【179】集団の力を活用!~高齢者施設体験実習~
こんにちは、教員の鈴木です
老年期作業療法評価学では
学生が高齢者施設に見学に行く時間を設けています
(昨年の様子はこちら)
今年は7カ所の施設に分かれて同じ施設に2度行きました
1回目には施設サービスを利用している方々の特徴や
どのような人たちがどういった理由で生活しているのか
また、施設を利用する日としない日でどんな違いがあるのか
などを知るためにコミュニケーションを中心に行います
そして2回目に行ったときには
学生が立案した集団作業療法の計画を実施しました
作業療法は1対1だけで行われるものだけではなく
時には集団を対象にして作業療法を行います
それぞれの施設の利用者の方々に合わせて
目的、目標を設定し集団の力を活用して個人に働きかけます
計画内容も施設によって様々で季節感を取り入れたり
作品を作るプログラムを取り入れたり
体操やゲームを行ったりと様々な活動が行われました
2回目に訪れるまでに学生達は何度も計画を立て直し
計画の内容や、実施の流れがスムーズになっているか
計画に使う道具の準備やシミュレーションをして望みました
中には緊張のあまり上がってしまう学生もいたようですが
入念な準備の甲斐あってか学生同士の助け合いや
スタッフの皆様のサポートのおかげでどうにか行えたようです
集団作業療法の実施後には振り返り
計画は目的、目標にそって実施できたか
改良点はないかなどを検討します
学生の感想からは
「参加された方々に喜んでもらえてよかった」
「一人ではボーッとしている人が生き生きと参加していて驚いた」
「準備をしっかりしておくことの必要性が分かった」
「上手な声かけができるように、経験を積む必要がある」
など、今回の体験を通して様々な気付きを得られたようです
最後には利用者、スタッフの皆様と学生と記念写真
ご協力頂いた施設の利用者の皆様
スタッフの皆様ありがとうございました
今回、体験して学んだこと気づいたことを
臨床実習までに成長できるようにしていきましょうね
最後まで読んで下さりありがとうございました
※写真掲載について本人・施設に了承を得ています