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2018年6月22日 (金)

【676】教員の論文が掲載されました

こんにちは、教員の鈴木ですaries


学術誌作業療法に中島准教授の論文が掲載されたのでお伝えします
以下、中島先生よりコメントをいただきました



学術誌に,私の研究が掲載されましたmemo

簡単に言うと,どんな作業をすると注意機能を担当する脳が活動アップするのかなというのを確かめたという内容です.なぜ失敗するのかなって考えながら学習することで,注意力はアップする可能性大です!作業は人間の脳活動を変える?!これからも作業療法の効果を研究していこうと思います!


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中島ともみ(聖隷クリストファー大学),宮前珠子聖隷クリストファー大学)他
「Open taskの誤りあり学習と誤りなし学習における前頭葉賦活領域―機能的近赤外線分光法による分析―」作業療法:p265~p275,2018

 
 
要旨:

作業環境に変化のあるopen taskの学習(客体操作)を,誤りありの学習errorful learnin(以下EF)と誤りなし学習errorless learning(以下EL)で行い,注意機能関連領域の活動の差異を検討した.
健常成人(右利き)、EF群6名(平均25.9±6.0歳),EL群6名(平均27.7.9±4.7歳)、に、描画課題におけるペン型入力装置での入力操作(非利き手)を学習させ,遂行時の前頭葉の脳血流動態を,機能的近赤外線分光法にて測定し比較した.
その結果,EF群で左前頭極と左背外前頭前野の脳血流内の酸素化ヘモグロビンの濃度が有意に上昇した.本研究の結果,open taskをEFは,注意機能関連脳領域を賦活する可能があることが示唆された.
 
よろしくお願いいたします


最後まで読んで下さりありがとうございました