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2015年3月

2015年3月30日 (月)

【362】第50回作業療法士国家試験の結果

こんにちは、教員の鈴木ですaries


本日は第50回作業療法士国家試験の結果発表でした
本年度の本学の合格率は96.7%(全国平均77.5%)でした


みなさん最期まで頑張りましたねsign01

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喜びの報告を届けに来てくれた卒業生たちhappy02


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国試合格のご利益をもらおうとする3年生happy01
壮行会やお守りの効果がありましたねsign03

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みなさん、ここからが本当のスタートですsign04run


自動車の運転免許と同じく
どのように作業療法士免許を活用するのかは皆さん次第です

それぞれの場所で出会うクライエントの為
作業療法士として成長を続けてくださいねup

そして成長した姿を見せに来たり
何か相談ごとがある時には学校に戻って来てください


教員一同お待ちしてますsign03

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最後まで読んで下さりありがとうございましたconfident


2015年3月25日 (水)

【361】春のオープンキャンパス開催!

こんにちは、教員の鈴木ですaries

3月24日に春のオープンキャンパスが開催されました


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作業療法学科では模擬授業として
子どもに対する作業療法について伊藤先生が講義しましたkaraoke

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子どもへの作業療法では体の感覚を治療に取り入れることが多いのですが
感覚が人の作業や体にどのような影響を与えているついて説明し
感覚統合療法という治療法の器具を使いながら実際に体験してもらいました


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こちらはブランコ乗って揺れながらバドミントンをしているところ
楽しく遊んでるように見えますがnote
バランス感覚や視覚と運動の協調性などが必要なのでなかなか難しいんです



中島先生は作業と脳の関係についての話
脳血流を測定した研究結果を基に説明しました
作業を始めると同時に脳血流が増加していく映像に驚く人も多かったですhappy01



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今回は各教員で作業療法経験の事例を話しました


脳血管障害で体に麻痺が出現した人への作業療法

うつ病を持った人の心への作業療法

車椅子を上手く使いたい重度障害を持った人への作業療法

障害を持ちながら働く人の為の作業療法



様々な人への作業療法経験談を
参加者は一生懸命聞いてくれました

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在校生もスタッフとして頑張ってくれました

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そして、いつのまにか自然と高校生と在校生の座談会がスタートsign01

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在校生から生の声を聞くことができて
高校生も安心して話ができたようですhappy01


次回は6月、8月にオープンキャンパスがありますので
そちらにもぜひご参加下さいね


最期まで読んで下さりありがとうございました

2015年3月20日 (金)

【360】春休み中の3年生〜色々と準備中〜

こんにちは、教員の鈴木ですaries
桜が少しずつ咲き出してきましたねcherryblossom


4年生が卒業し学内はなんとなく静かですconfident

一方で3年生は4月からの実習に備えての自主学習や
高齢者施設での集団作業療法のボランティア


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卒業研究など、自主学習で忙しそうにする学生が増えてきました

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今は研究テーマの決定や先行研究を調べて文献を読み込む学生が多いのですが
この時期にそういったことをしっかりやっておくと
実習後、研究を本格的に取り組んだときにスムーズに進みますmemo


実習も卒業研究も準備が大事ですので
春休み中に遊ぶことも、勉強することも
しっかりマネージメントして頑張ってほしいですgood

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最期まで読んで下さりありがとうございましたsign03

2015年3月15日 (日)

【359】サミュエルメリット大学訪問記⑤最終回

こんにちは、教員の鈴木です
少しずつ書いてきたサミュエルメリット大学訪問記も今回で最期です

これまでの報告が気になる人は右側の国際交流のカテゴリからご覧下さい

さて、今回の研修期間のイベントで
私と根地嶋先生が出発前から最もプレッシャーを感じていた事があります





それは、英語でのプレゼンテーションです
英語で日本のOT,PT,自分の実践内容を報告するという内容ですcoldsweats01

サンフランシスコ出発前も滞在中も国際交流センター職員や
SMU卒業生である岡島さんの英語サポートを受けながら準備をして、当日を迎えました


集まった学生は1年生のOT,PT学生と教員、合計約80名sign03
かなり緊張しましたが日本とアメリカの文化の違いを伝えるためのこのスライドを示したら

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思った異常に反応が良く、みんな笑ってくれたので少し楽に話すことができましたhappy01

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プレゼンの際にはSMUからプレゼントして頂いた
SMUトレーナーを着て行いましたt-shirt
緊張して汗かくことを計算に入れてなかったので
汗だくでのプレゼンとなりましたsweat01


終了後にはサポートしてくれた岡島さんと、Kira先生と記念写真
私は魂抜けてますspa

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学生からの質問も沢山飛びだし
先生方からはWonderful!やAwesome!と言ったお褒めの言葉を頂きました



研修最終日の朝に

「二人の話が本当に良かったので、今日の13時から2年生にも同じ話をしてくれないか?」
と突然頼まれたので、急遽2年生にもプレゼンテーションを行いました



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この時はKira先生の愛犬も講義に参加dog

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ハートマーク柄を持つおとなしくてかわいいワンコです

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教員が愛犬を連れてくることができるなんて、、、
日本ではなかなか考えられないですが
おかげで?1回目よりも落ち着いて話をすることができた気がします



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週末にはオークランド港にあるレストランでお別れのディナーを楽しみましたrestaurant

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夕焼けがとても綺麗で、料理もとても美味しかったです
もちろんアメリカンサイズなので食べきれず持ち帰りましたが、、、wobbly

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聖隷クリストファー大学とサミュエルメリット大学の
これからの交流と発展を誓い、10日間の研修は終わりました
サミュエルメリット大学のみなさまありがとうございました

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飛行機からはサンフランシスコの町並みや
ゴールデンゲートブリッジがよく見えました
Thank you, SunFransiscosign03

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ブログでの紹介はこれで最期ですが
3月26日(木)17:00〜18:00、3203教室で
根地嶋先生と報告会を行いますので興味のある人はぜひお越し下さい


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最後まで読んで下さりありがとうございました

2015年3月12日 (木)

【358】就職講演会〜先輩作業療法士からのメッセージ〜

こんにちは、教員の鈴木ですaries
先日の3月10日は聖隷クリストファー大学の卒業式でした
無事に卒業式を執り行うことができホッとしております

そちらの報告は卒業生にお願いしたので記事が届くまで楽しみにしていて下さいsign01




さて、今回は3月4日に行った就職講演会の報告ですkaraoke
毎年恒例となっていますが、現場で働く先輩作業療法士に
現場のお話や就職や実習に関する話を聞く機会を設けています


今回お願いしたのは3名の先輩作業療法士
左から4期生の太田さん、3期生の前田さん、本学大学院卒業生の佐野さんです

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太田さんは浜松市内の急性期病院で働いていますhospital

患者さんの思いに寄り添って働くこと
急性期なので日々変わっていく患者さんの変化を見いだせること
自分自身の興味は何なのか、何を大切にして働くのかなど
仕事だけでなく自分自身を大事にすることについて話してくれましたconfident


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前田さんは精神科の病院に勤務しています
現在は育児休暇中で子育てに奮闘中です

臨床では様々な人に出会い協力しながら働くので
社会人としてのコミュニケーション力の必要性
そしてアイデアを生み出すことや
仕事のやりがいについて
そして子育ての話もしてくれましたhappy01

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佐野さんは急性期病院で働きながら本学大学院を修了されました

作業療法士として、臨床、教育、研究それぞれのスキルを高めること
10年後の自分を想像し、いま何をすればいいか考えること
学生に問うように語りかけ下さり
10年後の自分はどうなっていたいんだろうと想像しながら真剣に話をきいていましたconfident

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終了後は質疑応答
仕事のことや大学院、キャリアアップのことについて
3年生は興味を示し質問をしていました


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そして今回お越し頂いた3名とも4月から始まる実習でお世話になる施設なので
講演の後は実習の挨拶など色々な話をしていました

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太田さん、前田さん、佐野さん
お忙しい中貴重なお話をありがとうございました
4月からの実習もよろしくお願い致しますsign01




最期まで読んで下さりありがとうございました


2015年3月 5日 (木)

【357】サミュエルメリット大学訪問記④見学編

こんにちは、教員の鈴木ですaries

第4回目のSMU(サミュエルメリット大学)の研修報告です
今回の研修では2つの医療施設を見学させて頂きました


まずはSMUの真横にある
Alta Bates Summit Medical Centerhospital

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最近建て替えたばかりで内装はもちろん
独特の外装もとてもキレイでした

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ここは日本で言う急性期の病院で
脳卒中と骨折などの整形外科疾患が専門です



ADL室にはアメリカの一般的なキッチンが備えらつけられてましたrestaurant

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キッチンには日本より大きい冷蔵庫、コンロと食洗機が備え付けられていました
アメリカではガスコンロではなく電気コンロが一般的ですbomb

電気コンロと行っても日本のIHとは違っていて
蚊取り線香状の棒が熱くなることで料理ができます
個人的にはちょっと料理がしにくそうだなーと思いましたがdelicious





リハ室は治療中だったため写真は撮れなかったのですが
病室を撮らせて頂くことができました

さて、この写真で説明してくれている物はなんだかわかりますか?

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これは床天井壮行式リフターと言って
患者さんを持ち上げるために使うクレーンのようなものです

個別のスリングシートを使って体を持ち上げますup

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この天井壮行式リフターは病室の浴槽やトイレに繋がっています
またリハ室にもいくつも備え付けられていて
立ち上がりの訓練や歩行訓練時に使っているそうです


日本では考えられない設備だったのでなぜ必要か聞いてみたら
200kgを超える患者さんの為だとか、、、bomb
日本では考えられないですね


そして、そんな200kg越えの患者さんのための車椅子も発見coldsweats02

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私と根地嶋先生なら一緒に並んで座ることができそうですねlovely


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そしてもう1施設見学したのが
Alta Bates Summit Medical CenterのHerrick Campus

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こちらは一般病棟や外来、精神科病棟のある地域病院でした


施設内にはADL室や

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子供への治療に用いる感覚統合の部屋もありましたrun

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こちらではアメリカの精神科医療や地域医療についてお話を伺いました

アメリカでは地域や精神科のサービスは十分ではないらしく
ホームレスとなっている人の多くが精神疾患を持った人だとか、、、
確かにサンフランシスコの街中では日本で比べものにならないくらい
ホームレスの人を見かけたり、声をかけられることがありました


カルフォルニア州は温暖気候なので外で寝てても
命に関わることがないため州や政府があまり力を入れてないんだとか、、、
いや、そういう問題ではないと思うのですがね、、、


また、精神科領域で働いているアメリカのOTは約5%sign01
ちなみに日本では約15%ですのでサービスが足りてないのがわかります

時には重症化した患者さんが病院の前に「捨てられ」て
一方的に預けられることもあるそうです
日本では考えられない事ですね、、、


そのため、OTはもちろん様々なメディカルスタッフやボランティアが
NPOを設立したりやサポートグループを作ったり支援をしているそうです
精神科への保険やサービスがもっと充実するように
研究や臨床報告で結果を出そうと取り組んでいるそうですpencil

専門職種として結果を出すことと、示すことの重要さを改めて感じました



最後まで読んでくださりありがとうございました


2015年3月 3日 (火)

【356】いよいよ国家試験!

こんにちは、教員の鈴木ですaries

作業療法学生の最期の大イベント
第50回理学療法士、作業療法士国家試験が3月1日に行われました





本学の学生は愛知県で受験するため
前日から会場近くのホテルまで移動します


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緊張に包まれた4年生を応援するため、、、

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三年生がこっそりとお見送りの準備shine

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教員も応援に駆けつけました
4年生のリクエストに応えて
伊藤先生はエッサッサで気合いを注入punch

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OT学科のラッキーボーイも応援に駆けつけてくれましたshine

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教員からは合格どら焼きやコアラのマーチ
後輩からのプレゼントや家族からのお守りなど
たくさんの応援を身につけて
決戦の場所へと旅立っていきましたbusdash



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4年間の学び、臨床実習、卒業論文、そして国家試験
これまで一生懸命取り組んでいた、みんなの努力は必ず実るはずですup
吉報を信じて待ちましょうsign03

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後は、国家試験の発表まで
卒業式や卒業旅行など学生生活を最期まで楽しんで下さいねhappy01


最期まで読んで下さりありがとうございました