本日は聖灯祭当日のことを紹介します。
まずは、3302教室で行われた健康祭の様子です。
健康祭とは、各学部・学科を紹介するイベントです。
今回、言語聴覚学科では1~2年生が中心になり、①聴覚コーナー、②高次脳コーナー、③嚥下コーナー、④小児コーナーを設けて、紹介しました。
聴覚コーナーを覗いてみると…
すごい…、非常にたくさんの方がいらっしゃいました。
少し時間を置いて行ってみると、見覚えのある方がいました。
大城学部長兼学科長です。聴力検査を受けていました。
「最近聞こえにくくなってね…」と聞こえにくさを訴えていました。
学生は緊張していましたが、授業で習ったことを思い出し、きちんと検査をしていました。
そして、検査後、「先生の耳は正常ですよ」と一言。
大城先生もほっと一安心。良かったですね、大城先生。
さて次は、高次脳コーナーです。
言語聴覚士が行う高次脳機能検査を体験していました。
こちらは積木模様といい、構成機能をみる検査です。
「この検査は〇〇をみる検査です」、「結果は〇〇でした」など体験していただいた方に説明をしていました。
検査目的や方法、結果の説明も言語聴覚士の役目ですね。
素晴らしい!
嚥下コーナーでは、嚥下食を試食していました。
摂食嚥下障害者は、口からエネルギーや水分を取ることが難しくなります。
そこで、食事を咀嚼や嚥下しやすいように、やわらかく仕上げます。
これが嚥下食です。エネルギーや水分摂取に関わることですので、とても大切な食事です。
参加された方から「あっ、意外とおいしい」との声が聞かれました。
今度は模擬店を紹介します。
言語聴覚学科の学生は、「ワンタンスープ」を作りました。
準備を頑張って行っていました。
このワンタンですが、皮から一つずつ作ったそうです。
全て手作りだそうです。
私も食べましたが、とても美味しかったです。
来年も提供するそうですので、ぜひお楽しみに!
他の模擬店を見ていると、「先生、買ってください」との声が聞こえました。
こちらのお店ではワッフルを売っていました。
甘い物好きの木原先生は思わず「ニコッ」としながら買っていました。
嬉しそうですね。
健康祭、模擬店だけではありません。
ハンドベルを行っている学生もいました。
さらに、3年生も参加していました。
初めての学園祭を満喫していました。
美味しかった食べ物は、「ワンタンスープ」と「揚げたこやき」だったそうです。
最後になりますが、ST学科で聖灯祭の実行に関わった学生です。
パーカーを皆で揃えたそうです。
実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした。
11月7日(土)に聖隷クリストファー大学の学園祭(聖灯祭)が行われました。
2015年度のテーマは、『瞳』~童心にかえって~です。
瞳は解字によると目+童、目の中のわらべで、無心に見つめる様とあり、また、童心は子供のような純粋な心ということです。
皆さんに純真な心で、目を輝かせて、無心に楽しんで欲しいという願いが込められているようです。
さて、皆さんをおもてなしするために、1年生と2年生が中心になり、前日から準備を行いました。
紙を切り貼りして、細かい作業をしています。
「シマウマです」との返答が…。
えっ、シマウマ?言語聴覚士とシマウマ…?謎ですね。
他のブースを見ると、恐竜が掲示されていました。
さすが、コミュニケーションを専門にするSTの卵ですね。
1年生が中心になり、口腔・咽頭の絵を描いています。
「舌の形はこうで良いかな。咽頭の位置はここで良いかな」と悩みながら描いていました。
この口腔・咽頭の絵は、摂食嚥下障害を説明する上で、使用するそうです。
言語聴覚障害学概論で習った知識を皆で思い出して進めていました。
素晴らしい!
教員としては嬉しい限りです。
来年の2月28日からハワイ大学マノア校で行なわれる、アメリカ言語聴覚学研修に参加する学生13名を対象に、第1回事前研修を開催しました。国際交流センター、言語聴覚学科の教員も全面バックアップで、来年の2月まで全14回の事前研修を行います。
ハワイ大学はオアフ島、最大の州立大学で、世界80カ国から学生を受け入れている国際色豊かな大学です。学生数は18,000名と、なんと聖隷クリストファー大学の約10倍強の学生数です。日本の医大が多く提供しているなど、医学・医療系に強い大学です。
「このアメリカ言語聴覚学研修に行きたいから聖隷クリストファー大学を受験した!」と、いう学生も多く、皆真剣に研修内容に聞き入っています。
英語ができないから…と、諦める学生もいますが、学ぶのは英語だけではありません。
英語だけなら日本でも学ぶことができます。しかし、外国の大学教育や臨床現場を実際に自分の目でみて、感じることは現地でしか体験できません。また、同じ言語聴覚学を学ぶ学生と交流することも、この研修の目的の1つです。この体験は、参加する学生に大きな影響を与えると共に、将来言語聴覚士として臨床の場に立った時に役立つと思います。
今回は、公募制推薦入試で入学した2年次生の高橋さんを紹介します。
小論文や面接の対策、受験生へのメッセージをいただきました。
Q.小論文対策は?
小論文対策は、聖隷クリストファー大学の過去問や、先生に問題をいただき解くようにしました。文章の構成や接続語などを意識し、出来るだけ多くの小論文を書くように心がけました。また、天声人語を読むようにしていました。
Q.面接対策は?
面接対策として、面識の少ない先生を中心に練習をお願いしました。
文章として暗記するのではなく、自分が最もアピールしたいポイントだけをおさえましょう。どんな質問にも対応できるようにしておくことが大切です。
Q.最後に受験する方にメッセージをお願いします。
来年の春、皆さんに会えることを楽しみにしています。
出願書類の受付期間は、「11/1(日)~ 11/8(日)※消印有効」です。
公募制推薦入試の募集要項をご希望の方はこちらからご請求ください。
⇒ 募集要項の請求
11月1日(日)より、公募制推薦入試の出願受付を開始しました。
出願書類の受付期間は、「11/1(日)~ 11/8(日)※消印有効」です。
公募制推薦入試の募集要項をご希望の方はこちらからご請求ください。
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今回は公募制推薦入試で入学した学生を紹介します。
1年次生の川上さんです。
推薦入試のために準備したことを質問しました。
本番にむけて、小論文はとにかく量をこなしていきました。自分の主張を明確にし、読み手に伝えやすいよう文の構成を工夫しました。
また、面接練習では本番の雰囲気に慣れるため、たくさんの先生方に協力をお願いしました。しかし、面接は皆さんの人となりを見るためにあります。斜に構えず落ち着いて、自分らしさを最大限発揮できるように頑張ってください。
これを読んだあなたが、来年の春、聖隷クリストファー大学生として素敵なキャンパスライフを送っていることを心より願っています。
掛川西高校の土曜講座で柴本教授が講義を行いました。
講義のテーマは、「現代医療におけるリハビリテーションの重要性:言語聴覚士の活動意義」でした。日本社会と現代医療の水準、日本が直面する超高齢社会、そういう中でリハビリテーションの重要性を、高校生に対して科学的な視点で講義されました。同時に、「言語聴覚士」が現代医療でどのような活動をし、その意義は何かについて説かれました。この中で、「脳活動をどのように可視化し、言語聴覚療法に用いるか」という点について、写真のように脳機能イメージング法を紹介しながら解説されました。
今回の講義から、生徒さんは医療の奥深さやリハビリテーションの重要性を実感したようでした。医療分野に興味をもつ生徒さんがどんどん増えることを期待しています。掛川西高校の先生や生徒の皆さん、素晴らしい出会いに感謝いたします。ぜひ勉強や他の活動を頑張ってください。