2019年11月19日 (火)

【No.449】卒業生レポート No.3 ~第35回東海北陸理学療法学術大会参加報告~

こんにちは、理学療法学科11期生の河瀬です。

11月9、10日に富山で開催されました第35回東海北陸理学療法学術大会に参加してきました。

Photo

私を含め、金原先生の痛みゼミメンバーである大学院生および卒業生が発表しましたので報告させていただきます。
まずは、12期生の河合洋輔先生です。

「神経障害性疼痛患者における身体的アプローチと慢性疼痛アプローチの経験」について発表しました。

Photo_2

発表当日の朝まで、先生方とディスカッションし、1年目とは思えないほど素晴らしい内容の発表でした。

質疑応答でも受け答えをしっかりしており、大変参考になりました。
次は、先輩で7期生の佐久間俊輔先生です。

Photo_3

いつも後輩のお手本となり、頼りになる先輩です。

「当院(クリニック)における神経障害性疼痛患者の特徴から理学療法を考える」について発表されました。

わかりやすい発表と質問に対して的確な応答をされており、大変勉強になりました。

最後に、私、理学療法学科11期生の河瀬智文です。

「当院(回復期リハビリテーション病院)における術後遷延性疼痛患者の退院時身体機能の特徴」について発表しました。

Photo_4

今年2回目の発表でしたが、自身としては課題が残る発表となりました。

発表までに、ゼミの指導者である金原先生をはじめ、多くの先生方や先輩方、ゼミ生にご指導いただきましたが、内容を分かりやすく伝えることや、質問に対する応答など、今後も訓練していく必要があると痛感しました。

また、相手に興味を持ってもらえるような発表を心がけていこうと思いました。

今後も、学んだことを臨床で生かしていけるよう精進して参ります。

 

以上、学会参加報告でした。

 

最後に、開催地が富山ということで、ご当地の回転寿司にておいしい寿司を食べてきました。

Photo_5

Photo_6
ご閲覧いただきまして、ありがとうございました。

2019年11月16日 (土)

【No.448】学内レポート No.9 ~国際リハビリテーションコースが始動しました~

こんにちは、理学療法学科教員の田中です。

秋セメスターから国際リハビリテーションコースが始まりました!

コース第1期生はPT・OT学科の学生6名が選抜されました。

これからの学びで、どのような理学療法士・作業療法士に成長していくのか、とっても楽しみ!です。

今日はコースの活動について、コースTutorで当学科教員の髙橋先生から紹介いただきます。

(なお、以下の内容はOT学科のBlogにも掲載されています)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こんにちは,国際リハビリテーションコースTutorの髙橋です。

2020.2.17(月)から 18(火),本学にて,聖隷国際研究コンファレンス・シンポジウム(Seirei International Research Conference & Symposium 2020:SIRCS2020)を開催します。

このSIRC2020では,シンガポールやアメリカ,中国などから研究者が集まり,研究発表やシンポジウムが行われます。

そこで,国際リハビリテーションコースの学生が発表するプロジェクトを立ち上げました!!

国際リハコースの学生は,意見を出し合い,発表に向けて準備をしています。

しかも,はじめての演題発表を英語で実施します!今からワクワクが止まりません!

1_4

授業中のディスカッションの様子(国際リハビリテーション援助論)

 

そして,この度,国際リハビリテーションコースのインスタグラムアカウントが始動致しました!!

https://www.instagram.com/seirei_19post/?hl=ja

皆さん,国際コース学生による英語でのインスタ投稿を是非ご覧ください!

今後ともどうかよろしくお願い致します。

 

国際リハビリテーションコースTutor 髙橋

2019年11月14日 (木)

【No.447】1年生レポート No.8 ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座in積志協働センター~

皆さんこんにちは!

理学療法学科1年の鈴木玲香です。

私たちは、10月30日に浜松市の連携事業として、積志協働センターで高齢者の方を対象とした、転倒予防・認知症予防の講座を担当させていただきました。

Photo

自分たちで講座を開くのは初めての経験で、難しいことも多かったけれど、とてもいい経験になりました!

今回の講座は「楽しく元気に高齢者講座」というテーマで行い、私たち1年生が中心となって企画して、参加者の方々と楽しみながら講座を運営することができました。

それでは、講義内容について紹介していきます。

Photo_2

初めに、高齢者の方々との親睦を深めるため、グループごとに分かれてトランプの絵柄に沿ったお題について話すというレクリエーションを行いました。

Photo_3

お互いに仲が深まったところで、転倒予防講座を行いました。

高齢者の方の転倒が多い場所や原因、転倒を予防するための方法などを説明しました。

説明の後は、転倒予防に必要となる筋力や柔軟性を高めることを目的とした運動を実践しました。

Photo_4

内容は、

  1. 太ももの裏を伸ばすストレッチ
  2. 太ももの筋肉強化トレーニング
  3. ふくらはぎの筋肉強化トレーニング

の順に行いました。

Photo_5

一度休憩をはさみ、次に認知症予防講座を行いました。

Photo_6

認知症患者数の推移や忘れ物との違い、食事面での予防法などを説明した後、自宅で行える予防法を実践しました。

内容は、

  1. グーパー体操
  2. コグニサイズ
  3. 漢字クイズ

の順に行いました。

Photo_7

最後に講座で学んだことの振り返りクイズを行って、講義を終了しました。

Photo_8

講座を企画・運営するのはとても難しく、初めのリハーサルではあまりスムーズに行うことが出来ませんでした。

しかし、先生や先輩方からアドバイスをいただいた点を修正していくことで、良い講座を開くことが出来ました!

またこのような機会があれば、今回の運営で学んだ点や反省点を生かし、より良い講座にしたいです。

Photo_9

2019年11月 5日 (火)

【No.446】卒業生レポート No.2 ~第6回日本予防理学療法学会学術大会参加報告~

こんにちは、

理学療法学科9期生、リハビリテーション科学研究科 博士前期課程の影山哲也です。

10月19、20日に広島で開催されました第6回日本予防理学療法学会学術大会に参加してきました。

1

会場は広島国際会議場です。広島平和記念公園の中にあります。

今回の学会では、私と根地嶋先生が研究発表を実施する機会を得たので、その報告をさせていただきます。

根地嶋先生は「徒手筋力計による膝伸展筋力測定における代償動作予防ベルトの効果」という内容で発表されました。

普段の授業と同じように穏やかな雰囲気で発表、質疑応答をされていました。

一方私は、「健常男性における立位姿勢時の矢状面アライメントと体幹伸展筋力及び持久力との関係」という内容で発表しました。

座長の先生からの的確な質問、アドバイスは、自分にとって非常に良い刺激となり、今後の修士研究に活かせるものばかりでした。

また、平和記念公園にある広島平和記念資料館や原爆ドームも観て回りました。

2

(HPより抜粋)

今年の4月からリニューアルされており、戦争の恐ろしさ、辛さ、悲しさ、そして二度とこのような悲劇を繰り返してはいけないという想いを感じ取りました。

私にとって初めての学会発表でしたが、非常に良い経験となりました。

プレゼンの難しさ、論理的理論の組み立て方など多くの課題を見つけることができ、再度自身を見つめなおすきっかけになったと思います。

今回の経験を研究・臨床に活かしていき、より良い理学療法を提供できるよう今後も精進していきたいと思います。

以上、学会参加報告でした。

ご閲覧いただきまして、ありがとうございました。

2019年10月29日 (火)

【No.445】国際リハビリテーション講座を開講しました

こんにちは、理学療法学科(国際コースtutor)の髙橋です。

2019年10月26日に高校生を対象に国際リハビリテーション講座を実施しました。

講座は新宮学部長の開講の挨拶から始まり、続いて小林先生から国際リハビリテーションコースについて説明をして頂きました。

「国際の重要性は何か?」、「海外に目を向けることで何が得られるのか?」といった疑問に対して丁寧に説明がなされ、チャレンジすることの大切さをプレゼンテーションして頂きました。

Photo

学生海外研修体験談のパートでは、リハビリテーション学部のPT、OT、STの学生講師に担当して頂きました。

学生が海外研修・実習の中で体験したことを、学生それぞれの視点で発表頂き、コミュニケーション能力の必要性についてお話頂きました。

Photo_2

最後に、国際リハビリテーションコースの体験授業として、実際に海外のPT、OT、STがどのような施設でどのように活躍しているかを紹介して頂きました。

海外の最先端の医療を動画で観ることで、高校生の皆さんもイメージが湧いたのではないかと思います。

国際リハビリテーションコースは現在1期生が動き始めたばかりです。

是非、参加者の中から未来の国際コース生が誕生してくれることを祈っています!

2019年10月15日 (火)

【No.444】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.6

こんにちは。

理学療法学科9期生の池田圭介です。

聖隷クリストファー大学では卒後教育として、また卒業生の集まる機会として、卒業生による研修会を企画し、定期的に開催しております。現在、本学卒業生および聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストの方々に参加いただいております。

今回は7期生の澤田さんに「肩関節挙上制限に関わる筋の触診」について講義と実技をしていただきました。

肩関節は複雑な関節であり、日々の臨床で難渋することが多いと思います。

はじめに「肩関節挙上制限がなぜ起こるか」について講義をしていただきました。

実際の症例を提示していただき、どの要因が挙上制限に関わるかについてディスカッションを行いました。

Photo_6

挙上制限の主たる要因として上腕骨頭の前上方偏位が挙げられます。

今回は前方偏位を引き起こす原因となる筋として三角筋前部・後部線維、大胸筋を中心に触診を行いました。

まずはデモンストレーションを行っていただき、方法について参加者全員で共有しました。

Photo_7

どのような強さで筋に対して触察を行うかについて解説していただいています。

Photo_8

次に触診の練習に移ります。

肩関節は自由度が高い関節であるので持ち方から配慮が必要となります。

Photo_9

疑問点はアシスタントの方々と一緒に解決していきます。

Photo_10

実技では肩関節後方タイトネスの評価を目的に肩関節水平内転も行いました。

Photo_11

実際に行ってみると肩甲骨を固定しておくことに難しさを感じている参加者も多くいました。

本研修会は参加者と講師・アシスタントとの距離が近いため、すぐにアドバイス・フィードバックを受けられる点が強みであると思います!

以上、2019年度第6回卒業生研修会の内容について報告させていただきました。

講師の澤田さん、お忙しい中参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

今年の研修会は本日で終了となり次回は1月に上半期の内容を応用した内容の企画をしております。

企画内容が決定次第、案内させていただきます。

ぜひ参加をお待ちしております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

【No.443】卒業生レポート No.1 ~第24回日本ペインリハビリテーション学会参加報告~

こんにちは、理学療法学科11期生の足立です。

9月21、22日に名古屋で開催されました第24回日本ペインリハビリテーション学会学術大会に参加してきました。

Photo_2
写真の右から2番目が私です。

私を含め、金原先生の痛みゼミメンバーである大学院生および卒業生が発表しましたので報告させていただきます。
まずは、同じ11期生で大学院博士前期課程1年目の河瀬智文です。

Photo_3

ポスター発表で活発な意見交換をしていました。

私にとっても大変勉強になりました。
次は、後輩で12期生の河合洋輔です。

Photo_4

卒業後半年で初の学会発表をしました。

緊張していましたが、発表後の質疑応答では大変活発なディスカッションをしておりました。
最後に、私、理学療法学科11期生の足立功浩です。

Photo_5

初の学会発表でしたが、貴重な体験をさせていただきました。

経験豊富な先生方から質問やアドバイスなどをいただき、充実した学会となりました。

今回学んだことを臨床で生かしていけるようこれからも精進して参ります。

本学会では、ゼミの指導者である金原先生が教育講演にて「慢性疼痛のリハビリテーション多面的評価」について講演されました。

また、ゼミの先輩である7期生の佐久間さんが「NRS最小値0と答えたことのある慢性疼痛患者の特徴」をポスターで発表されました。

以上、学会参加報告でした。

ご閲覧いただきまして、ありがとうございました。

2019年10月10日 (木)

【No.442】3年生レポート No.2 ~小中学生の運動器検診~

こんにちは、理学療法学科3年の水谷と福井です。

 

5月16日神久呂中学校、6月27日神久呂小学校、7月9日庄内学園で、

小中学生の運動器検診に参加しました。

 

現在、小中学生のスポーツ傷害が増加傾向にあり、発生率を減少させるために2016年から運動器検診が行われています。

 

今回私たち3年生は、浜松市リハビリテーション病院の先生方と共に小中学生の身長・体重や、柔軟性、バランスなどの検査を行いました。

Image1_2

今まで小中学生を相手に検査内容や方法を説明する機会はなかったため、とても貴重な経験となりました。

 

また検査値(結果)を実際の臨床現場に生かしていくためには、測定方法を統一しなければいけません。短い時間の中でも正確に測定する大変さや大切さを改めて学びました。

Image2 

10月から長期間の実習が始まります(ブログが更新されるころには始まっています)。

この経験を生かして実習に臨んでいきたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

2019年10月 8日 (火)

【No.441】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.5

こんにちは。

理学療法学科9期生の笹田教太郎です。

9月も終わり、涼しい時もあれば真夏のような不安定な気候が続く日々ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私事ではありますが、最近はエアコンを使い過ぎてしまい電気代が嵩んでしまいました。

これから涼しくなり電気代の節約になることを祈るばかりです!

 

話が脱線してしまいました。本題です。

9月3日に行われた聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会の内容について報告させていただきます。

聖隷クリストファー大学では卒後教育として、また卒業生の集まる機会として、卒業生による研修会を企画し、定期的に開催しております。

現在、本学卒業生および聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストの方々に参加いただいております。

 

今年度の目的としては「セラピストの知識・技術の向上、また臨床での悩みを共有できる機会とすること」であり、理学療法士における触診の講義・実技・ディスカッションが中心の内容となっています。

今回は7期生の川合弘基さんに「足関節背屈制限に関わる筋の触診」について講義と実技をしていただきました。

Image1

今回は足関節背屈運動の可動域制限の要因となりやすい腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋、長短腓骨筋の触診を行いました。

 

触診の実技では、初めに講師の川合さんにデモンストレーションを行っていただき、触診の方法について全員で共有しました。

Image2

今回は川合さん自らの体を使いながらデモンストレーションが行われました。

被験者として準備していた松井くんは少し残念がっていました。

Image3

その後、時間をかけながら、それぞれ触診の練習を行いました。

屈筋支帯を通過する、後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋を触診することに苦戦しましたが、卒業生のスタッフや他の参加者とディスカッションをしながら感覚を共有していきました。

Image4

↑デモンストレーションと同じように自分の体で確認をしています。

Image5

↑自分での触診を行なった後は被験者の筋の触診をしていきます。

Image6

↑腓骨筋の触診では参加者の中に分かりやすい人がおり、第3腓骨筋の触診も行うことができました。

 

今年度の研修も5回目となります。

毎回参加してくださる方や初めて参加する方も積極的に意見を交わすことができており、自分でも感じたことをアウトプットする機会があり、気づくことが多い研修会であると感じています。

 

以上、2019年度第5回卒業生研修会の内容について報告させていただきました。

講師の川合さん、お忙しい中参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

 

次回は

10月8日(火曜日)の19:30より聖隷クリストファー大学3号館にて

「肩関節の挙上制限に関わる筋の触診」

を7期生澤田将宏さんに講義をしていただく予定です。

次回の参加もお待ちしております。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

2019年9月26日 (木)

【No.440】1年生レポート No.7 ~浜松市と大学との連携事業:走力向上講座~

こんにちは、理学療法学科1年の関宮魁斗です。

私たちは9月18日に北浜南小学校で小学5年生を対象とした走力向上講座を行いました。

天気はあいにくの雨のため、グラウンドではなく、体育館で行うことになりました。
当日までに何度も集まって準備やリハーサルをしたため、慌てることなく講座を行うことができました。

Image1_2


講義の内容を紹介します。

まずダイナミックストレッチをしました。
そこでは、ケツ当て、ハムストリング伸ばし、スキップ腿上げを行いました。

Image2_2

次に、基礎トレーニングを行いました。
そこでは、もも上げや走るときの腕振り、スタートダッシュを指導しました。

Image3_2

最後に、上級・中級・初級の3グループに分かれてトレーニングをしました。

上級では、もも上げ復習、前傾もも上げ、ケンケン、立ち5段跳び、ワンツージャンプを
中級では、エア縄跳び、片足ジャンプを
初級では、スキップ、ジャンプトレーニングを
行いました。

Image4_2↑上級

Image5_2↑中級

Image6_2↑初級

Image7_2↑まとめ

1回目の講座から学んだことを反省し,2回目に臨んだためスムーズに講座を行うことができました。

Image8_2↑小学生との関わり

Image9_2↑講座講師メンバー

講座を行ってみて、説明の難しさが分かりました。

相手に分かりやすく伝えることは今後大切になるので、今回学んだことを生かしていきたいです。