【157】学内演習~プログラム編~
こんにちは、教員の鈴木です
今回の演習では前回の観察と評価結果を元に
作業が行いづらい原因を考えて、不足した情報をを収集し
作業ができるようにするためのプログラムを行いました
作業療法の役割は
作業ができるようになるために
.
その人自身の能力を高めたり
その人の行い方を変えたり
環境を調整したり
人に協力を求めたりなど
制度を使うことを提案したり
様々な関わり方があります
環境を調整する方法では家屋改修を提案したり
何かの作業を行いやすくするために
自助具というその人に合わせた補助具を提案したりします
たとえば、これ、、
何に使うかわかりますか
実は脳卒中の後遺症で片手が使いづらい人のための自助具
その人の手に握りやすい形にするため
ペンキ塗りなどに使うこてを改良したものです
アイロンがけの時に洋服を固定しやすくなり
スムーズなアイロンがけが行えるようになりました
他にも
片手で行うファスナーの付け方
効率的な裁縫の仕方
畳の部屋であぐら座りができるようにするための運動方法
不自由な手でも持ちやすいかごの持ち方
片手でも行いやすい料理の仕方
などなど、それぞれ担当させていただいた人に合わせて
プログラムを立案し実施しました
プログラムを実施してそれで終わりというわけではありません
自分たちの立案したプログラムが効果的だったどうか検証して
次回もっと良い関わりが行えるように振り返りを行います
そして、最後は毎回恒例の記念写真
演習協力者のみなさま
貴重な機会を下さり毎回ありがとうございます
3年生達はみな作業療法士らしい顔になったような気がします
そして来週からまた2回目の演習が始まります
3年生の皆さん、今回学んだことを生かして頑張っていきましょう
最後まで読んで下さりありがとうございました