2018年6月26日 (火)

【678】高齢者体験からの気づき~体験キットを使って~

こんにちは、作業療法学科三年の紅林です

最近とても暑くなりましたねspa
テストもだんだん近づいてきているので、暑さに負けず頑張っていきたいと思いますbearingdash
今日は先日行なった高齢者体験についてお伝えします



高齢者体験では、実際に高齢者と同じ姿勢になれるものや、緑内障と白内障を経験できるメガネ、難聴を体験できるヘッドフォンを使いって行ないました。

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実際に行なってみると、身体の疲労が強くて、すぐ座りたくなったり、杖に体重をかけて休みたくなりましたsweat01

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また、難聴を体験できるヘッドフォンをつけて通話したときは、相手の声を聞き取るのが難しくなんどか聞き返してしまいました
また、女性の高い声はの男性の低い声より聞き取りづらいことを知りましたear

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今回の体験を通して、高齢者の普段の辛さや大変さを見を持って体験しました
この経験を実習に活かしていきたいですsign01



最後まで読んでいただきありがとうございました


2018年6月25日 (月)

【677】卒業生達による授業〜実践活動の報告〜

こんにちは。教員の藤田ですbud

 
ワールドカップ、日本代表惜しかったですねsign01
次の試合で決勝トーナメント進出を決めてほしいですねrunsign04soccer



さて、春セメスターの授業も大半が終わりに近づき、
学生たちもレポート作成や試験勉強に忙しくなってきています。

 

そんな中、3年生の精神障害作業療法の授業では
いつもの講義とは違い、卒業生による実践活動の講義がありました。

 

講義に来ていただいたのは、浜松市内で、精神障害や発達障害の方々への地域生活支援を行っている多機能型医療法人社団至空会へ就職した6名の卒業生です

 

まずはじめに、至空会を利用されている利用者様に、
自身の病気になるまでの経緯、病気になってからの様々な思い、経験、
そしてよきパートナーと巡り合い、心の支えとなり、病気も落ち着いたこと・・・
そして近く入籍されるとのお話をいただきました

 

結婚してよかったことは?との学生の質問に
「死ねないなあって思ったよ」との言葉が印象的でしたconfident

 

続いて4期生の寺田さん。

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普段は1歳半検診での支援や療育、不登校児の支援など発達の気になる小さなお子様の支援を行っているそうです。
また寺田さんは2歳のこどもさんを持つお母さんchick

 

子育てしながら働くお母さんの視点からのお話や、

今振り返ってみて、大学生時代にすべきことなど、これから実習に向かう学生さんたちにとって大変有意義なアドバイスを多くお話いただけました。


 

3番目は、10期生の松浦さん

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今年からOT2年目であり、ダダ第2クリニックのデイケアで勤務されています。

昨年も来てくれたので、今回は2回目の講義となりました。
現在は心の病を抱える方々が、日々のささやかな楽しみや、次のステップに進めるような支援のお話をしてくれましたhappy01

 

4番目は、2期生の三嶋さん。(写真左側)

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三嶋さんも昨年出産されたばかりでまだお子様も1歳。
最近復帰されたばかりで、保育園に預けながら働く頑張るママですchick


現在、浜松市就労支援センターふらっとで勤務されており、
障害をもちながらも、「働きたい」と願う方にしっかり寄り添い、様々な機関と積極的に連携し、
働きたい夢を実現させていくというお話で、地域支援を行うための重要な要素を学ぶことができました。

 

5番目は、今年の3月に卒業したばかりの11期生の原木さん(写真右側)

原木さんはさんぽみちで、放課後等デイサービスで勤務され、
発達や情緒等に心配のあるお子様たちに学校終了後の時間の支援をされているそうです。


様々な思いを抱えるお子様たちに寄り添い支援されているとのことで、
まだまだ働き始めただばかりながらしっかりと頑張っている姿に、新人さんながら頼もしさを感じましたsmile



6番目は、3期生の長谷川さん。

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長谷川さんはワークだんだんで、障害者の方々の就労支援を行っています。
一人一人に合わせたきめ細やかな支援を行っており、
その成果として、高い就職率を維持されているそうです。

 



最後は、1期生の菅原さん。
ダダ第2クリニックのデイケアで勤務されています。

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今年は、菅原さん自身が最近体験したことをエッセイにしてお話してくれました。
エッセイに合わせて、写真や動画も流し、学生も私も思わず、その世界に入り込んでいました

 

お話は長年のひきこもりで外出経験が殆どなかった方に、自転車の特訓をして、
ついに乗れるようになり、自転車で初めて見る海を見に行ったとのお話でした。

 

その方の人生が豊かに、あたたかく、明るく開けていけるように枠組みにとらわれず、その方にとって大切な作業の実現に向けて日々邁進している姿は、学生の心にきっと強く響くものがあったと思います。

 

 

講義の休憩時間には、就労支援施設ひだまりの道の方々による
コーヒーや、抹茶オーレやパイなどの販売があり、
いつもの教室にいながら優雅なカフェタイムを楽しめましたcafe

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お弁当や手作り雑巾の販売もあり、いずれも完売。大盛況でした。

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大変興味深いご講義と美味しいものをいただき、
至空会の皆様本当にありがとうございました。
卒業生の皆様の益々のご活躍を祈念しております。

当日は至空会で実習している2人の4年生も来ましたnote


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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2018年6月22日 (金)

【676】教員の論文が掲載されました

こんにちは、教員の鈴木ですaries


学術誌作業療法に中島准教授の論文が掲載されたのでお伝えします
以下、中島先生よりコメントをいただきました



学術誌に,私の研究が掲載されましたmemo

簡単に言うと,どんな作業をすると注意機能を担当する脳が活動アップするのかなというのを確かめたという内容です.なぜ失敗するのかなって考えながら学習することで,注意力はアップする可能性大です!作業は人間の脳活動を変える?!これからも作業療法の効果を研究していこうと思います!


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中島ともみ(聖隷クリストファー大学),宮前珠子聖隷クリストファー大学)他
「Open taskの誤りあり学習と誤りなし学習における前頭葉賦活領域―機能的近赤外線分光法による分析―」作業療法:p265~p275,2018

 
 
要旨:

作業環境に変化のあるopen taskの学習(客体操作)を,誤りありの学習errorful learnin(以下EF)と誤りなし学習errorless learning(以下EL)で行い,注意機能関連領域の活動の差異を検討した.
健常成人(右利き)、EF群6名(平均25.9±6.0歳),EL群6名(平均27.7.9±4.7歳)、に、描画課題におけるペン型入力装置での入力操作(非利き手)を学習させ,遂行時の前頭葉の脳血流動態を,機能的近赤外線分光法にて測定し比較した.
その結果,EF群で左前頭極と左背外前頭前野の脳血流内の酸素化ヘモグロビンの濃度が有意に上昇した.本研究の結果,open taskをEFは,注意機能関連脳領域を賦活する可能があることが示唆された.
 
よろしくお願いいたします


最後まで読んで下さりありがとうございました


【675】6月16日はオープンキャンパスでした!

こんにちは,教員の泉ですaquarius
6月16日にオープンキャンパスが行われましたsign01


今回も,全体イベントの前にウェルカムイベントを行いました
作業内容は「スタンプを使用した暑中見舞い&父の日に向けたポストカード作り」ですmail


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作業を行いながら話をすると話が弾んできます!これも作業療法の特徴ですnote


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次のリハビリテーション学部の全体講義では,新宮学部長より本学部の特長についてお話いただきましたkaraoke

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そして,全体会の後は,教室見学,学生との交流時間ですshine
様々な作業療法を体験していただき,その意味についても説明させていただきました.


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たくさんの人にお越し頂き、大盛況でしたup



また、センスのある学生達と一緒に作った聖隷OTインスタボードも好評でみなさん足を止めて下さってました


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作成してくれたみなさんありがとうございましたsign03

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さて、次のオープンキャンパスは8月になります.
色々なイベントを実施しておりますので,興味がある方もない方も,楽しんでいただけると思いますので,是非,参加してみてください!



お申し込みはこちらからpc

2018年度オープンキャンパス予定


最後まで読んで下さりありがとうございました


2018年6月20日 (水)

【674】ベンチ贈呈のおしらせ〜憩いのベンチはいかがですか?〜

こんにちは。教員の藤田ですbud


ワールドカップで日本がコロンビアに勝利しましたねsign01大迫選手ははんぱなかったですねsoccer



さて作業療法学科の1年生の基礎作業学という授業で
毎年、木工という作業の特性を学びながら、木製ベンチを作っています。

昨年度は、初めて地元浜松市天竜区で生産される天竜杉を用いてベンチを作りました。

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5~6人のグループで一生懸命慣れないノコギリや電動ドリルを使って作成し、今年も6台のベンチができましたshine


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そこで毎年恒例となりましたが、今年も近隣の福祉施設、病院、教育機関、各種団体様等に寄贈したいと思いますpresent

昨年の寄贈式の様子はこちら

【592】憩いのベンチ贈呈式〜新聞にも掲載されました〜



多くの方にご利用いただきたく思いますので、
1施設1台のみとし、大学まで取りに来ていただける施設に限らせていただきます。

ベンチは、2人がけで、幅114センチ、奥行き60センチ、高さ87センチです。
若干学生によって誤差が生じています・・・ご了承くださいcoldsweats01




寄贈は、7月27日の午後を予定しています。
この日が難しい場合は、またご相談ください。

お申し込みの締め切りは7月20日(金)までとさせて頂きます
先着順となりますのでお早めにお申し込み下さい

お申し込み方法など詳細はこちらからダウンロードできます

ベンチ寄贈の詳細について 

お申込みを学生と心よりお待ちしています。

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最後まで読んで下さりありがとうございました