【146】学内演習始まりました~COPMを用いた面接編~
こんにちは、教員の鈴木です
本日は3年生の演習についてお伝えします
ゴールデンウィーク前の授業から
3年生を対象とした学内演習が始まりました
この演習は近隣で生活している患者会のみなさまの協力を得て行っています
教員が見守るなか学生自身で協力者に面接し
観察評価や検査を行い介入プログラムを立てるという
実践に近い形式の演習です
面接はCOPM(シーオーピーエム)という面接用の評価を使って行います
COPMはカナダで開発された作業療法独自の面接評価で
正式名称をカナダ作業遂行測定(Canadian Occupational Performance Measure)
といい、日本の作業療法でもメジャーな評価法です
対象となる人の作業について
セルフケア、仕事、レジャーの側面から
やりたいと思っていることや
解決したいことについて聴きだしていきます
その人にとって意味のある作業を聞いた後は
重要度:作業についてどれくらい大切か
遂行度:どれくらいうまく行えているか
満足度:現在その作業にどれほど満足しているか
を聴きだし、目標設定や観察評価やプログラム立案につなげていきます
演習までの練習の甲斐あってか学生はみな和やかな雰囲気で
面接を行うことが出来ていました
次回は観察評価に入りますので
皆さんしっかり準備に取り掛かりましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました
写真掲載については協力者の許可を得ています