盲ろう体験をしました(3年生)
3年次にある成人聴覚障害学の1コマです。
目をつぶり耳栓をして、見えづらい・聞こえづらい世界を体験しました。
支援者側と交代しながら、どう伝えたら良いのか、危険を避けるためにはどうしたらよいのかなどを試行錯誤しながら頑張っていました。
当事者の方の気持ちに寄り添える言語聴覚士に成長してくれることを願っています!
3年次にある成人聴覚障害学の1コマです。
目をつぶり耳栓をして、見えづらい・聞こえづらい世界を体験しました。
支援者側と交代しながら、どう伝えたら良いのか、危険を避けるためにはどうしたらよいのかなどを試行錯誤しながら頑張っていました。
当事者の方の気持ちに寄り添える言語聴覚士に成長してくれることを願っています!
秋セメスターが始まり、1ヶ月半が経ちました。今回は4年生の講義場面を紹介します。
拡大代替コミュニケーション演習(AAC)とは、話すこと・聞くこと・読むこと・書くことなどのコミュニケーションに障害のある人が、残存能力(言語・非言語問わず)とテクノロジーの活用によって、自分の意思を相手に伝える技法のことです。
実習を終えた4年生を対象として開講しています。
AACは道具を使わない方法と道具を使う方法に分かれます。
前者には視線やジェスチャーなどが含まれます。
後者に透明文字盤や筆談、意思伝達装置などが含まれます。
今回は透明文字盤を使って演習しているところです。
四肢の機能が障害されており、眼球運動が保たれている方に有効なコミュニケーション方法です。
対象者が伝えたい文字を見つめて、ST役が文字盤を動かしています。
9月11日~14日に病院での見学実習がありました。
初めての実習ということもあり、皆緊張していました。
6月から事前オリエンテーションを5回行い、本実習の目的や目標、流れ、注意点、服装、個人資料の書き方など、多くのことを確認してきました。
10月3日に実習で学んできたことを共有する目的で報告会を開催しました。
報告会では、患者さんへの接し方、言語聴覚士の役割、訓練方針、患者さんへの説明、報連相の大切さ、他職種連携、専門用語の使い方など、実習で学んできたことが発表されていました。
患者さんへの接し方では、「患者さんの思いをくみ取ること、障害がもたらす困難さを理解すること、目線や笑顔、傾聴、相槌、前向きな声掛け、言語化、声の大きさや速さ」など、多くの大切なことが報告されていました。
小児聴覚障害学演習の様子①の続きです。
今回は、地元の支援学校に通う3名の聴覚障害を持つお子さんと保護者の方にご協力いただき、演習を行いました。
実際に演習をやってみて、
「対象児に合わせた説明の仕方を考えることが難しかったけど、とても学びになった」
「自分がどう動いたら対象児が自分達の考えていることをやってくれるのかを考えられた」
「楽しかった」
など充実した学びになったとの感想があがりました。
これからも演習は続くので、計画に準備、本番が終わったあとの報告書作成まで頑張っていきましょう!
こんにちは!
2年生の「聴覚障害学」では、聴力検査の練習を行います!
初めての聴力検査にドキドキ…
みんな上手に検査の説明から実施までできていました♪
2年生で練習した検査が3年生の演習や実習で生かされていきます。
スムーズに検査ができるよう、頑張っていきましょう。
暑い日が続いておりますが、体調は崩していませんか?
熱中症に気を付けてくださいね!
さて、3年生の前期には「小児聴覚障害学演習」という科目があります。
この科目では、地域の聴覚障害を持つお子さんと保護者の方にご協力いただき、実際に聴力検査や言語の評価を行っています。
計画書を考え、何度も修正し、練習をしていざ当日・・・!
貴重な機会でとても学び多い時間になりましたね♪
緊張しながらも、お子さんの様子をみながら対応している姿をみて、とても頼もしく思いました。
演習は数回に分けて行いますので、様子を適宜アップしていきます☆
12月1日の講義は、外部の先生にお越しいただきました。
講師は北斗わかば病院の伊藤ちあき先生です。
北斗わかば病院は本学の実習先でもありますし、卒業生が多数働いています。
実習でお世話になった学生が伊藤先生にご挨拶をしていました。
内容は「神経変性疾患に対する拡大代替コミュニケーション訓練の実際」です。
拡大代替コミュニケーション (Augmentative and Alternative Communication ; AAC )とは、「口頭コミュニケーションが困難な人のコミュニケーションを援助、促進、代替するあらゆるアプローチ」のことです。
コミュニケーション手段を喪失した人は、動作能力も制限されることが多く、介護を一方的に受けるだけの非人間的な生活になります。
神経変性疾患のなかには、徐々に進行していく疾患があります。
コミュニケーションが徐々に取れなくなる方がいます。
言語聴覚士はそのような方に対し、コミュニケーション手段を確立する支援を行っています。
講義では、実際に症例に対して、どのようにAACを選択したか、どういう点に苦労したかについてお話しいただきました。
AACには、①補助器具を必要としないものと、②補助器具を必要とするものがあります。
さらに、②補助器具は、機器を用いないもの(ローテク)と用いるもの(ハイテク)に分類されます。
こちらは透明文字盤(ローテク)を行っている場面です。
目のみ動く方に用いる器具です。
言語聴覚士は目線を頼りに患者さんの伝えたいことを理解します。
実際に現場で使用している、意思伝達装置を持ってきていただきました。
学生さんも実際に体験してみました。
伊藤先生が「今思っていることを教えてください」と学生さんに質問をすると‥
「おなかがすきました」と伝えていました。
本講義はお昼前でしたので、素直な気持ちですね。
やはり意思を伝えるというのは大切ですね。
学生からは、「実際の現場の様子を学ぶことができ、勉強になった。」、「意思伝達装置は難しかった。患者さんに導入する際は、患者さんの認知機能や運動能力に合わせて指導する必要がある。」などのコメントが聞かれました。
ぜひ、就職したときに役立てて欲しいなと思っています。
皆さん、こんにちは
前回のブログで予告した通り「英語で診療の一場面をロールプレイ!」の発表の様子を紹介したいと思います。
最初に言ってしまいますが、2週間という時間をかけて準備をしただけあってどの班の発表もすごくおもしろかったです。
(担当の先生には発表終了後「笑い過ぎてお腹痛い」と言われていました。)
発表は、学校にある小道具(白衣等)を使わせて頂いたり、スライドを作成したり、効果音を入れたりとどの班もたくさんの工夫がされていました。
中には挿入歌なんかも入れちゃったりして1本のドラマのように仕上げていた班もありましたよ。
各班の発表の様子
・サブロー
・モンブラン
・はじけるレモン
・○○○親衛隊
ロールプレイの様子は、いかがでしたでしょうか?
リハビリテーション学部にはこのようなユニークな授業もあります。
授業は終わっていませんが、私はこの科目を履修して良かったと感じています。
なので、聖隷のリハビリテーション学部に入学予定で興味のある人はぜひ、来年以降履修してみてください。
P.S.
リハビリテーション学部には「国際リハビリテーションコース」が設置されています。
現在、理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科の1~3年生、20人のコース生がいます。
今回の「英語で診療の一場面をロールプレイ!」の様子は、国際リハビリテーションコースのInstagramでも順次紹介しています。
英語で投稿をしているので、英語が得意な人、好きな人は投稿をチェックしてみてください。
いいね♡とフォローもお願いします!
Instagram: seirei19post
今回の様子は下の写真のようなタイトルがついているので、分かりやすいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
1年 K.Y.
※写真の掲載には履修者の許可を得ています
先日、Swallowish Clinicの金沢英哲先生(写真)の講義を受けました。
有名なテノール歌手、ベー・チェチョルさんの話を中心とした、声の障害、喉頭の構造、病態について、とてもわかりやすい説明をしてくださいました。
声は普段全く気にせずにいますが、ひとたび問題が起こると仕事や日常に大きな影響を受けることを知りました。
その原因等を専門的な視点で講義くださいました。
先日の講義では専門の耳鼻咽喉科医の先生から講義を受け感激しました。
特に、臨床の最前線で治療をしていらっしゃる先生のお話はとても科学的で人間味があり、かつ説得力のあるものでした。
将来、また先生の臨床を学ぶことができたら嬉しいです。
大学では先日のようにプロフェッショナルの先生から直接指導いただける機会が多いです。
改めてこの大学に入学してよかったと思った1日でした。
YS
再び新型コロナウイルスの感染が拡大してきています。
改めて手洗い・うがい・消毒の徹底、マスクを正しく着用することを意識しましょう!
さて、タイトルに惹かれてこのブログにアクセスしてくれた方も多いのではないでしょうか。
今からその種明かしをしていきます。
私たち1年生は7月6日(火)の5限に行われた基礎演習という授業でディスカッションについて学びました。
その際に班で『人がコミュニケーションをする意義』というテーマでディスカッションをし、発表をしました。
私たちの班は下のような図をホワイトボードに書いて発表しました。
発表の時に先生から班のニックネームを考えてと言われて、それぞれの班が考えた名前がこちら(左の数字は発表の順番を表しています)
なかなかクセのある変わった名前だと思いませんか。
何故このような班の名前になったかというと、授業の担当の先生がある子の名前を聞き間違えて「スタバ?」と聞き返したのがきっかけです。
1年生の中には強いこだわりを持っている人もいて、班の名前の訂正版もあります。
それがこちら
先ほどの写真とどこが変わったのか分かりますか。
1のMacの表記がカタカナでマックになっています。
ここで皆さんにあの質問です。「発想力No.1はどの班だと思いますか?」
私は個人的に最後に発表だった「10 本日の主役」がセンスあるなと感じています。
班の名前は変わっていましたが、発表内容は大変真面目でした。
それぞれの班の発表では「相手の気持ちを理解するため」「生きていくためのツール」「社会が複雑化したために必要」などの意見が出ました。
中でも「人生を豊かにするため」という意見が多かったです。
私たちは誰かに乗っかるような感じでおもしろくする時にはとことんおもしろくして、日々の授業を受けています。
生徒・学生の皆さん!
今日も授業、頑張りましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
1年K.Y.