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2021年3月

2021年3月 4日 (木)

【No.518】3年生レポート No.5 2020 ~地域理学療法学の実践:ふれあい交流センター萩原での活動紹介~

皆さんこんにちは。

理学療法学科3年の片山です。

 

私たち3年生は、地域理学療法学の実践の授業の中で浜松市内の施設で介護予防事業の活動をさせていただきました。

その中で私が参加させていただいた、ふれあい交流センター萩原様の元気はつらつ教室での活動について報告させていただきます。

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まず、元気はつらつ教室について少し説明させていただきます。

元気はつらつ教室とは高齢者の方々を対象にふれあい交流センター萩原で体操やレクリエーション等のサービスを提供する教室のことです。

 

私を含めた6名は11月から12月まで計4回、元気はつらつ教室に参加されている方々を対象に自分たちで考案した講座を実施させていただきました。

実施させていただいた講座の内容を紹介します。

 

初めに、私たちの自己紹介も兼ねて、自己紹介ゲームを行いました。

ただ自己紹介をするのではなく、ゲーム感覚で行っていただくことで、私たちと参加者の方々との距離を縮めることや、気楽に講座に参加していただきたいという私たちの思いから行っていただきました。

 

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次に、認知症についての講話をさせていただきました。

どんな人が認知症になりやすいか、自分が認知症だと感じたらどうすればいいかを説明した後に認知症予防のゲームを行っていただきました。

ゲームの内容は色や言葉から連想されるものをたくさん書きだしてもらうことや、ばらばらになっている文字を並び替えて単語にしてもらうことなど(例:ちでん➡でんち)を行いました。

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他には、転倒についての講話もさせていただきました。

転倒の原因や転倒の予防方法を説明した後にかかとの上げ下げ運動やバランストレーニングなどの転倒予防運動を紹介しました。

 

さらに、新型コロナウイルスについても、学内学修や実習での感染予防対策の学びの経験から、感染の仕方や感染リスクの高まる場所、免疫力の維持の方法などについて説明させていただきました。

身近な内容でもあるため、より関心をもっていただけました。

 

講座終了後のアンケートでは

「勉強になり楽しかったです」「また来てください」

など嬉しい感想を多くいただけ、ありがたいなと感じました。

 

自分たちで1から講座を創りあげることはとても難しく時間がかかることでしたが、班員全員で協力しスムーズに企画から運営まで行うことができました。

大変だった分、成功した時の達成感は大きく、とても貴重な経験をさせていただいたと感じました。

想定していた時間を超えそうなことがあっても、臨機応変にゲームの回数や時間を調節することで時間内にしっかりと終えることができ、利用者さんにも良い印象を持ってもらえたのではないかと思います。

 

講座中は、利用者さんひとりひとりに寄り添ってそれぞれが行動していましたが、これは理学療法士として就職してからも大切になってくることだと思います。

今回の経験を今後に活かしていきたいです!

 

最後になりますが、ご多忙の中、感染防止に努めながら、対策を取った上で、私たちを受け入れてくださった施設のスタッフの皆様、利用者の皆様、本当にありがとうございました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

2021年3月 3日 (水)

【No.517】3年生レポート No.4 2020 ~地域理学療法学の実践:産学連携事業紹介~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科3年の鈴木です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

先日、「地域理学療法の実践」という授業の一環で、杏林堂薬局様と聖隷クリストファー大学理学療法学科とのコラボ企画でYouTube動画の撮影をしました。

この企画は私たち学科の中で初めての試みであったため、難しい点も多々ありましたが、無事に動画の撮影を終了することができました。

 

準備から撮影の様子をお伝えします。

 

最初は、企画作りから始まりました。

杏林堂薬局様とのZoomミーティングを行い、それぞれの班のテーマを決定いたしました。

 

1班:高齢者向けに【サルコペニア予防】【転倒予防】

2班:デスクワーカー向けに【肩こり予防・解消】【腰痛予防・解消】

3班:主婦層向けに【ながらトレーニングのドローイング】【ながらトレーニングの踵上げ】合計6本の動画を企画しました。

 

では、ここから私の担当のデスクワーカー向けの内容について紹介していきます。

 

1回目のミーティングからデスクワーカー向けの担当となった私たちは、デスクワーカーのお悩みは何かな?と考え、本や文献で調べました。

そこで「肩こり」と「腰痛」の2つがデスクワーカーに多い悩みの症状だと分かりました。

肩こりと腰痛の原因や予防体操について調べ、企画書を作成していきました。

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↑企画書の一部です 

テロップで入れてもらいたい所や実勢の動画での流れを記載しました

 

杏林堂様との2回目のミーティングを行い、修正と加筆を繰り返し、企画書はバージョン8で完成しました(笑)。

 

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↑動画撮影の時の写真です

学生が指導員となり、ストレッチを行いました

 

撮影は、事前に練習していたこともあり、スムーズに進めることができました。

立ち位置や話し方などご指導いただきながら、温かい雰囲気で2日間の撮影を終えることができました。

 

今回の活動を通して、だれが見ても分かる資料作りの難しさや、動画を見ている人に向けての言葉の使い方・伝え方の難しさを学びました。

企業との連携は、後輩に引き継ぎ、産学連携をもっとより良いものにできたらいいなと思います。

 

また、今回の企画に参加したメンバーがお互いに高めあいながら、就職してからも進んで産学連携に取り組み、地域全体で健康になるための支援ができる理学療法士になれたらいいなと思います。

 

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最後になりますが、今回の企画を提案くださった杏林堂薬局様に深くお礼申し上げます。

 

動画は編集いただいた後、

杏林堂様のYouTubeチャンネル「管理栄養士による健康レッスン」で公開されます!

https://www.youtube.com/watch?v=wUDBkUIlh_Q

 

ぜひ、ご覧ください!

最後まで読んで下さりありがとうございました!

 

2021年3月 1日 (月)

【No.516】卒業生レポート No.2 2020 ~聖隷クリストファー大学大学院 神戸学院大学大学院 合同研修会~

皆さんこんにちは。

 

大学院生の佐久間です。

 

2月11 日(木)に聖隷クリストファー大学大学院と神戸学院大学大学院の合同研修会が開催されました。

 

新型コロナウィルスの影響により、会場とZoomウェビナーでのハイブリット開催となりました。

会場には、聖隷クリストファー大学から大学院生、学部生が参加していました。

Zoomでも40名以上の方にご参加頂けたようです。

 

聖隷クリストファー大学大学院からは、有薗信一先生から聖隷クリストファー大学大学院と東海夢塾の紹介がありました。

今回の研修会のように、人との繋がり(人脈)を大切にしながら、クリニカルマインドとリサーチマインドを備え、活躍できる医療者にならなければならないと改めて感じました。

 

神戸学院大学大学院からは、松原貴子先生による「ペインリハビリテーションのトピックス」と森本陽介先生による「内部障害系理学療法のトピックス」のご講演がありました。

 

松原先生のご講演は、関連学会で何度も拝聴しておりますが、毎回目から鱗の内容で感銘を受けています。痛みを持たれる患者さんに対する熱い想いをいつも感じています。

 

森本先生のご講演は、COVID-19と内部障害の話題であり、普段の臨床でほとんど携わらない部分なのでとても新鮮でした。また、森本先生の解説はとても丁寧で、門外漢の私にも理解しやすくご講演くださいました。

 

また、私を含めた、大学院生や修了生、研究生も院生報告としての機会を頂きました。

大変緊張しましたが、自身の研究について外部の先生からアドバイスを頂ける貴重な機会で、有意義な時間を過ごすことができました。

 

最後に今回の研修の開催にあたり、企画・運営・準備をしてくださいました、聖隷クリストファー大学大学院と神戸学院大学大学院の先生方にこの場をお借りして改めて感謝申し上げたいと思います。

ありがとうございました!

 

次回の開催が非常に楽しみです!

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↑院生報告として、発表させて頂きました。緊張しました・・・

 

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。