OTの先生に、眼球運動や目と手の協調運動の評価について教えていただきました。
小児分野は聞こえやことばだけでなく、全体的な発達から子どもを評価します。
その中には、不器用な子ども達も多くいらっしゃいます。OT訓練後に、STの訓練を行なうなど連携して訓練を行なうことも多々あります。なぜOTから?と、思ったあなた!
いい疑問ですね、ぜひ言語聴覚学科に入学して答えを見つけましょう!
臨床経験豊富な先生の話に、学生も引き込まれます。
相手の指に触らずに、挙げて欲しい指を指示し、指示された人はその指を挙げられるか。
これがなかなか難しく、他の指を挙げてしまったり…。この検査1つでも、目と手の協調、認知面についてなど多くのことについて多くの情報を得ることが出来ます。
ペンの先を目で追いかけ、しっかりと追視できるかチェック。(眼球運動)
運動発達(粗大運動・微細運動)をしっかり覚え、ST室に来た子ども達の評価に役立てましょう。
本日は2年生の「構音障害学Ⅱ」という講義風景を紹介します。
普段、皆さんは何気なくことばを発して(発話して)いますが、どのようにことばを発しているのでしょうか?
ことばの発し方を確認します。
①呼吸・発声(声を生成する):肺から吐き出される空気の流れを用いて喉頭(こうとう)にある声帯を振動させます。ここで声がつくられます。
皆さん、喉に手を当てて、『あー』と声を出してください。
喉が震えていると思います。それが声帯の振動です。
②共鳴・構音(話しことばをつくる):喉頭でつくられた声を元にして、口唇・舌・口蓋のかたちを変えて、「話しことば」をつくり出します。
『たたた』、『かかか』と話すとき、舌と口蓋の接触位置が変わると思います。
このようにして、他の音も口唇・舌・口蓋のかたちを変えて、様々な話しことばをつくり出しています。
③韻律(プロソディー):ストレス、イントネーション、リズムのことをいいます。声の大きさ・高さ、構音時間・休止時間を変化させることで、
①から③に障害がでることを構音障害といいます。
構音障害の患者さんのビデオを、グループで演習していました。
訓練を行う上で評価は非常に重要です。
発声時間を測定していました。
患者さんの特徴は見落とさないように真剣です。
患者さんを評価する上で、健常者の動きを知ることが重要です。
頬を膨らませたとき、頬、口唇はどのように動くのか、教員とともに確認していました。
そして患者さんの情報をきちんと記録することも重要です。
呼吸・発声、共鳴・構音、韻律について評価し、問題点を挙げ、訓練プログラムの立案まで行っていました。
今後グループ演習の報告会を実施する予定です。
その様子は、後日報告します。
本日は聖灯祭当日のことを紹介します。
まずは、3302教室で行われた健康祭の様子です。
健康祭とは、各学部・学科を紹介するイベントです。
今回、言語聴覚学科では1~2年生が中心になり、①聴覚コーナー、②高次脳コーナー、③嚥下コーナー、④小児コーナーを設けて、紹介しました。
聴覚コーナーを覗いてみると…
すごい…、非常にたくさんの方がいらっしゃいました。
少し時間を置いて行ってみると、見覚えのある方がいました。
大城学部長兼学科長です。聴力検査を受けていました。
「最近聞こえにくくなってね…」と聞こえにくさを訴えていました。
学生は緊張していましたが、授業で習ったことを思い出し、きちんと検査をしていました。
そして、検査後、「先生の耳は正常ですよ」と一言。
大城先生もほっと一安心。良かったですね、大城先生。
さて次は、高次脳コーナーです。
言語聴覚士が行う高次脳機能検査を体験していました。
こちらは積木模様といい、構成機能をみる検査です。
「この検査は〇〇をみる検査です」、「結果は〇〇でした」など体験していただいた方に説明をしていました。
検査目的や方法、結果の説明も言語聴覚士の役目ですね。
素晴らしい!
嚥下コーナーでは、嚥下食を試食していました。
摂食嚥下障害者は、口からエネルギーや水分を取ることが難しくなります。
そこで、食事を咀嚼や嚥下しやすいように、やわらかく仕上げます。
これが嚥下食です。エネルギーや水分摂取に関わることですので、とても大切な食事です。
参加された方から「あっ、意外とおいしい」との声が聞かれました。
今度は模擬店を紹介します。
言語聴覚学科の学生は、「ワンタンスープ」を作りました。
準備を頑張って行っていました。
このワンタンですが、皮から一つずつ作ったそうです。
全て手作りだそうです。
私も食べましたが、とても美味しかったです。
来年も提供するそうですので、ぜひお楽しみに!
他の模擬店を見ていると、「先生、買ってください」との声が聞こえました。
こちらのお店ではワッフルを売っていました。
甘い物好きの木原先生は思わず「ニコッ」としながら買っていました。
嬉しそうですね。
健康祭、模擬店だけではありません。
ハンドベルを行っている学生もいました。
さらに、3年生も参加していました。
初めての学園祭を満喫していました。
美味しかった食べ物は、「ワンタンスープ」と「揚げたこやき」だったそうです。
最後になりますが、ST学科で聖灯祭の実行に関わった学生です。
パーカーを皆で揃えたそうです。
実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした。
11月7日(土)に聖隷クリストファー大学の学園祭(聖灯祭)が行われました。
2015年度のテーマは、『瞳』~童心にかえって~です。
瞳は解字によると目+童、目の中のわらべで、無心に見つめる様とあり、また、童心は子供のような純粋な心ということです。
皆さんに純真な心で、目を輝かせて、無心に楽しんで欲しいという願いが込められているようです。
さて、皆さんをおもてなしするために、1年生と2年生が中心になり、前日から準備を行いました。
紙を切り貼りして、細かい作業をしています。
「シマウマです」との返答が…。
えっ、シマウマ?言語聴覚士とシマウマ…?謎ですね。
他のブースを見ると、恐竜が掲示されていました。
さすが、コミュニケーションを専門にするSTの卵ですね。
1年生が中心になり、口腔・咽頭の絵を描いています。
「舌の形はこうで良いかな。咽頭の位置はここで良いかな」と悩みながら描いていました。

この口腔・咽頭の絵は、摂食嚥下障害を説明する上で、使用するそうです。
言語聴覚障害学概論で習った知識を皆で思い出して進めていました。
素晴らしい!
教員としては嬉しい限りです。
来年の2月28日からハワイ大学マノア校で行なわれる、アメリカ言語聴覚学研修に参加する学生13名を対象に、第1回事前研修を開催しました。国際交流センター、言語聴覚学科の教員も全面バックアップで、来年の2月まで全14回の事前研修を行います。
ハワイ大学はオアフ島、最大の州立大学で、世界80カ国から学生を受け入れている国際色豊かな大学です。学生数は18,000名と、なんと聖隷クリストファー大学の約10倍強の学生数です。日本の医大が多く提供しているなど、医学・医療系に強い大学です。
「このアメリカ言語聴覚学研修に行きたいから聖隷クリストファー大学を受験した!」と、いう学生も多く、皆真剣に研修内容に聞き入っています。
英語ができないから…と、諦める学生もいますが、学ぶのは英語だけではありません。
英語だけなら日本でも学ぶことができます。しかし、外国の大学教育や臨床現場を実際に自分の目でみて、感じることは現地でしか体験できません。また、同じ言語聴覚学を学ぶ学生と交流することも、この研修の目的の1つです。この体験は、参加する学生に大きな影響を与えると共に、将来言語聴覚士として臨床の場に立った時に役立つと思います。