拡大代替コミュニケーション演習①(4年生)
秋セメスターが始まり、1ヶ月半が経ちました。今回は4年生の講義場面を紹介します。
拡大代替コミュニケーション演習(AAC)とは、話すこと・聞くこと・読むこと・書くことなどのコミュニケーションに障害のある人が、残存能力(言語・非言語問わず)とテクノロジーの活用によって、自分の意思を相手に伝える技法のことです。
実習を終えた4年生を対象として開講しています。
AACは道具を使わない方法と道具を使う方法に分かれます。
前者には視線やジェスチャーなどが含まれます。
後者に透明文字盤や筆談、意思伝達装置などが含まれます。
今回は透明文字盤を使って演習しているところです。
四肢の機能が障害されており、眼球運動が保たれている方に有効なコミュニケーション方法です。
対象者が伝えたい文字を見つめて、ST役が文字盤を動かしています。