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2021年3月

2021年3月22日 (月)

【No.528】3年生レポート No.8 2020 ~地域理学療法学の実践:産学連携事業2~

皆さんこんにちは!

理学療法学科3年の大隅です。

 

今回、杏林堂薬局様と協力してYouTube動画作成しました。

 

この活動の目的としては、私たちが学んだ専門的知識を杏林堂薬局様に提供し、だれでも気軽に行える予防体操の動画を作成し、YouTubeを通していろいろな方に見ていただくことです。

 

私達のグループは高齢者に対する転倒予防とサルコペニア・フレイル予防の動画を企画しました。

 

初めに、杏林堂薬局様とZoomで打ち合わせを行い、動画作成をする目的や方向性を確認しました。

その後グループで動画の内容を考え、どんな体操をするのか、なぜその体操をするのかなどを文献で調べ、パワーポイントでまとめました。

 

動画に出演することになり、撮影する場所や背景をどこにするのか、出演者立ち位置はどのような配置がよいかを工夫し、見やすくなることを第一に考えました。

そして、撮影本番では、始めにどんなことを言って、最後にはどんな言葉で絞めて次に繋げるのかをとても考えました。

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その時の言葉の言い回しや言葉遣い一つで、相手への伝わり方か違うのだと学びました。

また、カメラで撮られている緊張感は、人の前に立つ緊張感とは違い、新鮮さを感じたとても貴重な体験でした。

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今回のこの活動を通して、動画での言葉遣いや言い回しなど、どう工夫したら視聴者を楽しませられるかを考え、動画作成をする難しさを学びました。

この杏林堂薬局様と作成した動画をたくさんの方に見ていただき、体操を行ってもらえることができれば嬉しいです。

 

最後に今回の企画を提案くださった杏林堂薬局様に深くお礼申し上げます。

 

動画編集が完了し、先週19日に杏林堂薬局様のYouTubeチャンネル「管理栄養士による健康レッスン」で公開されました!

 

https://www.youtube.com/watch?v=Mt3rlM68dlo&t=43s

 

ぜひ、ご覧ください!

 

最後まで読んで下さりありがとうございました!

2021年3月19日 (金)

【No.527】1年生レポート No.9 2020 ~萩原元気はつらつプロジェクト活動報告③~

皆さんこんにちは。

理学療法学科1年の杉村と前田です。

 

3月3日から6日までの4日間、浜松市のふれあい交流センター萩原の元気はつらつ教室にて、利用者さんの体力測定に参加しました。

 

今回の活動は、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度最初で最後の活動であり、私たち1年生にとっては初めての活動でもありました。

 

活動中の感染予防として、基本的な感染予防対策である手指消毒やマスクの着用を徹底した上で、利用者さんと会話をする際の位置に配慮しました。

 

体力測定当日の私たちの主な役割は、測定の待ち時間に利用者さんとお話をさせていただくこと、2・3年生の先輩方が行う測定の様子や活動全体の雰囲気を見て学ばせていただくことでした。

 

以下、2人の感想です。

 

今回、体力測定に参加し、とても貴重な経験をすることができました。

このような経験は初めてに近く、とても緊張していたのですが、先輩方のサポートや利用者の方々が温かく接してくださり、乗り切ることができました。

そして、先輩方が測定を行っている姿や利用者さんと接している姿を見たり、学外の方と実際に接したりするなど、学内ではできない貴重な体験をすることができました。

この経験を今後の学習に活かしていきたいです。(杉村)

 

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参加する前は参加者の方とスムーズにコミュニケーションをとることができるのか、不安がありました。

実際は、こちらが声を掛けさせていただくと、利用者さんも積極的に話をしてくださり、コミュニケーションがとれたのではないかと感じています。

しかし、先輩方のように相手の様子に応じてほどよい距離感を保ったコミュニケーションをスムーズにとることが難しく、課題が見つかりました。

測定方法や測定結果の説明を行う際、自分自身が測定の意義などを理解していないと具体的な説明ができないことも実感しました。

そのため、今後の学習で多くの知識やコミュニケーションスキルを身につけていきたいと思います。(前田)

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来年度の活動では、今回の経験を生かして主体的に活動をしていこうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

【No.526】2年生レポート No.7 2020 ~萩原元気はつらつプロジェクト活動報告②~

皆さん、こんにちは!

理学療法学科2年の大島と後藤です。

 

3月3日(水)~3月6日(土)の4日間で浜松市ふれあい交流センター萩原の元気はつらつ教室にて体力測定を実施させていただきました。

 

昨年3月と夏は新型コロナウイルス感染症の影響で、体力測定は中止となり、このプロジェクトを行うことができませんでしたが、今回は再開の依頼があり、通常よりは短い時間で、感染予防対策を行いながら実施することができました。

 

 

測定は3年生を中心に行い、私たち2年生と1年生は測定のサポートをしました。

測定前に体調を聞くことで、利用者さんを安全に測定できるよう配慮しました。

また、毎回実施後に改善が必要であると判断したところは全員で共有をして、翌日によりよい測定となるよう努めました。

 

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初日は、自分から利用者さんに体調などを聞くことがうまくできませんでしたが、「聞かなければ、正しく評価することができない」と先輩から体調を確認することの大切さを教わりました。そのため、翌日からは自分から詳しく利用者さんの体調を聞くことを心がけ、最終日には、体調や状態などを確認したうえで測定できるようになりました。

 

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測定後は残った時間でレクリエーションを行いました。

なぞなぞや連想ゲーム、〇×クイズなどを行い、楽しんでいただけたと思います。

 

測定中や測定後の待ち時間には利用者さんとお話をする機会があり、皆さんとても若々しくお元気で、私たちがパワーをいただきました!

 

今回のプロジェクトを通して利用者さんとの接し方、測定の際のリスク管理について学ぶことができました。

来年の春からは私たちが主導となって活動を行っていくため、先輩方の姿を見習って自分の力にし、今後に活かしていきたいです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

【No.525】3年生レポート No.7 2020 ~萩原元気はつらつプロジェクト活動報告①~

こんにちは。

理学療法学科3年の山下です。

 

今回、浜松市のふれあい交流センター萩原の元気はつらつ教室で実施した活動について報告させていただきます。

 

元気はつらつ教室は高齢者の方々を対象に、各種の相談や健康増進、レクリエーションなどに取り組んでいる教室です。

 

 

1年生から3年生の計12名で結成された私たち委員は、3月3日~6日までの4日間、感染予防対策を十分に行ったうえで、元気はつらつ教室利用者さんの体力測定を行いました。

 

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体力測定の項目として、筋力を測定するものとして握力、歩行能力を測定するものとしてTUG(立ち座りの動作を含む歩行速度を測定するテスト)を計画しました。当日は主に3年生が測定を実施し、1・2年生には測定の補助や利用者さんの誘導などを行ってもらいました。

測定結果は、年齢の平均値や過去の結果との比較をし、どのような状態かをフィードバックさせていただきました。

 

測定終了後には、職員さんや利用者さんの要望に応え、レクリエーションとして、脳機能の活性化を図るような「○×クイズ」や「なぞなぞ」を行いました。

利用者さんからは、笑顔で楽しんでいただけ、笑い声や答えを知ったときの「あ~なるほど」といった声をいただくことができました。また、利用者さんだけでなく、職員の皆さんにも一緒に楽しんでいただけたと思います。

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4日間とも全測定を時間内に行うことができ、事故等もなく安全に実施することができました。また、感染予防対策として、全員のマスク着用、手指や物品のアルコール消毒、換気などを行いました。体力測定で用いた握力計や椅子などは、測定ごとのアルコール消毒を徹底しました。

限られた時間の中で、スムーズに行うことができたのは、委員全員が自身の役割を確実に行い、ときにはその場の様子を見て臨機応変な行動ができたからだと思います。

 

 

この活動を来年度も継続できるように、後輩へ引き継いでいきたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

2021年3月18日 (木)

【No.524】4年生レポート No.27 2020 ~4年間の感謝を込めて~

皆さんこんにちは。

理学療法学科4年の藤村と山本です。

 

卒業式を終えた3月16日(火)に、4年間の感謝を込めて、大城学長に卒業生を代表して卒業アルバムと花束をプレゼントしました。

優しい笑顔で受け取ってくださり、またとても和やかな雰囲気で談笑でき、とても貴重な時間となりました。

 

優しい大城学長からは、『赤ちゃんのあたたかい心を育むヒント』という本をいただきました。今後の参考に何度も何度も読み込みたいと思います。

 

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ホームカミングデーでまた大城学長はじめ理学療法学科の先生方にお会いできるのを心から楽しみにしています!

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2021年3月17日 (水)

【No.523】1年生レポート No.8 2020 ~1年生を終えて~

こんにちは!

理学療法学科1年の武馬です。

 

早いもので、もう大学2年生になろうとしています。

大学1年生の1年間は、リモート授業と対面授業のハイブリッド形式で行われ、慣れない環境の中で一生懸命、楽しく勉強し、生活することが出来ました。

 

この1年間では、人間の体の構造の基本、理学療法士という仕事をゼロから学びました。

私は特に、夏に行われた見学実習がとても印象的でした。

実際に行って見学することはできず、リモートでの実習となってしまいましたが、初めて実習服を着用して、身だしなみを整えて聞く先生方のお話は、理学療法士として働きたい、早く知識をつけて患者様と関わりたい、とより一層強く感じさせてくれるものでした。

また、聖隷関連のさまざまな施設についても知ることが出来ました。

この見学実習を通して、これまで漠然と理学療法士になりたいと考えていた自分が、「理学療法士になってこんなところで働きたい」など、より明確な目標を考える機会になりました。

 

今回学んだこと、感じたことなどを2年生の授業で生かすことが出来るよう、日々の勉学に励んでいきたいと思います。

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写真は2020年最後の授業終わりに学科全員で撮影したものです。

2年生もみんなと協力し助け合いながら過ごしていきます!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

2021年3月12日 (金)

【No.522】2年生レポート No.6 2020 ~学内実習で学んだことと3年次に向けて~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科2年のウエンです。

 

2年生もあと1ヶ月!4月から3年生になります。

 

今年度は、コロナの影響もあり、思い通りに実習に行くことができませんでした。

臨床実習と学内実習を平行して行うことになりました。

 

学内実習では、グループで疾患に必要な評価項目を先輩や先生からの指導と助言などを参考にして、みんなで考えました。

みんなで考えることで、自分で考えることができなかった評価項目や診方を知ることができたり、臨床実習の経験がある先輩から話を聞くことで、理解を深めることができたり、と学内実習を通して、勉強に対する意欲や理解度が増しました。

 

3年生になると専門知識の口頭試問(先生方と1対1で、先生方からの質問に回答する試験)が始まり、辛い日々が続くと思いますが、わからないことがあった時には、ひとりで考えないで、友達や先輩などに質問し、知識を深めていきたいと思います。

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↑学内実習で一緒に学んだグループのメンバーで撮った写真です!

2021年3月11日 (木)

【No.521】3年生レポート No.6 2020 ~地域理学療法学の実践:きさらぎデイサービスと湖東すこやか倶楽部での活動紹介~

皆さんこんにちは!

理学療法学科3年の中村です!

 

私は3年秋セメスターの地域理学療法の実践という講義の中で、きさらぎデイサービスと湖東すこやか倶楽部という施設にて活動をしてきました。

また安全に活動させていただくために、日々の検温や手指消毒などの感染対策をしっかりと行うことで、万全な体調で活動に取り組んできました。

 

4日間にわたり高齢者の転倒予防を目的に体操を考え、実際に施設の利用者さんと行ったり、施設の見学をさせていただいたりすることで、地域において高齢者の方たちと医療・介護従事者の方たちがどのように関わっているのかを知ることができました。

 

また、デイサービスを利用する方たちは、年齢、性別だけなく、過去に患った病気やケガ、なども様々で、一人ひとりに合った難易度を設定することの難しさも知ることが出来ました。

この経験を来年の総合実習にも活かし、患者さん一人ひとりに対して、適切な治療介入ができるように頑張っていきたいと思います。

 

新型コロナウイルスの影響により、利用者さんとの関りが制限されて思うような活動はできませんでしたが、受け入れて下さった施設の職員の皆様や利用者の皆様のおかげで、地域医療・介護についての理解を深めることができ、とてもいい経験になったと思っています。

 

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地域理学療法学の実践については、私たちの施設以外にも様々な活動をブログにて紹介しております。

ぜひご覧ください!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

2021年3月 8日 (月)

【No.520】1年生レポート No.7 2020 ~浜松市と大学との連携事業:成果報告会に参加して~

こんにちは!

理学療法学科1年の鈴木です。

2月16日に今年度、浜松市との連携事業として行った講座の成果報告会がオンラインで開催され、参加させていただきました。

 

理学療法学科1年生が行った全6講座の代表として、私を含め6名が成果発表を行い、その後意見交換会を行いました。

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成果報告会に参加した代表者に感想を聞きました。

 

高橋

「報告会に参加して他の大学の様々な活動を知ることができ、自分達の学んでいる領域とは違う分野のことを学ぶことが出来ました。これからも浜松市役所の方々と連携して、地域の発展に貢献出来たら良いなと思いました。」

 

大石

「他の大学がどのようなことをしたのか、その中での工夫の仕方を知ることや他の大学の専門性を知り、その生かし方を学ぶことが出来ました。オンラインでの開催では、こちらが話を聞いてくださっている方々の様子を全て把握するのが難しく、また聞いてくださっている方々も話しているこちらの様子を把握するのか難しいのではないかと思います。そのため、緊張しすぎることなく、参加できたと思います。」

 

杉本

「報告会で各大学が行った様々な講座は、我々とは全く違う分野の内容でとても興味深かったです。また、他の大学の発表を聞くことで得るものはあるのだろうかと不安でしたが、参加者の方々へのアプローチの工夫など吸収すべき内容が多くありました。オンライン開催ということもあり、参加した皆さまと顔を合わせることが出来なかったのは残念でしたが、直接顔を合わせているような臨場感は味わえたように思います。この報告会の開催にあたってご尽力くださった関係者の皆様に、心より感謝いたします。」

 

柳澤

「私は今回のオンライン開催で改めて伝えることの難しさを感じました。普段も資料作成の際には分かりやすいものをと工夫しているのですが、今回のようにオンラインで発表するにあたって、聞いている側が今何についてどこを話しているのかが分からなくならないように工夫する必要がありました。また、発表自体もパソコンに向かって行うことになるので、パソコンの向こう側にいる人に伝わるように声量や言葉遣いなど気を付けなければならないと感じました。」

 

平山

「今回の成果報告会は新型コロナウイルスの影響でオンラインという形での開催となりましたが、最後には意見交換会まで行うことが出来てとても良い経験となりました。講座を行うにあたって身に付けた知識や実際に行うことで得た経験は、将来必ず役に立つことなので、このような状況の中でもこの講座を開催することが出来たことに感謝しかありません。」

 

鈴木

「今回の講座では、座学だけでは学べないことを多く学ばせていただきました。そして成果報告会では、他大学の発表を聞き新たな知識を得ることで、とても良い経験となりました。オンライン開催ということでしたが、各大学の発表や市役所の方の講評などもスムーズに行うことが出来ていたと思います。今回学んだことを今後も生かしていきたいと思います。」

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発表が終わり、みんな爽やかな笑顔です。

 

今回報告会に参加した代表者だけでなく、理学療法学科1年生全員がこの講座で学んだことを生かし、これからの学びにつなげていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2021年3月 5日 (金)

【No.519】2年生レポート No.5 2020 ~私がこの1年を通して学んだこと~

こんにちは!

理学療法学科2年の松浦です。

 

3月となり春の雰囲気を感じることが出来る季節となりましたね。

 

2020年度は新型コロナウイルス感染症により、私たち2年生は実習の機会が制限されてしまうなど困難な場面が多かった半面、オンライン授業やYouTubeを利用した聖灯祭など新たな形式を取り入れてきました。

 

そして、この1年を通して人と関わることの大切さや一人で生活する難しさなどを感じました。

神経系理学療法評価学や内部障害理学療法評価学など講義やグループワークの授業に加え、理学療法診断技術学や日常生活活動学の理論、基礎理学療法治療学などで行う実技演習では、これまで通りの形式では学ぶことが出来なかった感染防止対策やZoomを活用したハイブリッドでの授業、実習指導者会議など、ニューノーマルな生活からの学びを得ました。

 

私自身はこの1年間で、より実践に近いことを多く学びました。

基礎的な学習から応用的な学習へとレベルアップし、実際に人に触れて、検査測定や動作介助など実践する実技が増えたことで、より学習意欲が高まりました。

それに加え、学内実習ではある症例に対して評価法を考え、学外での臨床実習では患者さんに触れ、授業中学んだ疾患特有の動きや症状、現場での緊張感などを肌で感じることが出来ました。

 

3年次は実習の日数が増えるため、一層の努力をしていきたいと思います!

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↑学習時によく使用した教科書です

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。