2019年3月15日 (金)

【No.409】3年生レポート No.6 ~聖隷高校女子サッカー部のサポート活動報告2~

こんにちは。PT学科3年の中野晴香です。

 

卒研、実習、就活と追われていた春休みも、いつの間にか終盤に差し掛かり、新学期が近づいてきました。

 

私からは、聖隷クリストファー高校女子サッカー部のサポート活動についてレポートさせていただきます。

 

2月の下旬に第5回目の活動を行いました。

今回は選手からの要望に応えて、・テーピング指導・ストレッチ指導・悩み相談などを実施しました。

選手にとってためになる活動になるよう、学生スタッフで入念な事前学習をして、臨みました。

 

上級生にはテーピング指導、下級生にはストレッチ指導を行いました。

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どのプログラムも選手たちが満足してくれて有意義な活動になりました。

 

私たちも実習などで経験値が上がり、選手の相談に乗ることが出来ました!

 

4月からの長期実習ではさらに経験を積み、より良いプログラムを選手に提供できるようにスキルアップをしていきたいと考えています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年2月26日 (火)

【No.408】1年生レポート ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座の実践報告3~

こんにちは!

理学療法学科1年の伊藤蒼馬です。

 

12月10日に浜松市の連携事業として、浜松市北部協働センターで高齢者の方々を対象とした認知症予防・転倒予防の講座の開催をさせていただきました。

 

講座のテーマは「健康寿命を延ばすには」ということで、

参加者の皆さんに末永く健康に生活していただくことを目的として開催しました。

 

講座の流れや講座で何を行うのかということなど、自分たちで考えて講座を開催することは初めてだったので、すごくいい経験になりました。

 

また、今回は講座の開催日に私たち1年生は授業があるため、3年生に講師の代役をお願いし、私たちに代わって講座を行っていただきました。

そのため、私たち1年生が3年生に向けて講座の内容を実施しました。

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私たちが考えた講座の内容について、簡単にご説明します。

 

最初の導入では、私たちの大学の紹介や普段何を学んでいるのか、最終的に何の職業になるのか、などの自己紹介をさせていただきました。

 

続いて認知症予防について、認知症の原因や症状などを説明したあとに、認知症予防として脳トレを行いました。

この脳トレは前頭葉・前頭前野を活発化させることを目的に行いました。

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行った脳トレの内容

①デュアルタスク

②カテゴリー書字

③ストループテスト

④計算問題

 

休憩を挟んで、転倒予防の体操として椅子に座って行う簡単な運動を行いました。

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行った体操の内容

①首をゆっくり回す

②手を肩につけて肩甲骨を回す

③胸の前で手を組みひっぱる

④おへそを突き出すようにゆっくり腰と背中を伸ばす

⑤シーテッド・ニートゥーエルボー

 

私達にとっては簡単な運動でも、高齢者の方々には辛い運動となる場合が多いと聞いて、簡単な体操にしたのですが、

皆さんとても真剣に取り組んでくださり、簡単にできてしまい、あまり効果を上げることができませんでした。

 

最後に、アンケートに回答していただき、講座を終了しました。

 

 

今回の講座で、自分たちで一つのものを作り上げる大変さと楽しさ、実際に講座が開催されたあとの達成感など、さまざまな経験をすることができました。

 

思うように行かない場面も、先輩方や先生方、何より仲間たちが手を貸してくれて、講座を成功させることができました!

 

今回の経験を、今後に生かしていきたいです。

2019年2月19日 (火)

【No.407】教員レポート ~静岡県理学療法士会 研究開発支援部会講座~

こんにちは、教員の田中です。

 

先日、静岡県理学療法士会の研究開発支援講座を静岡市内の会場で開催しました。

 

本学准教授の金原一宏先生、俵祐一先生が講師となり、「研究脳の作り方」-身近な臨床の「?」はコレで解決!- をテーマに講義を行いました。

 

 

第一部は金原先生の「研究総論」でした。

参加者同士のディスカッションを交えながら、研究の意義、量的研究、文献収集、研究疑問の設定などについて解説し、参加者の方々の臨床疑問を深めて研究疑問へと発展させる手がかりをくださいました。

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第二部は俵先生の「実践総論」でした。

統計解析に必要な指標の尺度、Excelを使用したデータの解析方法など例題を提示して解説し、最後には先生が実際に指導された学会発表の抄録について、書き方の要点や修正ポイントをなどレクチャーしてくださいました。

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臨床現場での実践や研究をされている先生方からの

「臨床を豊かにするために研究がある」

というメッセージが参加者の皆様に伝わったと信じています!

 

興味を持った方は、静岡県理学療法士会HP http://www.shizuoka-pt.com/ をご覧ください!

理学療法士は静岡の皆様、全国の皆さまのご健康をお祈りし、また貢献できるよう研鑽を積んでおります。

2019年2月18日 (月)

【No.406】教員レポート ~長崎大学大学院との合同企画講演会の紹介~

こんにちは、教員の田中です。

 

立春が過ぎ、少しずつ春の訪れを感じますね。

さて、今日は大学院の特別講演について報告します。

 

今年度、本学大学院リハビリテーション科学研究科では、長崎大学大学院との合同企画を開催しています。

 

今回は、長崎大学の平瀬達哉助教を講師にお迎えし、

「理学療法士のための臨床と研究活動-介護予防領域における臨床研究の実際-」

について、研究データを基にご講義いただきました。

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平瀬先生は、「高齢者の転倒予防および高齢者の痛みに対する効果的な介入プログラムの開発に関する研究」を専門とされておりますが、地域(臨床)を豊かにし、「その人らしい生活」の再建に向けた臨床研究を実践することを大切にされています。

ご講演でもその熱意のこもったメッセージを本学の大学院生をはじめ、参加者に向けて余すところなく伝えてくださいました。

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また、大学院生や参加者からの質問にも丁寧に答えてくださいました。

 

 

講演後には、本学教員および大学院生と共同研究の打合せを行いました。

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地域(臨床)の特性を考えた新たな研究の方向性が見えました。

これからの発展が楽しみです!

2019年2月15日 (金)

【No.405】3年生レポート No.5 ~測定会に参加してきました~

こんにちは。

理学療法学科3年の松井です。

 

今日のブログは、先日神久呂中学校で行った測定会の話をしていきます。

 

そもそも測定会とはなんだ?と感じた方もいるかもしれませんね。

測定会とは、学生主体の中高生を対象にした、ケガ予防やパフォーマンス向上を目的に身体機能などを測定する活動です。

 

今回の測定会は、浜松市リハビリテーションセンターの理学療法士の方々と一緒に行わせていただきました。

 

中学生約60人に対して10項目程の評価を理学療法士の助手として行いました。

その後、いくつかのストレッチを中学生に指導しました。

 

今回の測定会では、評価のみ助手として行いましたが、

学科で行っている学生主体の部活動応援プログラムでは、

 

ケガ予防やパフォーマンス向上のために

①どんな評価を行ったらよいのか?

評価の結果から、どのようなことが分かるのか?

分かったことからこれからどのようなことを行うべきか?

 

を考えて行きます。

 

ただ先生に言われたことを行うだけでなく、意欲的に調べ考えていかなくてはならない分、自分たちの知識となるものを多く得られます。

 

測定会は、学内で学んだことを学外で生かしていくことの出来る機会です。

このような体験ができるのもこの大学の特徴ですね!

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 ↑1年生・3年生の参加メンバーと根地嶋先生

 

今日のブログはここらで終わりとさせていただきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年2月 7日 (木)

【No.404】3年生レポート No.4 ~国際理学療法実習に行ってきます!~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科3年の山中と若林です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

早くも1月が終わり、春の訪れを感じ始めました。

皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

私たち3年生は、来年度の卒業研究に向けて、ゼミごとに取り掛かっております。

どのようなテーマで研究を進めるのか、楽しみです。

 

さて、私たち2人は今年の2月17日から国際理学療法実習に参加させていただくことになりました。

実習地は中国で、2週間程滞在します。

 

そのため、実習前の事前研修として国際理学療法ゼミを開催しました。

現地でのコミュニケーションは、ほとんどが英語になるため事前の勉強が大切になります。

そこで、私たち理学療法学科が誇る英語のprofessional、坂本先生にご指導をいただきました。

坂本先生は、オーストラリアで理学療法士として働かれていた素晴らしい先生です。

 

また、中国語の簡単な構成や発音を大学院生のホンさんに教えていただきました。

ホンさんは中国出身で、私たちが実習に行く病院で勤務されていました。

 

坂本先生とホンさんのご指導により、外国語の難しさを痛感しましたが、勉強への意欲がさらに高まりました。

 

そんな坂本先生が、12月から産休に入られました。

そこで私たち3年生は寄せ書きを作成しました。

先生は涙を浮かべながら、大変喜んでくださいました。

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最後の授業で記念の1枚

 

何事にも熱心で、学生想いの坂本先生。

時にはお叱りをいただくこともありましたが、それ以上に良い思い出がたくさんあります。

先生とのしばしのお別れは寂しくなりますが、今回の実習を通じて一回り成長した姿をお見せできるよう精進していきます。

 

最後に、実習に挑む意気込みです!!

 

山中「この2週間で困ることが多々あるとは思いますが、乗り越えるようがんばります。」

 

若林「今回の実習では、積極的に会話をして英語のスキルを上達させたいです。」

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実習に向け、気合の入った3人

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

2019年1月11日 (金)

【No.403】教員レポート ~「地域理学療法学の実践」の紹介~

 

こんにちは、教員の田中です。

2019年がスタートしました!

 

今日は理学療法学科の実践型授業についてご紹介します。

 

理学療法学科の「地域理学療法学の実践」という科目では、学生が実際に地域の施設の職員と連携し、施設の介護予防・生活支援サービス事業を利用される方の健康増進に取り組むアクティブラーニングを行っています。

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初回はアンケート調査を行い,活動内容に反映されるための情報収集を行いました。

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2回目以降は、転倒予防に役立つ運動を行ったり、

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骨粗鬆症を予防するための講話を行ったり、

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認知機能を鍛えるレクリエーションを行ったり、

と、利用者さんや職員の方からの要望や課題に応える形で一人ひとりが自ら考えて、また学生間で協力し合って、活動を進めました。

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最終回には再度、アンケート調査を行い、自分たちの活動に関する満足度や振り返りを行いました。

 

このように理学療法学科では、実践的な活動を授業に取り入れて、学生の主体的な学びを促し、建学の精神である「生命の尊厳と隣人愛」に基づき、地域社会に貢献する理学療法士を育成する教育を行っています。

 

ぜひ、一緒に学びましょう!

2018年12月21日 (金)

【No.402】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修報告 Vol.6

 

こんにちは、理学療法学科9期生の笹田教太郎です。

今回は11月8日に開催した、第6回卒業研修会の報告をさせていただきます。

 

今回は8月に「膝関節の触診」について講義を行なっていただいた3期生の石井裕也さんに「膝関節の評価」を中心に講義をしていただきました。

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理学療法の過程として病態評価、機能評価、治療があります。

そのなかでも病態評価・機能評価の考え方、評価方法について実技と講義をしていただきました。

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まず、病態評価では結果因子の追及をすることの重要性について解説していただきました。

患者さんの訴える症状に対して、どの組織が、どの程度損傷しているか、回復段階、疼痛の増減する刺激を評価することが必要であると理解できました。

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次に、病態を掴むことができたら、なぜそのような症状が現れるようになったのか、その経緯を評価するために機能評価を行ないます。

 

機能評価では原因因子を追及するため、その人の生活での動作や実際の症状が現れる動作を評価する必要があります。

問診の情報から理学評価として動作指導、筋収縮・徒手誘導で症状が緩和する刺激を見つけることが治療へ結びつける評価となることがわかりました。

 

↓の写真では実際に徒手誘導で膝蓋骨の動きの誘導を行っています。

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機能評価として徒手誘導を行った後の運動時の症状の変化を見ていくことが重要です。

病態として損傷のある部分への機械的ストレスの変化をみていくというシンプルな考え方のためとても分かりやすかったです。

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しかし、この評価は病態の評価ができていなければ行うことが難しいため、ここでも病態評価の重要性について再度確認することができました。

 

 

↓の写真は整形外科的テストとして内外反テストを行っている様子です。

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整形外科的テストは病態の評価としてどの組織の損傷かを評価するために行います。

 

今回は教科書にある一般的な手技とは異なり、膝関節の回旋運動を生じさせずに靭帯へのストレスをかけるため、「腋窩で下腿遠位を固定して、下腿近位を内外反方向へ動かす」といった臨床で行なっている評価方法が分かり、病態をより正確に評価するための工夫を知ることができました。

 

その他にもMC murrayu testやSquatting testなどの実技も行ない、それぞれの評価でどの組織へどのような刺激を与えるテストなのかを分かりやすく説明していただきました。

 

 

最後には、立位での全身での回旋運動による膝関節の動きとの関係性を評価する方法について教えていただきました。

実際の動作ではCKCでの運動が多く、膝関節のみでなく他の関節からの影響も受けており、視野の広い評価をすることも重要だとアドバイスをいただきました。

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今回の講義と実技を通して、前回の8月の講義を含め、より一層評価の重要性が実感できました!!

講師の石井裕也さん、ファシリテーターの皆さん、参加者の皆さん、当勉強会にお集まりいただきありがとうございました!

今後も、皆さんと一緒に実技やディスカッションを通して、臨床へ活かせる様な勉強会を企画していきたいと思います!

 

次回については、詳細が決まっていませんが2月下旬に「研究や症例などの発表」に沿ったテーマを予定しています。

次回も多くの方のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

2018年12月13日 (木)

【No.401】1年生レポート10 ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座の実践報告2~

 

皆さんこんにちは!

理学療法学科1年の伊藤由菜です。 

 

11月30日に浜松市の連携事業として、県居協働センターで高齢者の方を対象とした転倒予防、認知症予防の講座を担当させていただきました。

 

自分たちで講座を開くことは初めての経験で、とても良い勉強になりました。

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今回の講座は「高齢者の方々に少しでも予防の意識を持ってもらう」ことを目標に、転倒予防と認知症予防について、私たち1年生が中心となって計画をしました。

 

講義の内容について紹介します。

 

最初に自分たちが大学で学んでいることや今回の講座について簡単な紹介をしました。

 

今回の講座は転倒予防についての説明から始めました。

説明の中で「家の中で一番転倒が起こっている場所は何処か」というクイズを出したのですが、私たちも参加者の皆さんと一緒に楽しく考えました。

 

説明の後は転倒予防体操を行いました。

この体操は転倒しそうになった時に、転倒を回避する能力をつけることを目的に行いました。

参加者の皆さんは掛け声を出しながら、真剣に体操に取り組んでくださいました。

 

転倒予防体操の内容

①帯結び運動(前)

帯結び運動(後ろ)

もも上げ運動

バランス運動

つま先立ち運動

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休憩を挟んだ後、認知症予防の説明を行いました。

認知症の基礎知識、認知症を予防するために必要なことなどについて説明をしました。

 

説明の後はビンゴゲームを行いました。         

ただのビンゴではなく、お題に合わせたものを3×3のビンゴカードに書き、一番多くビンゴしたチームが勝ちというルールで、頭を使ってよく考えることを目的に行いました。

ビンゴゲームはとても盛り上がり、参加者の皆さんはとても良い笑顔をして楽しんでいました。

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講座全体を通して、自分たちが想像していた以上に参加者の皆さんが積極的に参加してくださり、楽しんでくださいました。

感想では、「和やかな雰囲気で楽しかった。家でもやってみたい。若い人たちと交流できてよかった。」という声をいただきました。

 

準備の段階では、初めての講座で思うようにいかないこともありましたが、先生方、先輩方にアドバイスをいただきながら、改善を重ね、良い講座にすることができました。

お忙しい中、力を貸して下さり本当にありがとうございました。

 

今回の経験を今後に活かしていきます。

2018年12月11日 (火)

【No.400】1年生レポート9 ~2018年度聖灯祭にて健康祭を開催しました!~

 

こんにちは。PT学科1年の田淵心と赤堀誓です!

 

11月3日に聖隷クリストファー大学では聖灯祭が行われました。

私たち1年生は、「健康祭」というものを開催しました。

 

健康祭では、現在の自分自身の身体能力を知ってもらうことを目的に、

「片足立ち」、「握力」、「長座体前屈」、「リーチテスト(バランスのテスト)」

の測定を行いました。

 

↓健康祭の様子

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大学の職員の方も来てくださいました!

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こどもたちも来てくれて、握力測定や長座体前屈に挑戦してくれました!

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スタンプラリーも楽しんでくれました!

 

 

来場してくださった方々は、「平均を超えていてうれしい」や「意外と難しい」と言っておられました。

 

健康祭のために、まだ授業でも行っていない検査について調べたり、使ったことのない検査器具を使ったり、と新しい知識を得ることが出来たので、とても良い経験になりました。

 

今回、クラスのみんなで協力して、健康祭を創り上げることができました!

 

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1年生・2年生の聖灯祭実行委員

 

 

「健康祭」をきっかけに理学療法士について興味を持つ人が増えてほしいです!!!