【065】高齢者施設でレクリエーション
こんにちは、教員の鈴木です
暑い日が続いていますね~
熱中症にはみなさんご注意ください
さて今回は老年期作業療法学の授業で行った施設体験実習についてお伝えします
老年期の授業では実際の高齢者の方々に触れ合う機会を持つために
近隣の6か所の施設に分かれて2週間続けて同じ施設に行く体験実習を行ってます
1回目はコミュニケーションと見学と中心に行い
2回目は学生が集団作業療法の計画を立てて
作業活動やレクリエーションを企画し実施します
施設の特徴や利用されている方々の傾向に合わせて
どんな集団活動が必要なのか目的、目標を立てて計画します
ただ楽しく集団活動するのではなく
どのような工夫をしたらよいか
レクリーダーやサポートメンバーがどのように動けばよいのか
行い方をわかりやすく伝えるためにはにはどうしたらよいのか
一週間真剣に取り組んで計画を立てていました
施設のスタッフの協力もありどこの施設でも
上手に集団活動を行えていたとお褒めの言葉を頂きました
施設及び利用者の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございました
大切なことは、「楽しい時間を過ごした」ということではなく
計画の目標、目的は達成されたのかということ
学生たちは学校に戻ってから今回の実習を振り返り
「ゲームや作業の内容をもっと工夫すればよかった」
「わかりづらい説明をしてしまったので、わかりやすく伝えるようにしたい」
「声が小さくなってしまったので、大きい声を出せるようにする」
「夢中になって周りが見えなくなってしまったので、視野を広げる」
など、活動だけでなく個人の課題にも気づくことができました
今回の関わりを活かして、これからの実習、臨床現場にいかせるように
学生のみなさん頑張りましょうね
※写真・掲載について施設及びご本人の許可を得ています