【053】作業療法演習②~作業観察・評価編~
こんにちは、教員の鈴木です
今回は作業療法演習①~面接編~の続きで
作業療法演習②~作業観察・評価編~をお届けします
今回は前回の面接で協力者と一緒に決めた作業について
その作業を実際に行って頂き、4つの視点でその作業を観察します
それは、、、
安全性・・・安全に危険なく行えるか
効率性・・・効率的にスムーズに行えるか
努力性・・・どれほどの努力を必要として行うのか
自立性・・・一人で行えるのか、どれほど手助けが必要か
これら4つの視点を作業の手順のなかでいつ生じたのかということを
目を凝らして観察して行きます
あるグループは料理の観察、、、
あるグループは字を書くことの観察、、、
あるグループはハサミで袋を開けることの観察、、、
またあるグル―プはゴルフのスイングの観察、、、
などなど他にもグループによって様々な
作業の観察をさせていただきました
そしてその作業がどうしたら上手く行えるのか、どうして上手く行えないのかを
遂行機能面や身体機能面、物理的環境や人的環境から明らかにしていきます
手の動きのスムーズさの評価や
感覚の評価や
足の関節の動きの評価や
そして前回聞き取り足りなかった情報の収集などなど
いろんな情報を得て、作業ができるようになるにはどうしたら良いのかよく考え
その人に適したアプローチを目指します
さて、来週はどんな作業療法アプローチが産まれてくるのか
期待に胸を膨らませながらサポートさせていただきます
*写真掲載に当たっては協力者の皆様に許可を得ております