨床家を育成するためにコミュニケーション能力や礼節といった情意領域に踏み込んだ試験になります。


OSCEは2名の評価者(1名は学内教員、もう1名は学外施設の理学療法士)と
1名の模擬患者(大学院生もしくは修了生の理学療法士)、
そして受験者によって構成された実技試験となります。


学生は、OSCE課題(整形外科疾患の課題と中枢神経疾患の課題)を1週間前に提示され、
その内容を基に学習を進めて本番の試験を受験します。


学生は、今回のOSCEの合格が臨床実習に出てもよいという1つの条件となっていますので、
緊張感を持ちつつ必死に丁寧に学習を進めていました。


そして7/21(土)の本番当日です。
OSCE自体は、午後の開催となりますので、午前は会場設営と、最終調整の時間となっています。
さすがに、OSCE試験中のレポートはできませんので、午前中の様子を以下にお伝えします。


まずは、会場設営の様子です。会場は6つのステーションが準備され、それぞれの会場を設営していきました。


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(まだ余裕があるようです。)


そして、会場設営が終了したところから、本番さながらの予行練習と最終調整が始まりました。


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(理学療法評価の確認です。)


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(本番さながらの予行練習1)


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(本番さながらの予行練習2)


以上、午前中の様子でした。
午後の本番は、中には自分の力を十分に発揮できなかった学生もいましたが、それも今後の課題が見つかったと前向きに捉え、
できなかった理由を明確にするのと同時に、できないところばかりを見るのではなく、
できるようになるための工夫とアイデアを考えるようにしてください。


納得のいく試験になった学生も、さらに良くするためにはどうすればよいのかを常に考え、
より高いレベルでの理学療法を目指してください。


このように、理学療法学科では、圧倒的な知識の習得はもちろんのこと、その場の状況判断を正しく行うことができ、
人間味のある、対象者に共感できる理学療法士の育成を目指しています。


理学療法学科3年生の臨床実習が実り多き実習となる事を願っております。
我々教員も全力で学生をサポートしていきます!!


2012年7月18日 (水)

【No.019】7月も半ばを過ぎました

こんにちは。
教員の大町です。


毎日、暑いですね。
早いもので、7月も半ばを過ぎました。
この時期になると、春セメスターの終わりに近づいていることからそれぞれの科目で課題も増え、
レポート作成や発表の用意など忙しくしていることと思います。


私は、係りとしてリハビリテーション学部の教務委員長をしております。


ということで、
それぞれの学年の皆さんにこの時期、このあたりをぜひ頑張っていただきたいということを、
こちらに書こうと思います。


■1年生の皆さんに■
4月に入学して、今は7月。
通学や授業、サークルやいろいろなイベントなど、大学生活にもずいぶん慣れてきたころと思います。
そして初めての期末試験が、7月30日から始まります。
入学時オリエンテーションでもお話ししましたが、
「修めるべき時期に、修めるべき科目を、しっかり修める」
ということは、とても大切です。
試験の厳しさ、小グループの先輩たちにも聞いて事前に準備をしておきましょう。


■2年生の皆さんに■
今の時期、課題が多いですね。
しかも科目数も多いですから、試験の勉強も大変です。
そしてこの科目の多さは秋セメスターも同じです。
レポート課題や発表の用意、その後に期末試験です。
大変かもしれませんが、先輩たちはみんな歩んできた道です。
だから、皆さんも問題なくできます。
2年生という、科目がぎっしりと詰まった時期に「自分にとっての時間の上手な使い方」をぜひ身に付けてほしいと思います。
例えば、
・自分は1時間あれば、どれぐらいレポートが書けるのか(課題の種類によって予測がつくといいですね)
・調べ物の調べ方のコツ
・1日のうちに必要な睡眠時間(体調の管理。翌日のことも考えて)
・自分なりの暗記のコツ(線を引くだけ、自分のノートを作る、寝る前に見直す、など)
これが後になって、臨床実習や国家試験の勉強のときにも役立ちます。


■3年生の皆さんに■
分野別の口頭試問がすべて終わって、授業も残り少なくなりました。
今後、卒業研究のゼミの発表や秋セメスターからの臨床実習(評価実習)に備えてこれまでとは違う勉強と、
各分野の治療法等の期末試験の勉強というこれまでの仕上げに向かう時期です。
あまり多くは言わなくてもわかる時期になっていると思います。
自分の弱点をしっかり克服できるようきちんと積み上げていきましょう。


■4年生の皆さんに■
今週で臨床実習(総合実習)が終わりますね。
お疲れ様です。
近隣で実習をしている皆さんも遠方で実習をしている皆さんも
自宅に帰り、大学に来るまでが実習だと思って気を付けて帰ってきてください。
来週から症例報告会などが始まります。(いろいろな必要書類等のチェック、お願しますね)
そろそろ就職について現実味を帯びてくる時期です。
来週お会いしたときに、どのような経験をしてきてどれぐらいさらに成長してきているのか楽しみにしています。


そして、どの学年の皆さんも暑い日が続いていますが実力発揮ができるように、
体調を整えて頑張っていきましょう!