【No.408】1年生レポート ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座の実践報告3~
こんにちは!
理学療法学科1年の伊藤蒼馬です。
12月10日に浜松市の連携事業として、浜松市北部協働センターで高齢者の方々を対象とした認知症予防・転倒予防の講座の開催をさせていただきました。
講座のテーマは「健康寿命を延ばすには」ということで、
参加者の皆さんに末永く健康に生活していただくことを目的として開催しました。
講座の流れや講座で何を行うのかということなど、自分たちで考えて講座を開催することは初めてだったので、すごくいい経験になりました。
また、今回は講座の開催日に私たち1年生は授業があるため、3年生に講師の代役をお願いし、私たちに代わって講座を行っていただきました。
そのため、私たち1年生が3年生に向けて講座の内容を実施しました。
私たちが考えた講座の内容について、簡単にご説明します。
最初の導入では、私たちの大学の紹介や普段何を学んでいるのか、最終的に何の職業になるのか、などの自己紹介をさせていただきました。
続いて認知症予防について、認知症の原因や症状などを説明したあとに、認知症予防として脳トレを行いました。
この脳トレは前頭葉・前頭前野を活発化させることを目的に行いました。
行った脳トレの内容
①デュアルタスク
②カテゴリー書字
③ストループテスト
④計算問題
休憩を挟んで、転倒予防の体操として椅子に座って行う簡単な運動を行いました。
行った体操の内容
①首をゆっくり回す
②手を肩につけて肩甲骨を回す
③胸の前で手を組みひっぱる
④おへそを突き出すようにゆっくり腰と背中を伸ばす
⑤シーテッド・ニートゥーエルボー
私達にとっては簡単な運動でも、高齢者の方々には辛い運動となる場合が多いと聞いて、簡単な体操にしたのですが、
皆さんとても真剣に取り組んでくださり、簡単にできてしまい、あまり効果を上げることができませんでした。
最後に、アンケートに回答していただき、講座を終了しました。
今回の講座で、自分たちで一つのものを作り上げる大変さと楽しさ、実際に講座が開催されたあとの達成感など、さまざまな経験をすることができました。
思うように行かない場面も、先輩方や先生方、何より仲間たちが手を貸してくれて、講座を成功させることができました!
今回の経験を、今後に生かしていきたいです。