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2012年8月 1日 (水)

【No.021】夏のオープンキャンパス(8/4と8/25に開催)に向けて思うこと。

こんにちは、教員の前野です。


今年も木々の緑が匂いたつような暑い夏がやって来ました。
それとともに、ロンドンオリンピックの暑い夏もやってきました。
日本は今回、銀や銅が多いですね。
今回に限らず、日本人は、銀・銅メダルを取ることのできる、ある程度の実力を持った若者を、
育てることに長けているように思います。
しかし、金メダルを取れるような勝者のメンタリティを持っている若者を学齢児レベルからガンガン育てあげるとなると、
集団教育プログラムが基本の我が国からは難しいのか、などと思いを巡らせています。


最近エリート教育というのが、学科にてよく話題になるのですが、
輝く金メダルを取ってきてくれるような眩しい優秀な若者を育てるには、
やはり何らかのエリートプログラムが必要なのかもしれません。
本学理学療法学科においても、優秀な人材の育成を考えるとき、
より充実したカリキュラムの編成とともに、技術を直接学ぶ学内外の実習の充実が急務だと考えています。


ところで、「エリート」とはラテン語の原語で、「神に選ばれし者」とされています。
本来的には、「自分の利害得失と関係なく他人や物事のために尽くせる人」を意味する、とされています。
本来の意味からすると、一般常識として通用しているエリートとは少し異なりますが、
本学には、優秀な医療職人材の育成の点から、こういった「他者のために尽くせる人」の育成が求められています。


理学療法学科では、そういった優秀な志のある学生の確保に向けて、
今年の夏休みもオープンキャンパスや学校説明会、講演会などを数多く行っていきます。
理学療法の将来を背負って立っていけるような俊逸な人材、そして他者に細やかな配慮できる人材の育成に向け、
本学科の暑い暑い夏のアピールは続きます。