【057】作業療法演習③~作業療法プログラム編~
こんにちは、教員の鈴木です
今日は作業療法演習面接編、作業観察・評価編に引き続き
作業療法プログラムの立案と介入編をお届けします
演習前の教室はいつもよりもザワザワしてました
こんな物や、、、
そんな物や、、、
あんなものまで、、、
いったい何に使うんだろうというものばかり
さて実際に学生たちが考えてきたプログラムはというと、、、
絵手紙を提案してみたり、、、
自分で行える体操の方法を提案したり、、、、
道具を工夫して料理をしたり
(↑クリックすると動きます)
準備運動方法を提案してからゴルフをしてみたりと様々
そして先程の道具はというと
ボタンをとめやすくするためのボタンエイドだったり
詰め替え用の容器を持ちやすくするための道具だったり
こうやって洋服を広げると
(↑クリックすると動きます)
パタパタと綺麗に洋服を折りたためる道具になったり
作業を行いやすくするための自助具になりました
学生たちは協力者の方の思いに答えようと
調べたり、工夫したり、閃いたりして
私たち教員も驚かされるようなアイデアでプログラムを立ててきました
作業療法のプログラムは単なる思い付きではありません
そのプログラムがなぜその人に必要なのか
その方の価値観や日々の習慣
生活環境や体や心の状態など
これまでに面接や評価から得た情報から考えて
協力者の生活にどのように繋がっていくのかを
3年間で学んだ知識をもとに根拠をもって関わっています
学生たちにとっては実際の人と関わることで
知識だけはない、作業療法士としての姿勢や態度を
学ぶことができたのではないかと思います
演習後はグループごとに記念写真
協力者のみなさま
貴重な機会を頂き本当にありがとうございました
*写真掲載に当たっては協力者の皆様に許可を得ております