【No.401】1年生レポート10 ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座の実践報告2~
皆さんこんにちは!
理学療法学科1年の伊藤由菜です。
11月30日に浜松市の連携事業として、県居協働センターで高齢者の方を対象とした転倒予防、認知症予防の講座を担当させていただきました。
自分たちで講座を開くことは初めての経験で、とても良い勉強になりました。
今回の講座は「高齢者の方々に少しでも予防の意識を持ってもらう」ことを目標に、転倒予防と認知症予防について、私たち1年生が中心となって計画をしました。
講義の内容について紹介します。
最初に自分たちが大学で学んでいることや今回の講座について簡単な紹介をしました。
今回の講座は転倒予防についての説明から始めました。
説明の中で「家の中で一番転倒が起こっている場所は何処か」というクイズを出したのですが、私たちも参加者の皆さんと一緒に楽しく考えました。
説明の後は転倒予防体操を行いました。
この体操は転倒しそうになった時に、転倒を回避する能力をつけることを目的に行いました。
参加者の皆さんは掛け声を出しながら、真剣に体操に取り組んでくださいました。
転倒予防体操の内容
①帯結び運動(前)
②帯結び運動(後ろ)
③もも上げ運動
④バランス運動
⑤つま先立ち運動
休憩を挟んだ後、認知症予防の説明を行いました。
認知症の基礎知識、認知症を予防するために必要なことなどについて説明をしました。
説明の後はビンゴゲームを行いました。
ただのビンゴではなく、お題に合わせたものを3×3のビンゴカードに書き、一番多くビンゴしたチームが勝ちというルールで、頭を使ってよく考えることを目的に行いました。
ビンゴゲームはとても盛り上がり、参加者の皆さんはとても良い笑顔をして楽しんでいました。
講座全体を通して、自分たちが想像していた以上に参加者の皆さんが積極的に参加してくださり、楽しんでくださいました。
感想では、「和やかな雰囲気で楽しかった。家でもやってみたい。若い人たちと交流できてよかった。」という声をいただきました。
準備の段階では、初めての講座で思うようにいかないこともありましたが、先生方、先輩方にアドバイスをいただきながら、改善を重ね、良い講座にすることができました。
お忙しい中、力を貸して下さり本当にありがとうございました。
今回の経験を今後に活かしていきます。